ニュージーランド移住記録:日記「さいらん日和」

2004年に香港からニュージーランドに移住した西蘭(さいらん)一家。子育て終了、仕事もリタイア。好きに生きる記録です。

コロナの次に来るもの

2020-07-15 | 経済・政治・社会
コロナの次に来るもの
それはインフレではないかと。


各国がコロナで突然止まった
経済や国民の収入を補てん
するために、輪転機を回して
紙幣を刷り続け、ばら撒いて
いるのは、どこで、どう、
収束していくのでしょう


こんなことが続くわけがない
と思ってはいても、失業者を
救済し、資金繰りが悪化した
企業を支援するとなると、
ともかくカネ、紙幣が要る。


国が国債を発行して、それを
中央銀行が買い上げることで
財政資金として紙幣を大量に
供給する、いわゆるヘリマネ、
まさに空からカネが降ってくる
ようなヘリコプターマネー


今のような非常時には必要な
究極の政策なのでしょうが、
この後に何が起きるのか


英語のインフレーションが物価
上昇と訳されるように、インフレ
というと「モノの値段が上がる」
ことばかりが注目されますが、
「お金の価値が下がる」ことで
もあり、コロナ禍の中でそれが
急速に進んでいるのでは
という気になってきました。


今回は世界同時進行の混乱と
あまりにも大量の紙幣供給で
「モノの値段が上がる」よりも
「お金の価値が下がる」ことの
方が先に起きているのでは
と感覚的に感じています。


インフレに勝つにはまず「金」
でしょうが、3月の躓きなど
ものともせぬ勢いで上がり、



「仮想通貨の金」になるかも
という、誕生以来初の経済
危機を迎える「ビットコイン」



そして「イーサリアム」

どちらもチャートだけ見たら
大ブレイクの前夜に見える
のは目の錯覚でしょうか。


4月に「水より安い」という
水準まで売ら込まれた原油
もだいぶ戻って来ました。


インフレの中で価値を失う
カネが、少しでも減価しない
行き先を嗅ぎ分け始めて
いるような気がしています。


人類がウイルスとの闘いの後
ばら撒いたカネとの闘いに
直面することがないように


個人では原油買っとく訳にも
いかないし💦できる限りの
資産形成で家計のインフレ
対策を考えていかないと



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