6月10日（土）
オシマルリオサムシのシーズン到来！
この日の天気予報は一日雨。明日は晴れ。
「今日行かなきゃいつ行くの？」ってことで、
昼過ぎに自宅を出発！渡島半島方面へ向うのでありました。
札幌から南西方向（道南方面）に晴れ間が見える。
一年振りにオシマルリに会えるかと思うと、ウキウキ、ワクワクです。
片道約170kmをエコドライブでPM5:30に現地着。
この遠征によって１頭も得られなければ、往復￥10,000のガソリン代が無駄になる。それだけはどうしても避けたい。
林道を入ってすぐ、道にイワナが棲めそうな渓流が出来ている・・・。
現地はまだ雨が降っており、ウキウキしていた心は消え失せるのでした。
実際にこの辺は大雨洪水警報が出ていた模様・・・やばかった
林道の決壊こそなかったが、標高が高くなるにつれ霧が濃くなる。
ヒグマの気配もビンビンだ。
出て来たのは「熊注意」の看板。
北海道の山では極当たり前の一品であるが、この絵の熊だとしたら相当悪るそうだ・・・。
PM6:00を過ぎてしまったので、ＰＴ設置は明日行うこととし、実績のある箇所に生け捕りワナを仕掛け下山した。
この町に一つしかないコンビニで夕食と朝食用の食料を買い、とある自然公園の駐車場で車中泊することにした。
PM8:00を過ぎ、あたりは真っ暗。雨は一向にやまない。強くはないが小雨の状態が続いている。気温も9℃。
これじゃ今季初のミヤマクワガタも拝めそうにない。しかし、万が一を考え灯下周り。これが虫屋のサガである。
で、見つけたのは・・・。
エゾハルゼミ［Terpnosia nigricosta］★
森林に普通。5～6月に鳴く。
不明ガ
即、撤収！
明日は早い。予定ではAM3:30起床。
もう、PM9:30を過ぎたので、寝ることにする・・・
・・・が、期待と寒さでなかなか寝付けない。
PM10:00、少しウトウト・・・zzz。
寝付いてまもなくだと思うが、「ゴロン、ゴロゴロ、ドスーン、バリバリ、ザザザザッバーン！」
突然の轟音に飛び起きる。
それも一度ではなくニ度三度、断続的に轟音が続く。心臓はバクバク。
闇夜で何がなんだかわからないが、駐車場の川向かいの崖が崩れているようだ。
それも相当量。急いで避難。とんだ睡眠妨害である。
どこで休むべきか？国道沿いの駐車場は激しい騒音だし・・・
考えた挙句、オサポイントの林道に入り、崖や川が近くにない場所で泊まることにした。
PM11:00 体は疲れているのだが、さっきの崖崩れの緊張と「ヒグマ襲来」の勝手な妄想により、これまた寝付けない。
やばいよぉ、明日は昼までに帰らないといけないのに、寝不足になってしまう。
ううぅ・・・・・・zzz。
6月11日（日）AM3:30
大音量の携帯アラームに驚き起床。
非常に体がダルい。外は霧雨。最悪だ・・・。
ヒグマが活発な時間帯であるが、AM4:00～7:00の間に予定した全てのコップを仕掛け終えた。
早朝から一人でヒグマエリアのＰＴ掛け。絶対オススメ出来ません。
しかし、霧の中のブナの森。とても神秘的である。
懲りずにブナに付く虫を探してみた。
アカガネカミキリ[Plectrura metallica metallica]★★
山地で見かける。
以上。
生け捕りワナは成果なし。今後、ＰＴに昨年以上入ってくれればそれで良い。
山を降りると曇っているが雨はあがっていた。別の林道を寄り道する。
いきなり目に飛び込んできたのは・・・
イボタガ[Brahmaea wallichii japonica]★★★
広葉樹林近くの灯下で見かけることがある。
アオダモ、イボタなどを食草とする。
街灯の下や公衆トイレの壁にへばり付いているのは見たことあるが、
林内で見るのは初めてである。木目調の中に木星の「大赤斑」のような斑紋が美しい。
プライヤシリアゲ[Panorpa pryeri]★
平地から山地まで林縁や草原に生息。
ヤナギハムシ[Chrysomela vigintipunctata]★
主に河畔のヤナギに生息。
キタセスジヒメハナカミキリ[Pidonia amentata kurosawai]★
最も普通にみられるハナカミキリ。
さてさて、もうAM8:00である。
お昼にまでに帰宅しないといけないので、あと一箇所寄り道出来そうだ。
どうせなら、天気の良い場所が良い。
ラジオに耳を傾けると、札幌が晴れてて気温が高いとのこと。
行き先は決まった。
《初夏の山地の昆虫》へ続く。
