こちらは、今月の新潮文庫の新刊。「センセイの鞄」などの作者・川上弘美さんの作品です。
小さな古道具屋を舞台に、主人公の<ヒトミさん>、店主の<中野さん>、その姉の<マサヨさん>、バイト仲間の<タケオ>の恋愛模様を描いたお話。年の離れたこの4人はみんな恋に不器用で、どことなく親しみを感じます。骨董品ではなく、古道具を扱っているところも、庶民的です。
物語は、「角型2号」「文鎮」「バス」…といくつか分かれていますが、どれもとりとめのない話ばかり。だけど、ただ同じ時間を共有し、日々の出来事を語り合ったりするのって、幸せな光景だなとしみじみ思いました。300ページ以上の長編ですが、さらっと読むことができました~。
また、ときどきエロい部分があったのだけど、物語とは直接、関係なかったりするような?どういう意味があるのか、ちょっとだけ気にかかりました・・・。
小さな古道具屋を舞台に、主人公の<ヒトミさん>、店主の<中野さん>、その姉の<マサヨさん>、バイト仲間の<タケオ>の恋愛模様を描いたお話。年の離れたこの4人はみんな恋に不器用で、どことなく親しみを感じます。骨董品ではなく、古道具を扱っているところも、庶民的です。
物語は、「角型2号」「文鎮」「バス」…といくつか分かれていますが、どれもとりとめのない話ばかり。だけど、ただ同じ時間を共有し、日々の出来事を語り合ったりするのって、幸せな光景だなとしみじみ思いました。300ページ以上の長編ですが、さらっと読むことができました~。
また、ときどきエロい部分があったのだけど、物語とは直接、関係なかったりするような?どういう意味があるのか、ちょっとだけ気にかかりました・・・。