ニュージーランド移住記録:日記「さいらん日和」

2004年に香港からニュージーランドに移住した西蘭(さいらん)一家。子育て終了、仕事もリタイア。好きに生きる記録です。

おCarさん、おTallさん

2005-11-30 | 映画・文化
ニュージーランドでは12~13歳の2年間が、いわゆる中学生となります(息子のように早生まれだと11~12歳でズレたりします)
ほとんどの学校は小中一貫なので5歳の誕生日を迎えた子は五月雨式に入学し(入学式というものはありません)、約8年間同じ学校に通います。

ただ大きな街では小学校だけで目いっぱいで、中学部門を切り離しているところもあります。その場合、小学校を卒業した後は、学区内にある「インターミディエート」と呼ばれる中学校に上がります。息子たちの学校は小学部しかないため、11歳の長男・温は現在、バスでインターミディエートに通っています。

日本で言う小学校6年生の年齢ですが、中学は中学。制服もぐっと大人っぽくなり、靴も黒の革靴でスニーカーは禁止。校内では裸足厳禁です。
(←学校でのラグビーの試合はスパイクを履かずに裸足。芝を守るためとか´~`A
ヘッドギアを被っても足元はこれ。裸足でキックも蹴ります!)
(NZの小学校はどこも裸足がOKで、夏の間の足元はサンダル、運動靴、裸足と3分の1ずつに分かれます

中学校ですから外国語も始まります。日本であれば無条件で英語を習うところですが、ここでは複数の言語からの選択制です。驚きだったのは、選択言語の筆頭が「日本語」だったことです@@! 次にフランス語。あとは学校によって、ドイツ語、中国語、サモア語などを入れているところもあります。

息子の学校は日本語とフランス語のみ。学校側はアンケートまでとって他の言語を入れるかどうか検討していたようですが、今年もこの2言語になりました。

100%日本人の温が何を選択したかというと、もちろん、
「日本語!」
です。理由は、
「簡単だから~」
と、まったく学究心のないヤツ!(コラぁ~ `へ´♯)

しかし、彼の日本語もかなりアヤシイので、少しでも長い時間日本語に触れるのはいいことかもしれません。たった2年間、週数時間フランス語をやってもどうなるかは想像つきますしね(笑)

で、キウイたちがどうやって日本語を覚えているかというと、
おCarさん (おかあさん)
だの、
おTallさん (おとうさん)
だの! いろいろ知恵をしぼっているようです(笑)
次回につづく。

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