ニュージーランド移住記録:日記「さいらん日和」

2004年に香港からニュージーランドに移住した西蘭(さいらん)一家。子育て終了、仕事もリタイア。好きに生きる記録です。

父の葬儀の日

2020-07-21 | 家族&夫婦
今日は父の葬儀の日でした。
北に向かって冥福を祈りました。


ちょうど大雨が降っていました。

旅立ちの雨は縁起がいいそうで
緑も一段と鮮やかで美しい


妹が状況が目に浮かぶリアルな
メールを送ってきてくれました。
参列したのは父の妹たち4人に
ご主人の1人と妹夫婦でした。




コロナ禍とはいえ、アニキが亡くなったのに
「直葬&そのまま当日納骨。お坊さんもなし」
という強引なスケジュールはさすがに不満
な人もいるかな、と思ってたらみんな当たり
前のようにすんなり受け入れてくれました。


棺には写真で送った数独の本2冊と鉛筆に

加えて新聞の切抜きもいっぱい入れました。
本2冊じゃすぐ終わっちゃいそうだから。


なにより、お父さんの骨の立派さと美しさよ
みんなで驚嘆の声を上げちゃった。
真っ白。


悪かったところは色が悪いと言うじゃない。
眩しいくらい真っ白だったよ。


骨の残り具合も粉々になったりしてなくて、
膝や肘や足の付け根の関節なんか、ハート
型みたいな原形のままだし、腕や脚の骨も
肘から手首とか膝から足首くらいまで、
長いまま。耳も固まりで両耳とも耳の穴まで
そのまま。理科室の標本みたい。


ひとつひとつの解説にみんなでわぁわぁ
声上げて賑やかな骨上げ(←想像できる)


骨壺にぎっしりで重くて、運ぶのはオットに
託されました。みんなも代わる代わる持って
「これ腰やられる」って(笑)


成長する少年時代にはたいしたもの食べて
なかっただろうし、原爆の翌日に爆心地に
入って多少は被爆もしてただろうし、大人
以降はタバコに酒に糖尿にと褒められない
91年3ヶ月の答がこの骨なら立派すぎ


全体的に明るく穏やかな1日でした。



夜ご飯は善(23歳)が作ってくれ

完全なベジタリアンでお腹が空いた
親たちは、後からご飯追加(笑)


善にシティーのジャパレスで串団子🍡
を買ってきてもらい、和菓子好きだった
父を偲びながら4人でいただきました。
(↑きな粉好きなGFちゃんまで・・笑)




  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする