ニュージーランド移住記録:日記「さいらん日和」

2004年に香港からニュージーランドに移住した西蘭(さいらん)一家。子育て終了、仕事もリタイア。好きに生きる記録です。

ありがとう、メイポール

2006-12-11 | 海外子育て
今日は朝から焼き鳥を焼いて、年末恒例メニューの太巻きも巻き、
善(9歳)が2年間所属したフォークダンチーム「メイポール」の
打ち上げプール・パーティーへ。

チームだけでお昼休みに学校のプールを借り切りました。普段はフリフリのドレスやコスチュームでちょっとお澄ましのボーイズ&ガールズですが、さんざん泳いだ後は持ち寄りランチにがっついていました´m`;

(この姿もこの写真が本当の最後に→)


チョコレートどころか数十分でマシュマロまで溶け出す暑さでしたが@▽@(溶けるんですね~、初めて見ました!)、みんな元気いっぱい。

メイポールはその昔、どこの学校にもクラブがあり、学校対抗の大会も盛んに開かれていたそうですが、今ではオークランド広しといえども、善たちの学校以外、公に活動している学校はないそうです。パフォーマンスに行くと、年配の女性が近づいてきて、
「私も子どもの頃、同じ曲を踊ってたわ。懐かしいわ。ぜひ続けて。」
と、よく声をかけられました。


(↑女の子はコスチュームに憧れて入って来る子も。代々伝わる貴重な手作りです)

特に善は2人しかいなかった男の子の、そのまたクリクリ坊主のアジア人という特異なキャラで(?)、親の私たちまで見知らぬ人から話しかけられたものです。「テディ・ベア・ピクニック」「ローズ・フェスティバル」など有名なイベントや文化イベントに参加できただけでなく、老人ホームの慰問で貴重な経験をしたりもしました。
(その後、私ひとりで慰問に行った時の話はコチラから)

善と相棒の男の子ヘイミッシュだけが踊るケンカ・ダンス「オックス・ダンス」をアレンジして、2人で学校の一芸コンテストに出て2位になったこともあり、移住早々の生活をさまざまに彩ってくれました。メイポールのおかげで親しくなった家族や老人ホーム、お世話になった先生など、善のおかげで私もたくさん思い出ができました。

そのそも彼がチームに入ったのは、男の子1人で入るのがいやだったヘイミッシュが、
「メイポールっていうリレー・チームがあるんだけど入らない?」
と誘ったのがきっかけでした。

他の西洋人の男の子たちはメイポールが何か知っていたので誰も引っかかりませんでしたが、本当に徒競走チームだと信じた善だけはノコノコ着いていき、申し込んだら、
「フォークダンス・チームぅ
 ̄▽ ̄???」

だったのです。(お茶目なヘイミッシュ→)

でも本人ケロリとしたもので、
「やってみる。善クン、ダンスしたことないし・・・」
と、練習も欠かさずに行き、パフォーマンスも都合のつく限りは皆勤賞でした。
「うん、やってみる。」
が善の口癖ですが、何事にも前向きで、断らないということは、ある意味で本当に強いことだなぁと、つくづく思います。

楽しい2年間を
ありがとう!!!


(←この2人を見て来年はもっと男の子が増えそう、だとか♪)