ＨＥＲＯＥＳ３ ＃５６

★ヒーローズ３　＃５６　異変☆

　どうしてもサイラーが死んだとは思えないベネット。
後頭部の凶器を抜いてみるが、やはり生き返らない。
そしてその凶器からＤＮＡ鑑定をしてみると、マーティンの情報が・・・
こうしてベネットは彼が変身能力を得たことを知る。
そしてそのサイラーの魔の手はベネットに届く。
サンドラに変身し、彼に離婚を切り出したのだ。
後にあのサンドラがサイラーであったことを知ると、
今度は本物のサンドラをサイラーだと疑ってしまう。
ベネットは今回のことはダンコが絡んでいると見極め、
自分がサイラーが変身したベネットと言う風に演じ、
ダンコの本心を知る。
そして、今、サイラーが彼の部下に変身し、任務中であると告げる。
ベネットはダンコと共に現場に向かい、その部下に銃弾を向ける。
だが、生き返るはずの部下は生き返らない。
追い詰められたベネットは逃亡する。
だが、実はその部下は本当にサイラーだった。
ひと芝居打ったのだった。
　マット（読心）を探すヒロ（時空操作）とアンドウくん（能力増強）。
マットＪｒとともに彼を探すが、マットＪｒは機嫌がいいと物を動かすが、
機嫌が悪いと、止めてしまう。
二人はこの能力に翻弄される。
　ダフニ（高速移動）の恨みを晴らすため、ダンコの弱みをさぐるマット。
そして、彼が大事に思う女性がいることを知る。
ダンコはその女性に対し、自分を偽っていた。
そのことを女性に告げたマット。
二人でダンコの元を訪れ、マットは本当のことをダンコの口から彼女に告げさせる。
女性は怒りを露にする。
マットはダンコにも大事な人を喪う、という痛みを味あわせるため、
女性に銃を向ける。
だが、罪のない女性を殺すことがマットにはできなかった。
ダンコは、マットに向けて銃弾を放つ。
その時、時が止まり、ヒロが現れる。
ヒロはマットを助ける。
マットはなぜ助けた、とヒロを責めるが、自分に息子がいることを知ると、
彼に生きがいを感じるのだった。
　インドに帰郷すべく身の回りを整理していたスレシュ（遺伝学者＆怪力）。
すると大家から、父の遺品があると聞く。
それを見たスレシュは、コヨーテ・サンズという場所の存在を知る。
　ネイサン（飛行）とクレア（不死身）はコヨーテ・サンズで、
アンジェラ（未来視）とピーター（能力吸収）と再会。
アンジェラはすべてはここから、と言い、とにかく掘れ、と言う。
すると数多くの人骨が・・・
これは一体、といぶかしがる皆の下に１台の車が到着。
そしてそこから降りてきたのは、ベネットだった・・・

ヒーローズも後半戦。
あのコヨーテ・サンズはいったい何なんでしょうね？
次回に期待、です。

グレイズ・アナトミー５ ＃３

★グレイズ・アナトミー５　＃３　ココロとカラダの限界点☆

　メレディスのもとに越してきたデレク。
そして、同居中のアレックスとイジーはいつ出て行くのか？と訪ねる。
恋人と友人の板ばさみになるメレディス。
イジーは貸しアパートを探し、アレックスに同居を打診。
だが、アレックスはすげなく断る。
クリスティーナに話すと、彼女はカリーとそこに越す、と言う。
イジーはひどい孤独感に苛まれる。
　病院ではリチャードが根本的な改革を行う、と訓示。
３年までのレジデントは専門を持たず、幅広く治療を行う、などだ。
これによって普段だったらクリスティーナが担当する患者がアレックスとなる。
その患者ジャックは、不運の連続で人生を悲観していた。
今回も車椅子での移動中にそれが壊れ、歩き出したところを、
水漏れが起こっていた病棟内の廊下で転倒し、頭部を強打。
その頭部を調べるべく、ＣＴ検査。
その検査の最中、やはり水漏れによって、ＣＴが故障。
さらには、オペ中に水漏れによって、開腹中に天井が落下。
だが、このことが原因で念入りに腹部を調べていると、
普段なら絶対に見つからないすい臓がんを発見する。
ジャックにも運が向いてきた、とアレックスは告げる。
　クリスティーナはデレクと共に、７年間頭痛に悩まされている患者を担当。
あまりの頭痛に前頭葉を切る、というオペを計画していたが、
レクシーが耳鼻科に問題のある症例を疑い、マークに相談。
マークが患者を調べると、まさにその通りだった。
そのレクシーは彼のオペに立ち合わせてくれる、というマークを断り、
再試験を行うジョージに付き添う。
　ジョージは再試験を試みるものの、その会場が水漏れの影響を受け、
試験どころではない。
改めて場所を探すものの、水漏れの惨状はひどく、試験を後回しにして対処する。
その水漏れだったが、リチャードは軽く見る。
ベイリーが外科病棟を閉鎖すべき、との意見も一蹴。
だが、それが裏目となり、結局は閉鎖するハメになった。
リチャードは教育病院としてのランクが下がったことから、
何とか挽回しようと必死になりすぎたのだった。
　メレディスはデレクに告げる。
あなたも家族、イジーもアレックスもみんな家族。
だから追い出せない、と。
てっきりデレクに怒られると思っていたメレディスだったが、
デレクはあっさり納得。
こうしてとりあえずは大団円となる・・・？

