今日はマイクロフォーサーズ機に付けて、絞り開放で最短撮影距離付近での撮影です。35ミリフィルム判換算で48mmの画角となります。24mmなのでボケ量は少なめですが、ややボケは硬い感じもします。


本日のレンズは、京セラAFマウントの標準ズームKYOCERA LENS AF 35-70mm F3.3-4.5です。京セラAFのレンズとしては一番よく見かけます。
レンズ構成 7群8枚
最短撮影距離 0.33m
フィルター径 52mm
重量 250g
スペック的には平凡なレンズですが、広角側の開放F値が3.3というのが、ちょっと特別感があります。そういえばニコンのAF NIKKOR 35-70mmのも同じF値のものがありました。F3.3-4.5と似ています。細かいスペックを見ていくと最短撮影距離などに若干の違いもありますが、出所は同じレンズなんでしょうか。ご存じの方がいらっしゃれば、教えてください。
先日自作したマウントアダプターを使って、マイクロフォーサーズ機で撮影してみました。
写りのほうはどうでしょうか。絞り開放ではフレアがでます。
特に望遠側では甘く滲みがあり、いい感じじです。
優しい描写ですね。
被写体によっては独特な後ろボケが出て、これはこれで面白いかもしれません。
もちろん絞ればキリっとした絵になります。
いずれもLumix DMC-G2+KYOCERA LENS AF 35-70mm F3.3-4.5
絞りと焦点距離で表情の変化する面白いレンズです。
YASHICA ML MACRO 55mm F4を持って公園で撮影です。
名残のアゲハ蝶が花に寄ってきました。
花のアップ、背景がきれいにボケてくれます。なかなか良いです。
柔らかい光があふれています。
いずれもLumix DMC-G2+YASHICA ML MACRO 55mm F4
このレンズ、マクロレンズにしては柔らかいように思えます。好きなタイプのレンズです。
今日のレンズは、ヤシカのマクロレンズ YASHICA ML MACRO 55mm F4です。
レンズ構成 3群4枚
最短撮影距離 0.25m (ハーフマクロ)
フィルター径 52mm
重量 305g
普通の標準レンズほどの大きさで、マクロレンズとしてはなかなかコンパクトサイズにに収まっています。ヘリコイドを回すと、レンズ先端が伸びて最短撮影距離0.25mまで近づくことができます。1:2のハーフマクロレンズとなります。ヘリコイドもスムースで、かつ適度なテンションがあるので、ヘリコイドの繰り出し量の多いマクロレンズとしてなかなか好感触です。このML MACRO 55mm F4は富岡光学製とも言われているようです。詳しい方がいらっしゃればご教授よろしくお願いします。
このレンズは、本ブログでは初めてのヤシコン(CY)マウントになります。CY/EOS EFアダプターと絞り付きEOS EF/micro43アダプターの2枚重ねをしてデジタル撮影しました。
なかなか立体感のある絵になりました。
Lumix DMC-G2+YASHICA ML MACRO 55mm F4
もう少し使い込んで、いろいろなシーンで撮影してみたいと思います。
ここ数か月の間に、京セラのAFレンズ、YASHICA LENS AF 50mm F1.8とKYOCERA LENS AF 24mm F2.8が集まってきました。こうなると、ぜひ京セラのAFカメラにつけて動かしてみたいと思うようになりました。新宿あたりでも探してみましたが、なかなか見つかりませんでした。そうしているうちに、先日、いつも行くカメラ店のジャンクコーナーで、異彩を放つカメラが目につき、よーく見ると、京セラ230-AFではないですか。うれしくなってすぐに買ってしまいました。
帰って早速、接点磨いて電池入れてみると、液晶が点灯し、レンズ付けるとAFが作動しました。
そしてシャッター切ったら、なんとミラーが上がったままで停止してしまいました。電池を抜いて再度ONにしても全く動きません。せっかくセットがそろったのに「お終い」となり、がっかりです。もしかして何か情報はないかとネットで調べると、京セラCONTAXのカメラ共通の「ミラーずれ」という故障とのこと。この故障を直した先達の知恵をお借りして、ミラーボックスにドライヤーで少し熱を送ってそのあとそっとミラーを押して、所定の位置に戻しました。「動け」と祈りながら電池入れてスイッチ押すミラーが動き始めました。何度か試して問題なく作動することが確認できました。というわけで毎日、空シャッター切って楽しんでいます。
230AFのあの大きなストロボを外してみると、普通のカメラになります。ストロボ付いていると不格好ですが、外せばけっこう格好良いです。でも何か違和感があります。そうです、レンズの距離表示の位置が斜めなんです。位置が変です。
そしてもう一度ストロボ付けてみると、わかりました。ストロボが大きく前にせり出しているので距離表示が見えるよう、斜めについているのです。
なかなか、ユニークなシステムです。何とかマウントアダプター作って2本のレンズをデジタルカメラで使ってみたいです。
今日のレンズは、京セラのオートフォーカス(AF)用交換レンズKyocera LENS AF 24mm F2.8です。
レンズ構成 8群9枚
最短撮影距離 0.25m
フィルター径 58mm
重量 250g
先日取り上げたKyocera YASHICA LENS AF 50mm F1.8に続いて、また見つけてしまいました。類は友を呼ぶのでしょうか。
2本入手できたので、マウント改造ではなく、マウントアダプターを自作することを考えないといけません。どうやったらできるか、ただいま研究中です。
今日のレンズは、京セラのオートフォーカス(AF)レンズ YASHICA LENS AF 50mm F1.8です。
レンズ構成 4群6枚
最短撮影距離 0.45m
フィルター径 49mm
重量 200g
1985年にミノルタから発売されたAF一眼レフα-7000以降、各社は競ってAFシステムの開発を加速させました。その中でヤシカを引き継いだ京セラは、翌年暮れに新たなAFシステムとして、Kyocera 230-AFとAF専用レンズ群を発売しました。AFレンズのマウントは、それまでのヤシカ/コンタックスのMFレンズとは異なる形状の新規のマウントでした。その後、3-4機種発売しましたが、6年半後の300-AFを最後に京セラのブランドとしてのAF一眼レフから撤退ということになりました。販売期間は7年くらいと思われますので、普及する前に早々に退場したレアなレンズマウントということになります。
造りはしっかりしているようです。マウントの姿や接点形状など、何かミノルタのAFレンズに似ているような気がします。
私が入手した個体は、ジャンクでしたので、レンズにクモリが出ています。そのうちレンズを清掃し、レンズマウントも改造してしまおうかと考えています。
1960年代の初めに発売されたAUTO YASHINON 5cm F2です。
M42マウントの半自動絞りタイプになっています。半自動絞りとは、絞り環を動かすと絞られていくのが、マウント側の銀色のレバーを動かすと絞りが一旦開放になってピント合わせをします。シャッター切るときには元の絞りに絞られるという機構です。初期のM42マウントの一眼レフで採用されていた機構ですね。以前に紹介したPentax Auto-Takumar 35mm F3.5もレバーの形状は異なりますが同じく半自動絞りでした。
レンズ構成 4群6枚
最短撮影距離 0.55m
フィルター径 46mm
重量 227g
絞り開放で撮ると、背景のボケに少し口径食が見られて、ゆるかに廻っています。
至近距離では、少し柔らかい玉ボケが出ています。
ボケはやわらかいようです。心地よい個性というところでしょうか。
いずれもSONY α7+AUTO YASHINON 5cm F2