キキリ・キキリ・キキリ

-北海道の昆蟲と自然-

北海道の昆虫の写真を中心に、身近な生き物や自然を紹介しています。

春陽を浴びて

2007年04月21日 | チョウ目
久しぶりに札幌を離れ、北海道の南の方へ。

概ね天気は良く、顔はうっすら日に焼けてしまった。

お昼休みにちょっくら山に入り、春を撮ってきました。


まず、フクジュソウ以外で春を感じたのはコレ!


ギョウジャニンニク

北海道の山菜の定番。
我が家では野菜炒め、おひたし、醤油漬け、餃子の具として大活躍の野草である。
出始め、といった感じで、この地域ではGW中がベストでしょう。


次にコレ。何だか判りますか?


小さなザゼンソウみたいだが、


だんだん大きくなると・・・


葉を広げて、蕾を見せます。
開花させているものはまだ見なかったが、カタクリも始まったようだ。


昆虫で春を感じたのはコレ!


ニホンセセリモドキ[Hyblaea fortissima]

発見当初はセセリチョウが飛んでいると思った。
この時期だからミヤマセセリかな?
とも思ったが、全然小さい。
日当たりの良い林縁の枯れ草の上に止まった。
そーっと近づくと、蝶のように昼間活動するセセリモドキであった。
この時、付近で見かけた数は4個体。
枯れ葉に止まるとお尻の方から羽毛の様なものを広げる。


最後に夕方、西日を浴びたアズマイチゲ。



とても可愛らしかったので、貼っておこう。

ヒメギフチョウが飛ぶのはもう直ぐです。