オシマルリオサムシのシーズン到来！
この日の天気予報は一日雨。明日は晴れ。
「今日行かなきゃいつ行くの？」ってことで、
昼過ぎに自宅を出発！渡島半島方面へ向うのでありました。
札幌から南西方向（道南方面）に晴れ間が見える。
一年振りにオシマルリに会えるかと思うと、ウキウキ、ワクワクです。
片道約170kmをエコドライブでPM5:30に現地着。
この遠征によって１頭も得られなければ、往復￥10,000のガソリン代が無駄になる。それだけはどうしても避けたい。
林道を入ってすぐ、道にイワナが棲めそうな渓流が出来ている・・・。
現地はまだ雨が降っており、ウキウキしていた心は消え失せるのでした。
実際にこの辺は大雨洪水警報が出ていた模様・・・やばかった
林道の決壊こそなかったが、標高が高くなるにつれ霧が濃くなる。
ヒグマの気配もビンビンだ。
出て来たのは「熊注意」の看板。
北海道の山では極当たり前の一品であるが、この絵の熊だとしたら相当悪るそうだ・・・。
PM6:00を過ぎてしまったので、ＰＴ設置は明日行うこととし、実績のある箇所に生け捕りワナを仕掛け下山した。
この町に一つしかないコンビニで夕食と朝食用の食料を買い、とある自然公園の駐車場で車中泊することにした。
PM8:00を過ぎ、あたりは真っ暗。雨は一向にやまない。強くはないが小雨の状態が続いている。気温も9℃。
これじゃ今季初のミヤマクワガタも拝めそうにない。しかし、万が一を考え灯下周り。これが虫屋のサガである。
で、見つけたのは・・・。
エゾハルゼミ［Terpnosia nigricosta］★
森林に普通。5～6月に鳴く。
不明ガ
即、撤収！
明日は早い。予定ではAM3:30起床。
もう、PM9:30を過ぎたので、寝ることにする・・・
・・・が、期待と寒さでなかなか寝付けない。
PM10:00、少しウトウト・・・zzz。
寝付いてまもなくだと思うが、「ゴロン、ゴロゴロ、ドスーン、バリバリ、ザザザザッバーン！」
突然の轟音に飛び起きる。
それも一度ではなくニ度三度、断続的に轟音が続く。心臓はバクバク。
闇夜で何がなんだかわからないが、駐車場の川向かいの崖が崩れているようだ。
それも相当量。急いで避難。とんだ睡眠妨害である。
どこで休むべきか？国道沿いの駐車場は激しい騒音だし・・・
考えた挙句、オサポイントの林道に入り、崖や川が近くにない場所で泊まることにした。
PM11:00 体は疲れているのだが、さっきの崖崩れの緊張と「ヒグマ襲来」の勝手な妄想により、これまた寝付けない。
やばいよぉ、明日は昼までに帰らないといけないのに、寝不足になってしまう。
ううぅ・・・・・・zzz。
6月11日（日）AM3:30
大音量の携帯アラームに驚き起床。
非常に体がダルい。外は霧雨。最悪だ・・・。
ヒグマが活発な時間帯であるが、AM4:00～7:00の間に予定した全てのコップを仕掛け終えた。
早朝から一人でヒグマエリアのＰＴ掛け。絶対オススメ出来ません。
しかし、霧の中のブナの森。とても神秘的である。
懲りずにブナに付く虫を探してみた。
アカガネカミキリ[Plectrura metallica metallica]★★
山地で見かける。
以上。
生け捕りワナは成果なし。今後、ＰＴに昨年以上入ってくれればそれで良い。
山を降りると曇っているが雨はあがっていた。別の林道を寄り道する。
いきなり目に飛び込んできたのは・・・
イボタガ[Brahmaea wallichii japonica]★★★
広葉樹林近くの灯下で見かけることがある。
アオダモ、イボタなどを食草とする。
街灯の下や公衆トイレの壁にへばり付いているのは見たことあるが、
林内で見るのは初めてである。木目調の中に木星の「大赤斑」のような斑紋が美しい。
プライヤシリアゲ[Panorpa pryeri]★
平地から山地まで林縁や草原に生息。
ヤナギハムシ[Chrysomela vigintipunctata]★
主に河畔のヤナギに生息。
キタセスジヒメハナカミキリ[Pidonia amentata kurosawai]★
最も普通にみられるハナカミキリ。
さてさて、もうAM8:00である。
お昼にまでに帰宅しないといけないので、あと一箇所寄り道出来そうだ。
どうせなら、天気の良い場所が良い。
ラジオに耳を傾けると、札幌が晴れてて気温が高いとのこと。
行き先は決まった。
《初夏の山地の昆虫》へ続く。