ニュージーランド移住記録:みたび

移住は帰らなくてもいい終わりのない旅。人生そのものも旅。そして気づき始めたあの世への旅。旅と夢限定ブログ

アデレード2回目行:フリンダーズチェイス国立公園

2021年08月08日 | オーストラリア:アデレード

2019年3~4月のカンガルー島
3日目。ホテルにチェックイン
した後は、さっそくココへ

フリンダーズチェイス国立公園
の中心であるビジターセンター


この国立公園は島の観光の本丸。
西側一帯の330平方キロを占め
1919年に開園。ビジターセンタ
ーで入園料を支払い、あとは個
人がクルマで自由に回ります

カフェやみやげ屋も併設されて
いて滞在中何度も訪れました。


周辺に整備された遊歩道のある
コースがいくつもありましたが



まずはコーヒー



そして腹ごしらえ



これからずっとこういう食事



こんな動物に会えるらしい

島が『柵のない動物園』と呼
ばれるのもわかります


すぐ近くの木にいたカラス

NZにカラスはいないので、


新鮮で鳥はやっぱり可愛い

下に降りてくることもなく
お行儀よくしていました


襟巻が立派だなぁと思ったら

ミナミガラスという日本にはい
ないカラスなんだそうです。



食後は標識に従って国立公園
内の名所巡りに出かけました。

(※一応閉園時間があるので)


バンカーヒル展望台



見渡す限りのブッシュ



うねる大蛇🐍のように延びる道



ケープデュクーディックロード

島のドライブのハイライト


ケープデュクーディック灯台

青空に映える赤い屋根で童話の
挿絵のように可愛い灯台ですが
ここは南極からの強風が吹きす
さび、荒れ狂う波が押し寄せる
最果ての地。動植物にも、ヒト
にも、沈没した船の生存者にも、
灯台守にも過酷な場所でした。


1909年に完成。地元で採取し
た2,000個の石で造られており

(※1909年の建設当時の様子)
近くに灯台守と助手一家のため
のコテージも建設されました。
水は井戸水、物資は海上輸送。
コテージは現在宿泊施設に。


灯光の燃料は、当初は灯油、そ
の後アセチレンガスになり、い
ずれもここに保管されました。



あっビジターセンターのポス
ターにあった特大ハリネズミのよ
うなハリモグラ(英語エキドナ)



歩き回って長い鼻を地面に突き刺
して獲物を探しているようです。



視力が弱いせいかすぐ近くまで
来て 通り過ぎていきました。



島を襲った2019~2020年の森林
火災はこの国立公園での落雷が
火元だったため、今回の記事で
周った場所はほぼ焼失しました。


緑に覆われた美しい大地や自然に
なじむ、最小限で控え目な建物の
8ヵ月後の変わり果てた姿には、
言葉もありません。一帯が元の姿
を取り戻すのに何年かかるのか。


ココで前後が見比べられます。


国立公園のビジターセンターも
バンカーヒル展望台から見た
ケープデュクーディックロード
を包む広大な緑も消失しました。


灯台とコテージが被害を免れた
のがまるで奇跡のようです。

島の希望の光を灯す灯台です。


コメント
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