ニュージーランド移住記録:みたび

移住は帰らなくてもいい終わりのない旅。人生そのものも旅。そして気づき始めたあの世への旅。旅と夢限定ブログ

アデレード2回目行:いつか島になる岬アドミラルズアーチ

2021年08月10日 | オーストラリア:アデレード

2019年4月のカンガルー島は
天気に恵まれ、ドライブでも
歩いても最高の天気でした。


ニュージーランドファーシー
がゴロゴロしている岬、ケ
ープデュクーディックの沖に
は2つの小島カジュアリーナ島

木造の遊歩道ボードウォーク
があるので歩きやすいです。


ボードウォークは観光客だけ
でなく自然保護にも重要そう。



こんな穏やかそうな日でも
南極からの風は非常に強く



足元の海は怒るように白波を
立てて無限に迫ってきます。

岬の先端に近づくにつれ水深
が浅くなるので行き場を失っ
た水が独特の波状を作るそう。


ボードウォークは自然に溶け
込んで、かつ安全でした



階段を降りたとたんの光景



真っ白に荒れ狂う波・波・波



現れるアドミラルズアーチ



何百万年にも渡って波に洗わ
れ続けた結果、洞穴のように
なり、縁はサメの歯のように
ギザギザで鋭く尖っています。



自然の威力が創り出した驚異



さらに驚いたことに、沖合の
2島に続き、いつかアドミラ
ルアーチは天井部分が崩落し
て第3の島になるそうです。

(※説明も波風でボロボロ)


波が岬の両側から周りこみ

陸地と切り離されるという💦


先端➡洞穴➡アーチ➡島
岬の先端は気が遠くなるほど
の年月をかけて変容している


と言われてもピンと来ないな
と思うや目にした、木の階段



表面が見たこともない状態。



塩と風雨でめくれて毛羽立ち



柔らかくモコモコしています。



まるで生地のようと思った時

そうか木の繊維かと納得


最も損傷が激しい所は繊維が
溶け出すようで、原形を留め
ないほど流動化しています。



波が直接当たらない場所と、



当たる場所の違いは歴然で、

それほど古くはない遊歩道の
損傷に短期間での波の威力を
感じることができました。


荒れた天気の日は閉鎖になり
1日前は閉鎖されていたので
翌日に来た私たちはラッキー

(※前日のシールベイ自然保護
公園
にあった閉鎖の知らせ)


2島はブラザーズ(兄弟島)と
も呼ばれ、いつかは三兄弟か



強風の中のカラス



塩で真っ赤なピッグフェイス



幸いこのボードウォークは
森林火災での類焼を免れま
したが、執筆時には閉鎖中



フリンダーズチェイス国立
公園
全体が復興の最中で
いつか在りし日の姿に戻り



1日も早く元の緑と生き物
を取り戻しますように