迷レンズ探訪

あまり陽の目を見ないレンズやカメラを取り上げていきます。

レトロなデザインのエレベーター

2021-11-26 17:54:31 | SONY E-mount lens

今年は11月に開催されたクラシックカメラ博、会場は上野松坂屋でした。会場に向かうエレベーターが、なかなかレトロなデザインでした。

まず目につくのが、円盤状の階数表示。現在位置を針で示しています。アナログ表示ですね。そして、上り、下りを丸行灯で表示します。エレベーターが近づいてくると電球色に点灯します。

 

丸行灯型の上り下り表示が、ずらっと並んでいる景色、とても令和の時代とは思えません。こういうエレベーターのデザインは、ずっと残しておいてほしいですね。

  NEX-3N+E16/2.8

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にょきにょき

2021-11-22 11:03:49 | SONY E-mount lens

木々の間からにょきにょき生えるビルたち

 NEX-3N+E16/2.8(2枚の写真をパノラマ合成と歪曲補正ソフトで加工)

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何か変だよ、謎のレンズ ZOOM LENS 18-108mm F2.5(Cマウント)

2021-11-13 23:24:02 | Cine lens, TV lens

とあるカメラ店で、ショーケースの隅にひっそりと置かれていた見慣れないレンズを発見、素性もよくわからず入手してきました。ZOOM LENS 18-108/2.5と書かれているCマウントのレンズです。メーカー名はどこにも書かれていません。同スペックのレンズは以前に紹介したことがありますが、最短撮影距離やケラれ具合などは異なるようです。
マイクロフォーサーズ機につけると、無限遠も出て、望遠側でケラレもなく使えることが分かりました。


   レンズ構成    不明
   最短撮影距離   0.6m位
   フィルター径   52mm
   重量                  650g

レンズを見ると、ズームレンズなのに焦点距離表示や距離表示がありません。それだけでなく、カメラにつけてみると違和感があります。なんだか変です。お気づきになりましたか。そうなんです、絞り値の表示がカメラ側から見ると上下逆さに書かれています。さらに鏡胴側面のレンズ名も上下逆さなんです。つまり、カメラ側から見て読むためではなく、レンズ先端側から見て読めるようになっているのです。


さて、これは何のためのなのでしょうか。Webで調べると、どうもマシーンビジョンレンズのようです。レンズをカメラにセットした状態で、レンズ側から絞り設定などを変更できるようになっているようです。


さて、写りのほうはどうなんでしょうか。
広角側では、マイクロフォーサーズでもけっこうケラれ、丸く写ります。

 

望遠側でようやくケラレがなくなる感じです。絞り開放で周辺は甘い描写ですが、中心はしっかり解像しています。

 

近接撮影では、けっこうきれいなボケが出ます。

 

適度な焦点距離で使うと、グルグルがかなり盛大に出ます。なかなか美味しいレンズです。こういうレンズ、好物です。


いずれもLumix DMC-G2+ZOOM LENS 18-108mm F2.5


世の中にはいろいろなレンズがあるのですね。

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最小クラスの明るい40mm G.Zuiko Auto-S 40mm F1.4

2021-11-09 22:50:12 | OM & Pen mount lens made by OLYMPUS

オリンパスのハーフ版一眼レフPen-F用の標準レンズG.Zuiko Auto-S 40mm F1.4です。
以前に標準レンズF.Zuiko Auto-S 38mmF1.8を紹介しましたが、それより少し明るいレンズとなります。40mm F1.4のスペックとしては、かなり小型のレンズです。

   レンズ構成   6群7枚
   最短撮影距離  0.35m
   フィルター径  43mm
   重量                167g

フルサイズで撮影してみると、遠景の場合は四隅が少しケラれます。撮影時に1.1倍に拡大するとケラれが解消します。

 

さて写りのほうはどうでしょうか。開放絞りでは四隅がやや甘くなりますが、F4まで絞ればごらんのとおり、素晴らし絵になります。

 

次は絞り開放での近距離の撮影ですが、なかなか素直なボケです。

 

本来の画角より広いフルサイズの絞り開放ですので、周辺は少し口径食が出ているようです。またほんの少し廻っているようにも見えます。

 

最短撮影距離の0.35m付近で絞り開放にすると、ちょっと暴れ気味ですが、玉ボケも出ます。

いずれもSONY α7+G.Zuiko Auto-S 40mm F1.4

40mmとはいえ、開放絞りのF1.4ではピントが浅く苦労しますが、なかなか面白い写りをする優秀なレンズです。もっといろいろなところで使っていきたいレンズですね。

 

 

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さよなら、レトロ電車

2021-11-06 23:47:27 | Lens made by SIGMA

ことでん(高松琴平電気鉄道)の大正生まれのレトロ電車120号と300号が、ついに2021年11月3日にラストランとなりました。今後は事業用車両として工場内で使用されるとのことです。
ラストランには立ち会えなかったので、今から15年前に、120号と300号が現役車両として定期運用されていた写真を紹介します。この姿を撮影した翌年には、定期運用が消滅しました。

まずは、120号。
朝の増結運用が終わり、休憩場所に移動です。


 *istDS+Sigma 18-50mm 1:3.5-5.6DC 瓦町-花園  2006.7.25


側線でちょっと休憩。


 *istDS+Sigma 18-50mm 1:3.5-5.6DC 瓦町-花園  2006.7.25


夕方は増結運用で活躍します。


 αSweet Digital+Minolta AF 75-300mmF4.5-5.6D 瓦町-花園 2006.7.24

次に、300号。
朝ラッシュ時の運用、長尾側に増結されます。


 *istDS+Sigma 18-50mm 1:3.5-5.6DC 瓦町-花園  2006.7.25


高松築港駅で出発を待ちます。


 *istDS+18-50mm 1:3.5-5.6DC 高松築港  2006.7.25


300号の特徴は、戸袋の丸窓です。


 *istDS+Sigma 18-50mm 1:3.5-5.6DC 高松築港  2006.7.25


昼間は、側線で昼寝しています。後ろは325号。


 *istDS+Sigma 18-50mm 1:3.5-5.6DC 瓦町-花園  2006.7.24


さよなら、300号。


αSweet Digital+Minolta AF 75-300mmF4.5-5.6D 片原町-瓦町 2006.7.26

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