ニュージーランド移住記録:日記「さいらん日和」

2004年に香港からニュージーランドに移住した西蘭(さいらん)一家。子育て終了、仕事もリタイア。好きに生きる記録です。

親子の課題

2009-11-05 | 海外子育て
(今日もモチロン後出し日記でぇ~す しれぇ~~


知人の家に第2子が誕生し、お祝いのカードとプレゼントを贈ることに。

張り切って一番最初に書いた善(12歳)のお祝いの言葉は・・・・・
 
これでも日本語補習校国際部に何年も通っています

本人としては「これから大変だね」と言いたかったんだと思います。

小さいお子さんがいる海外に定住している日本人のご両親が、
「日本語は家庭で話しているから大丈夫。うちの子はバイリンガル
とお考えなら、残念ながら自然にはそうなりませんから~<<<<
(逆ギレ?)

「まぁ、通じればいいや。」
とハードルをグっと下げれば、日英2ヶ国語とも「話せる」とも言えます。

2つの言語を同じレベルで自由に行き来できる(読み書きも含め)というのは、それなりの教育を施すか、本人がかなり強い意志をもってそうしない限り、自然にできるものではないようですね(つくづく
(移住直前の香港日本人学校の体験入学→)


読み書きができない言語は話し言葉も日常会話の域を出ないし、特に日本語は敬語が使えないときちんとしたものにならないのに、家庭で話している限り、ここがスッコ~~ンと抜けちゃうんですよね~┐(  ̄ー ̄)┌

(余談ですが、英語圏の人に読み書き一切なしで高度な中国語を話せるように教えるメソッドはすでに開発されています。台湾に留学していた20年以上前、アメリカの「外交官の卵」が驚くほど流暢に中国語を話しているのに、見分けられる漢字はせいぜい10字ほどで非常に不思議でした。その時にメソッドの話を聞きました)


善などいまだに、
「友だちがボクにこれあげたの。」
と日本語を学ぶ外国人とまったく同じ間違いをします。
『あげます・くれます・もらいます』
は中級日本語のカギの一つ。(byかつて日本語教師もしてたママ)

(←先生に紹介してもらいながらカチンコチンの6歳の善)

う~ん、ここがクリアできないと、敬語(丁寧語も謙譲語も含む)がバンバン出てくる高級日本語に進めないよ~、善くん<<<<




9歳まで駐在員子弟に交じってかなり日本語をやった温(15歳)ですら、電話に出て、
「今、おかあさん、いません。」
とか、平気で言ってますから

ごらぁ~ 母と言え、母とぉ
それにママは家にいるんですけど~!


「その前にママ、その英語なんとかしたら?何年しゃべってんの?」
と墓穴を掘りそうで、子もイタけりゃ、親もイタい西蘭親子なのでした。

(こちらは日本での1学期間の体験入学→

善はピカピカの1年生、
温はフツーの4年生でした。

温の最初の漢字ミニテストは0点でした)


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