水漏れ、甘くみちゃダメですね。
今回、ウォーレンは出番なし。
クリスティーナとの恋を進展させてほしいんですがねー。

悪党

★悪党☆　　薬丸　岳

　少年時代、姉を強姦の上、殺された経験を持つ佐伯。
かつては警察官だったが、ある事件を起こし、今は探偵として働いている。
そんな彼が受けた仕事は、かつて息子を殺された初老の夫妻からのもので、
息子を殺した男の現状を知りたい、というものだった。
佐伯は対象者に近づく。
彼は振り込み詐欺のリーダーとして、良からぬ仕事をしていた。
夫妻は、佐伯に、彼を赦せるかどうか判断してほしい、と告げる。
佐伯は自身も被害者遺族であることから、彼を赦せない、と夫妻に告げる。
そして、悲しい事件が起きる。
その夫妻の夫は、息子を殺した男を刺してしまう。
佐伯は自分が言ったことで、幾人もの人が不幸になったことを悔やむ。
だが、探偵事務所の所長、小暮はこれに味を占め、
加害者のその後を調べます、と宣伝し、次々とその手の依頼が舞い込む。
そして、ある時、佐伯は見つけてしまう。
姉を殺した男の１人を・・・

私が勝手に注目している薬丸さんの最新刊。
今までとはちょっとスタイルが違うかな？
一見、短編集なのかな？と思いつつも、
ずっとつながってる、みたいな感じです。
今までのようなぞわぞわ感はないけれど、面白かったです。

ＬＯＳＴ５ ＃９８

★ＬＯＳＴ５　＃９８　島の裁き☆

　ベンが目覚めると、目の前にはロックがいた。
自分が殺したロックが、だ。
だが、ベンは驚かない。島に戻ればそういうこともあり得る、と思っていたのだ。
ベンはかつて自分がダニエルから奪ってきた娘アレックスを見殺しにしたことを悔いていた。
そしてその裁きを島から受ける、という。
ロックはベンと共に本島に向かう。
そしてかつてベンが住んでいた部屋に向かうと、そこにはサンとフランクがいた。
サンはここでロックを待て、と言われていたが、彼が生きているとは知らない。
だが、外にロックの姿を確認すると驚く。
フランクはサンに戻って助けを待とう、と言うが、サンはロックと行動を共にすることにする。
そして、ベンはロックに先導され、ジャングルをテンプルに向かう。
少し進むと、ベンはここだ、と言い、洞穴のようなところにはいってゆく。
ここからは一人で行く、ベンが言った矢先、足元が崩れ、ベンが落下。
遺跡のようなところに落ちる。
ロックは綱を探しに行く。
ベンはここが裁きの場であると感じる。
一人で地下遺跡を進んでいくと、あの謎の霧がベンを包む。
そして、彼の所業を映し出す。
さらに死んだはずのアレックスが現れ、そのアレックスはすごい形相で、
ロックに従え、と命令する。
ベンは肯き、再びロックのもとに戻り、彼に告げる。「生かされたよ・・・」と。
　ベンの怪我の理由・・・サイードによって命の危機にさらされた幼きベン。
彼を受け入れたリチャードを非難したのは、若きチャールズ・ウィドモアだった。
年を経て、因縁のある二人。
ベンはチャールズへの復讐のため、彼の娘ペネロピの殺害に向かう。
不意をついてエズモンドを倒し、ペネロピに銃を向けるものの、
彼女の息子の存在を知り、ためらう。
その隙をついたエズモンドによって、大怪我をさせられたのだった。

ベンとチャールズには深い因縁がありそうです。
あの冷酷なベンが実はアレックスのことについて自責の念があったとは驚き。
人間らしいところもあるじゃん。
今回明らかになったのは、ベンの怪我の理由。
なるほど、エズモンドにやられたのね・・・