
最短撮影距離 0.9m
重量 179g(実測)

・Enna Lithagon 35mm F4.5(ドイツ製)
・Enna Lithagon 45mm F1.9 (ドイツ製)
・Cintar 50mm F2.8(米国製)
・Enna Tele-Lithagon 100mm F4.5(ドイツ製)
・Enna Tele-Lithagon 135mm F3.5(ドイツ製)
(135mm F3.5は以前に見慣れないマウントのレンズとして紹介していましたが、調べた結果、Argus C4 GEISSマウントであることが分かりました)
レアなマウントですからマウントアダプターは市販されていないので、マウントを改造することにしました。改造にあたってはWebの先達の方々のやり方を参考にさせていただきました。最終的にはライカL/Mリングを使ってMマウント化しています。


さて、写りのほうはどうでしょうか。絞り開放では周辺光量落ちはわずかにありますが、開放絞り値が大きい、いわゆる暗いレンズですので、四隅まで解像しています。




いずれもSONY α7+ENNA LITHAGON 35mm F4.5
暗いレンズの割には、いろいろな表情を見せてくれるレンズです。70年前のレンズとしてはかなり良いレンズと言えるのではないでしょうか。
参考文献
(*1):高島鎮雄「アーガス35の系譜」『カメラレビュー クラシックカメラ専科 70』朝日ソノラマ、2003年12月25日発行、pp.80
(*2):Stephen Gandy's CameraQuest https://www.cameraquest.com/arggeiss.htm