「大船軒が埼玉で再出発」と
いう記事が目に止まって驚き
大船軒と言えば「鰺の押寿し」
横浜と鎌倉の間のような地で
育った私には懐かしい駅弁。
地元では単に鯵寿しと呼ばれ
ほとんどの人が帰宅途中に買
って帰り、電車の中で食べる
ものではありませんでした。
(※通勤列車ですからね~)
鎌倉のソウルフードはあなが
ち大げさではないかも。鎌倉
ハムや鳩サブレーと並ぶはず
でも「サンドウイッチ」弁当
の方が先で、これが日本初の
駅弁サンドだったとは知りま
せんでした。(鯵寿し推し)
記事で創業者の妻が薩摩藩士
の娘で、鎌倉ハムにもつなが
る一家であると知りビックリ
我が家も父方の祖母が薩摩藩
士の娘で、東京畜産(後のトー
チクハム)創業家のつながり。
やはり鹿児島は養豚発祥の地
なんだと、まさかの大船での
不思議なご縁に驚きました。
鰺の押寿しは相模湾で獲れる
小鯵を使った駅弁として名を
馳せましたが(今は輸入品か)
海なし県の埼玉県に移転とは
92年の歴史に幕だそうで、確
かに一つの時代の終わりを感
じます。私もまた鎌倉の老人
ホームに入っていた父が他界
し、横浜の実家もなくなり、
大船とは縁遠くなりました。