ニュージーランド移住記録:日記「さいらん日和」

2004年に香港からニュージーランドに移住した西蘭(さいらん)一家。子育て終了、仕事もリタイア。好きに生きる記録です。

スーパーラグビーと印象派

2018-05-12 | オーストラリア
サンシャインコーストのヌーサで不動産を購入した時に
お世話になったラグビー好きの不動産屋夫婦からメールが届き、


「サンウルブズ応援してる
と宣言されてビックリ
地元クイーンズランドのレッズのファンだったはずなのに


今年の初めに野沢温泉にスキーに行き、すっかり日本びいきに
また行く予定らしいです。それでサンウルブズって
ちょっとチャラすぎないか(笑)


レッズは近年すっかり弱くなり、応援のし甲斐がないのか
(※それより下のオークランドのブルースって
そういう私もケーンズかチーフス推し
夫は猛烈なハイランダーズ推し
地元志向ゼロなので、人のこと言えませんが。


さらにビックリだったのが、彼らもアデレードに行っていたこと
日程は数日ズレますが、ほぼ同時期。


その目的がコレでした

南オーストラリア州立美術館


印象派展

国内となると、こういうノリなんですねぇ
ウェリントンのWOW(ウェアラブルアート)に行く感覚か?
(※周囲に強烈に勧められつつも行ったことはないんですが)


垂れ幕を見るまでそんなものが開催されているとは露知らずで、

観られてラッキーでした


今でこそ日曜画家と言えば外でイーゼルを立てて風景画を描く人
というイメージですが、印象派が出てくるまではみんな
薄暗いアトリエで静物や裸婦を描いていたのかと思うと

19世紀の携帯できる絵の具や交通手段の発達はいわば革命
だったんでしょうね。


印象派がジャポネズリーにいかに影響を受けたかが

浮世絵とともに展示してくれることで非常に実感できました。


これが



こうなる

(※クロード・モネの「かささぎ」)
雪というモチーフや青の使い方、左右非対称の構図などなど


漠然とした白銀の世界の焦点のようにポツンと止まる、かささぎ

今回の展示で一番心惹かれた作品でした。


これも印象派が雪に注目していた白の時代の作品

留学中のパリで雪を見たことはなかったものの
1月に留学した私には冬の光景がパリの原風景なので
30年前の記憶が一気に手繰り寄せられ足が止まりました。


サンウルブズはレッズに63:28で圧勝
トライ祭りでさぞやエンタメ度の高い試合だったんでしょうね。






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