え・いが ほん え・ほん

本や映画や海外ドラマの好きな私。その感想などを中心に書いてゆくつもりです。
子供に読んであげた絵本も紹介してゆきます。

キサラギ

2009-01-02 22:08:30 | 邦画
★キサラギ☆  小栗 旬  ユースケ・サンタマリア

 1年前に亡くなったアイドル如月ミキの追悼会をするべく集まった
彼女のファンサイトのオフ会。
管理者の家元(小栗)主宰のもと、安男、スネーク、オダ・ユージ(ユースケ)、
いちご娘の5人が集まる。
はじめは彼女のレアなもので盛り上がる彼らだったが、
オダが、彼女の焼身自殺は自殺ではない、殺された、と言い始める。
そして、オダは、ユキちゃんにはストーカーがおり、
そのストーカーこそ、いちご娘だ、と断言する。
そして、いちご娘は、部屋に入ったことは認めるが、
自分は殺していない、と反論するが・・・

面白かった、うん、すっごく。
場面はオフ会開催の部屋だけなんだけど、(ある意味舞台でもOK!)
そこで繰り広げられる死の真相。
次々にオフ会メンバーとミキとの関係が明らかになって、
ちりばめられた伏線が生きてくる。
期待以上の作品でした。

俺たちフィギュアスケーター

2009-01-02 21:55:24 | 洋画
★俺たちフィギュアスケーター☆  ウィル・フェレル ジョン・ヘダー

 スケート界のアイドルジミー(ジョン)と、そのライバルチャズ(ウィル)。
二人は国際大会で金メダルを分かち合うものの、その場で乱闘騒ぎを起こし、
男子シングル界から、永久追放を食らってしまう。
チャズはアイススケートショーで、着ぐるみをかぶって滑る仕事、
ジミーはスケートショップで働く、などと浮かばれなかった。
そんな時、ジミーはペアでの参加なら出場できることを知る。
が、女性パートナーは見つからない。
そして、偶然にもチャズと出くわし、そこでもまた乱闘をしでかす。
しかし、その乱闘シーンを見たコーチは、
男子ペアでの出場を提案。
二人はその提案をのみ、練習を重ね、大会で好成績を挙げるが・・・

コメディ俳優ウィル・フェレルの作品。
全米公開時から気になっていた作品です。
そして、これはなかなかに面白かった。
まず、着眼点がいいよね。男子ペアのフィギュア、なんて。
そして、およそスケーターらしくないフェレルの肉体。
もうそれだけで笑えます。
これはなかなかでしたが、二匹めのどじょうでしょうか、
俺たちダンクシューターは大コケだったようです。
それとジョン・C・ライリーと共演した
俺たちステップ・ブラザーズはビデオスルーなんですね・・・
期待してたのに。
まあ、どうせビデオで観るからいいんですけど・・・

ローグ・アサシン

2009-01-02 21:41:45 | 洋画
★ローグ・アサシン☆  ジェット・リー  ジェイソン・ステイサム

 FBI捜査官のクロフォード(ジェイソン)。
彼はローグ(ジェット)とよばれる殺し屋を追っていた。
そして、追い詰め、射殺した、と確信していた。
が、その時の相棒トムが、ローグによって家族共々惨殺されてしまう。
その3年後・・・しばらくなりを潜めていたローグが再び動き出す。
そして、サンフランシスコでは日本のヤクザとチャイニーズ・マフィアの対立が激化。
そこにしばしば現れるローグの影・・・
クロフォードはトムの仇、とばかりに彼を追い詰めようとするが・・・

うほっ、ジェット・リーが悪役??
と思ったら・・・
最後のオチは予想外でした。
でも今回は銃撃戦ばっかで、
肉弾戦が売りのジェットとジェイソンの魅力がイマイチだったなー。

ミス・ポター

2009-01-02 21:29:45 | 洋画
★ミス・ポター☆  レニー・ゼルウィガー  ユアン・マクレガー

 20世紀初頭のロンドン。時代はまだ封建的だった。
そんな時代の上流階級に生まれたビアトリクス・ポター(レニー)。
彼女は32歳で独身。自らが描く動物達が友達という、変わり者だった。
そのビアトリクスの描くウサギ(ピーター・ラビット)が本になることが決定。
だがその手筈を整えるのは、その出版社の末弟で、これが初仕事となるノーマン(ユアン)だった。
不安を感じつつも、次第に絵本は出来上がってゆく。
その出来は素晴らしいものだった。
絵本はベストセラーとなり、シリーズ化される。
そして、二人も次第に惹かれあい、結婚の約束をする。
が、ポター家では商売人との結婚を許さない。
しかし、避暑生活が終わった後でも二人の気持ちが変わらなければ
結婚を許す、と言われ、二人はしばしの別れを強いられる。
が、体調を崩したノーマンは、そのまま帰らぬ人になってしまう・・・

ピーター・ラビッドの作者の方の物語。
きっとお話は読んだことはなくとも、あの絵を見たことがない、という人は
少ないんじゃないでしょうか?
今でこそ、動物が服を着ている絵本は当たり前ですが、
1902年では画期的だったんでしょうね・・・
主役のレニーは、決して美人とは言えない方ですが、
オスカーを取るだけのことはあり、演技はいいですね。
秀作でした。