ニュージーランド移住記録:日記「さいらん日和」

2004年に香港からニュージーランドに移住した西蘭(さいらん)一家。子育て終了、仕事もリタイア。好きに生きる記録です。

犠牲の上の日常

2020-07-04 | 経済・政治・社会
ロトルア旅行前回のパイアヌイ
と同様に虹を追いかけつつ南下

冬のNZらしい光景です。


ロトルアに入ると左手に見えてくる
の毛刈りショーで有名な農場
テーマパーク(?)のアグロドーム
なくなってるっ💦


建物そのものがなくなった
動物を囲い込んだ柵もなく
普通の農場に見えましたが、
動物たちも見あたりません。


移住前の香港時代にも来ていた
むかしからある観光地でした。

(※確かココだった?)


その後、すぐに右手に見えて
くるのがロープウェイのある
スカイライン

えっ
と、止まってる💦💦


ゴンドラが等間隔にロープに
ぶら下がっているばかりで
動いていませんでした


ロープウェイが動かなければ

山の中腹の観光施設まで行けず
ここで有名な乗り物ルージュも
できず食事も買い物もできず。


街に入る前から心配していた
新型コロナの影響を目にして
さすがにドッキリ


ホテルはお得意のグラブワン
でリッジス泊。出張者らしい
人やグラブワンらしい中高年
のカップルなど(←含:自分)で

専用駐車場のクルマの数を
みるとまずまずの稼働率?


お気に入りのワイキテバレー

かけ流しの岩風呂風から


温泉プールまである場所で

驚くほどの混みようでした。
学校行事風の留学生や
ロックダウンをNZで過ごした
らしい外国人バックパッカー
風の人たちが大勢いました。


食事は地元民も多そうな場所
を選んだせいか平日にしては
そこそこの入りとテイクアウェイ

イタリア尽くしの壁(笑)


中華料理店も団体客は失って
しまったでしょうが、お客も
テイクアウェイも切れ目なく。

ここは再訪あるあるです


小高い山に登ってみたら

見渡す限りの植林


伐採も進んでいました。

遠目にはマッチ棒のよう。


でも電柱との対比で木の大きさが
わかる(でしょうか?💦)



NZの林業は中国のためにある
ようなもので、対中輸出が80%
を占め国内市場は知れたもの。

計算上はこの木の大半が中国へ。


伐採後土地を休ませ再び植林。



この木が出荷時期を迎えるのは
20数年後。その頃のロトルアは
NZは、中国は、世界は、自分は
どうなっているだろう



コロナを恐れずに自由に移動が
でき、ソーシャルディスタンスも
マスクもいらない日常生活は、
外国人が入国できないことで
保たれているともいえます。


それは外国人相手の観光業や
留学産業、外食や小売、航空業
など特定業種とそれに携わる
人たちの犠牲の上に成り立って
いることを忘れないように



この急激なリセットが後から
振り返ったときに、NZの進歩
につながっていますように



こちらはコロナに関係なく
混み合うカフェ・ド・パリ

いつもホッとする場所なのは、


オーナーのバレリの神業かも

フランス尽くしの壁(笑)


帰りにはスカイラインのロープウェイが
動いていて、週末にかけて営業してる

がんばれロトルア



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