ハマベオオハネカクシ[Hodropinus fossor]★★★
北海道、本州(東北地方北部)、利尻島、サハリンで記録されている。
体長は16~23㎜。海浜性の甲虫で、ゴミや海藻類の下から見つかる。
ハンミョウの様な顎を持ち、出会った生き物は何でも素早く襲う激しい性格の肉食ハネカクシ。
先日のカラフトオニヒラタシデムシと一緒に採集できた。
ハネカクシ科は甲虫目の中でも種数の多いグループであるが、微細な種も多く同定が非常に難しいので、一般的には敬遠されがちでメジャーな甲虫ではない。
しかし、このハマベオオハネカクシはメチャ格好良くとても強い。
その姿は海辺のギャングである。