ニュージーランド移住記録:日記「さいらん日和」

2004年に香港からニュージーランドに移住した西蘭(さいらん)一家。子育て終了、仕事もリタイア。好きに生きる記録です。

名前は「タコ」

2005-11-10 | 映画・文化
先日会ったマオリ系キウイのママ。お互い初対面らしく、自己紹介も兼ねてたわいもない話をしていました。

「どこから来たの?」
英語を直訳するとこうですが、日本語で言えば、
「なに人なの?」
というところ。一目で外国人なのがバレバレですから、まず聞かれます。

「日本人よ。香港から来たんだけど。」
と、いつも通り答えると、
「えっ、日本人なの?私のミドルネームは日本語よ!父が朝鮮戦争に従軍してて、姉には韓国語の、私には日本語のミドルネームを付けたの。」
と、思いがけない返事。

「サダコっていうの。日本語でしょう?」
「そうよ!」
「どういう意味?」

「え~っと、コは子どもとか女の子っていう意味で、名前の最後によくつくわ。サダは漢字次第かな?stable(安定)とかsolid(固定・しっかり)とか。」

私は“定”という字を思い浮かべて、適当に英語で言ってみましたが、彼女は怪訝そうな表情。ウレシそうでないのは明らかでした。
安定したコ、なんて言われてウレシい人はそういないでしょう。

「しまった。ちょっと直訳しすぎだったかな? “貞”だったら? 貞淑って英語でなんて言うんだっけ?」
と考えながら、なんの気なしに、
「スペルはSADAKOよね?」
と聞くと、
「SUDAKO, I think. (スダコだと思ったけど)。」
という、これまた思いがけない返事!

日本語でスダコときたら、
100%「酢だこ」でしょう!
“Pickled octopus(タコのピクルス)”@@!


ひょえ~。これは絶対ウレシくない! どーしよう >_<!!
と思っていたら、ちょうど彼女の娘が、
「ママ~♪」
とやってきたので、話はそこでチャンチャン。ふぅ~´~`A

娘に外国語の名前をつける時は気をつけましょう!

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