ニュージーランド移住記録:日記「さいらん日和」

2004年に香港からニュージーランドに移住した西蘭(さいらん)一家。子育て終了、仕事もリタイア。好きに生きる記録です。

オランジーナ

2006-12-10 | 料理・食べ物・外食
昨日行ったフレンチ・マーケット。ウロウロしていた息子たちは目ざとく、オランジーナを見つけてきました。(コレコレ→)

フランスでオランジーナと言えば、コカコーラをしのぐほど人気の、オレンジジュースです。どうってことのない素朴な味わいと変わらぬコロンとしたボトル。代々愛されてきている証拠に、ずっとこのままで変わりません。どこのカフェでも必ず置いています。


日本のプラッシーをさらに濃く甘くした感じです。
・・・と言っても日本でも売ってますよね?お高いけど(笑) ツブツブが下に溜まっているので、飲む前に軽く振るところもプラッシーそっくり。


な~んて、
「昭和40年代以降の人に、あのお米屋さんからカートンで届く独特の飲み物の記憶などあるのかしら?」
と不安になって検索してみたら、コチラのように1998年にリニューアルして、今ではスーパーやコンビニでも買えるんですね~@▽@ 浦島タロ子、ひとつ勉強してしまいました。


香港にいる頃、小さい子どもには手頃な大きさなので、出先ではよく買っていました。それで彼らもよく覚えていたようです。

(←香港の学校の制服だったフリースをいまだにこよなく愛す、いつまでも永久歯が生えてこない、西蘭家一のムードメーカー善(9歳)もご満悦なんだそうで・・・)


しかもオランジーナ(Orangina)という名前、最後の
『Gina』
が、西蘭家が9年間お世話になった香港でのお手伝いさんのニックネームなので、『彼女、命!』の息子たちは、いつも、
オランジーナ
と呼んでいたという経緯もあったりして、二重に懐かしい飲み物なのです。


私たち夫婦にとってもジーナは命綱でした~´▽`ゞ 
実は親子で取り合い´。`? 移住当初は何度、北の空に向かって家族で、
“Gina~, Come back~!!”
と、叫びそうになったことか(笑) 彼女の物語はコチラコチラからどうぞ)



絵になる鮮やかな色とかわいいボトル。



絵葉書になったり、ポスターになったり・・・フレンチ・マーケットにも、いろいろ小物がありました~♪(このトレーはかなりほしーかも、です!)


「ボトルを持って帰ろう!」
と温(12歳)が言い出し、とりあえず花瓶に。丸いフォルムなので尖がった感じの花と杉を庭から調達してきて、オランジーナ色のリボンを結んでみました。

曇りガラスで茎がはっきり見えないので、もっと長めに切って透け感を楽しむのもいいかな~と、思いました。というか、そもそも、
ラベルは剥がすべきじゃなかった~ >_< 
次はぜひ、つけたままにしましょう。


Un petit cadeau français! (フランスの小さな贈り物)

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