ニュージーランド移住記録:日記「さいらん日和」

2004年に香港からニュージーランドに移住した西蘭(さいらん)一家。子育て終了、仕事もリタイア。好きに生きる記録です。

映画「ガリポリ」

2005-11-16 | 映画・文化
今日は左目がものもらい一歩手前の状態で、片方のコンタクトを外してます。目薬だけで治ってくれるといいんですが(祈) 

片目なのであまりパソコンもできないのですが(と言いつつ、こんなの打ってる私って´~`?)、
トルコ映画「ガリポリ」(全編英語)を観てきたのでご報告♪
(公式サイトはトップのEnglishをクリックしてお入り下さい)

メルマガ「ガリポリの記憶」を5回わたって連載したほど心惹かれたのが、自分でも想像も付かなかった「戦争」。それが戦われたトルコのガリポリ。ここはキウイにとって永遠に忘れられない場所です。
(長いですが、ご興味のある方はリンクからどうぞ)
「ガリポリの記憶」
「ガリポリの記憶 その2」
「ガリポリの記憶 その3」
「ガリポリの記憶 その4」
「ガリポリの記憶 その5」

映画を観て、なぜ第一次世界大戦が英語で“Great War”と呼ばれるのかがわかった気がします。
人類が顔の見える近さで殺し合った、最大にして最後の戦争だったのでしょう。

たった30年後の第2次世界大戦では、ボタン一つで原爆を投下し、桁違いの殺人を行えるようになっていたのですから、すごい“進歩”です。Great Warは人間の意志や体力の極限への挑戦でした。

それゆえに虚しさもまたひとしおで、5メートルと離れていないところでの果てしなく続く塹壕戦など、非常にリアルに描かれていました。双方の出兵兵士の手紙を元に彼らの生の声、その後の生死を淡々と追うカメラも、当時のモノクロの映像とともに心を打つものでした。

「ロード・オブ・ザ・リング」のピーター・ジャクソン監督もガリポリを題材に20分のドキュメンタリー映画を撮ってます。こちらも見た~い!

(夕べはとてもきれいなおぼろ月夜でした。これも映画のおみやげです→)

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