ニュージーランド移住記録:日記「さいらん日和」

2004年に香港からニュージーランドに移住した西蘭(さいらん)一家。子育て終了、仕事もリタイア。好きに生きる記録です。

テアロハ散策

2011-06-08 | 旅行
テアロハ着は夕方だったので、翌日は朝から名所旧跡巡りへ。


泊ったモケナ・ブティック・ホテル&レストランもそのひとつ。

まぁ、築150年ですからねぇ。
でも今の形で完成したのは1927年とか。


道を挟んだすぐ隣の建物へーゼルウッド・ハウスもそのひとつ。

19世紀から長い間宿舎として利用されていたそうです。今は民家?


ドメインにあるテアロハ博物館

元はバスハウス、温泉の銭湯でした
(ロトルアにもバスハウスがありますが、ここのはずっと小規模です)


グランド・ホテル

ドメインの目の前で、かつては温泉に訪れる人の宿だったそう。
(今は洗濯物が干してある庶民的な場所に


炭鉱夫のコテージ

19~20世紀初頭にかけて建てられた2部屋物件。現役です


テアロハ・ロッジ

1883年完成。ちょっと刑務所風ではありますが~


へリーズ・パーク

酪農家で30年間国会議員だった地元の名士サー・へリーズ記念公園
(だそうです
こんなダイカストが時代~
昔のものは手をかけている分、本当によくできていたと思います。
テアロハは町全体がそんな雰囲気です。


図書館

元は市庁舎でアールデコ調。


アートセンター

旧裁判所。1883年完成。人が増えれば犯罪も増える?
隣は警察署
(※日曜日に無人でしたけど


コルター橋

ワイホウ川にかかる橋で1928年完成。(大恐慌の直前ですね~


1992年に住人600人の手で今の色に塗り替えられたそう。

確かに目立ちます!


先に見えるのは鉄道橋

「え~。こんなとこに列車が走ってたっけ?」



走ってません

行ってみたら、こんなことに。
かつては掘り出した金と温泉に訪れる人を運んだ列車は過去に。


旧ANZ銀行ビル

とにかく目立つ、町一番の派手色ビル


今はカフェになっています。

雨も降ってきたことだし、ここでひと休み


ちゃ~んとかつての金庫もあります。

「お金は入ってないわよ。」
と笑うオーナー。小部屋のような大きさで、今は在庫入れでした。


第二次大戦前はセメントのままだったのか、こんな感じ。



その後白く塗られて・・・・

いずれも博物館で見た写真。
まさか後世に真っ赤なカフェになるとはねぇ。



(オークランドのクイーン・ストリートのマクドナルドも旧銀行です)


町のシンボル
戦没者慰霊時計台

1955年完成。今では橋とお揃いのポップな色に。


セント・ジョセフ教会

(カトリック)

セント・デイビッズ教会

(長老派)

セント・マークス教会

(イギリス国教会)


チャーチ・ストリートという通りがあり、本当にたくさん教会が・・・
他にも新興教派と思われる教会も。人口に比べて驚くほどの数です。
カフェより多い


第一次世界大戦の戦没者慰霊碑

NZで戦争といえば、第二次大戦ではなく第一次大戦なのです。
この話はかつてメルマガにしています。
長いですがご興味があればリンクからどうぞ。

Vol.0304  ~ガリポリの記憶~
Vol.0305  ~ガリポリの記憶 その2~
Vol.0307  ~ガリポリの記憶 その3~
Vol.0310  ~ガリポリの記憶 その4~
Vol.0311  ~ガリポリの記憶 その5~


この他にも町の多くの人がそこで生まれたという19世紀の産院、
20世紀初頭に建てられた有名な医者の家などがありました。


今でも民家として使われている、マッコード・コテージ

かつてのドクター・ゴードンの家。
(この配色もかーなーり目立ってました)


町全体に19世紀が息づいているような、テアロハ。
知れば知るほど気に入ってきました

 

  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする