医科歯科通信  (医療から政治・生活・文化まで発信)



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HPI歯科同好会理事会議事録 平成27年6月7日(日)

2015-06-08 22:46:19 | 歯科
開催日時 午後1時00分~午後4時00分
開催場所  八重洲倶楽部「第1会議室」
出 席 者  (順不同・敬称略) 照井 保之、大村 誠、小梶 弘美、梶原 幹人、土屋 克實
欠 席 者 (順不同・敬称略) 久保 慶浩、佐藤 雅実、島田 憲治、斎藤 勝雄、山本 嗣信

協議事項
1.会議体録のまとめと活用方法
 ・今までの会議体録は梶原さんがPDFで作成し、3/31にメールで送付した。
 ・纏めた資料には、どんなテーマでも不変な言葉が共通としてある。
 ・今まではコンセプトを凝縮したものになっているが、これからは社会的な環境の変化にも対応したものも加えていく。
 ・会議体は結論を出さないことを前提にスタートしたが、フォーカスを当てて纏めることも必要。
 ・対象は歯科医でなく患者さんに知らせるようにする。批判でなく同調を得るような方法にする。
 ・今後はHC-0に向けていくことで同意を得ているので、それを目標にしていく。
 ・pdはお茶とお花の作法と同じこと。作法はきちっとしている方が良い。

2.今後の会議の進め方
 ・イメージトレーニングとして梶原さんから次の提案がされた。
 ・外部から誰かをこの理事会に連れてくることを考えてください。次にその方を勧誘する方法・コメントを考えてください。その結果その方が理事会に参加すると思いますか?
 ・この結果からHPI理事会は自分たちは解っていることが外部の人には伝えらないのではないか。それが課題だと知らされた。
 ・診療所譲渡の話があるが、若い歯科医が診療所を買う魅力があるか?このことは今後のテーマとしたい。
 ・今後は予防歯科のパッケージ化を考えて行く。一般社会では車検や葬儀関係でパッケージ化している実例はある。

3.HC-0に向けての戦略と戦術
 ・SI-Indexを縦書き表示にする検討会が4/19に開催された。その結果をビーチ先生に問合せをし、結果はビーチ先生から了承が得られた。
 ・SI-Indexの名称はHO Index(Health Oriented:健康志向の指数)に改名する。
 ・歯科医師会が提唱している「8020」は「大臼歯8本を残す」「奥歯を残そう」とした方が具体的で良いのでは?
 ・次回はHO-Indexについて体験したことと患者さんにとってのプラス・マイナスの具体的な例を会議体として行う。(3分間で発表)
 ・キーワードは患者さんに向けて「簡潔に解り易く」を共通認識とする。

4.その他
 ・現予算では来期に限界が来る。次回理事会で予算について検討をしたい旨が提案された。
・次回理事会は9月13日(日)に開催する。(八重洲倶楽部の予約は8月1日)
以上

歯科界の問題点追求のブログ、Facebookが話題に

2015-06-08 19:57:39 | 歯科
保険審査のローカルルールは何のため?!

◆熊坂覚 Facebook より
2015. 6. 5
山梨の歯科における非合法ローカルルールに想像以上に非常に反響がありましたので他も少し紹介。一般の方は何のことやらでしょうからご容赦ください。
前述のように、初診時の精密検査を認めないだけではありませんでした。
C病名があるにもかかわらず、当月レセが実日数一日の場合歯管を認めない。...


国民は平等に医療を受ける権利を有します。山梨県民は隣接する県などに比べ明らかに低い水準の医療を提供されていることを理解するべきでしょう。
この件に関して疑義がある人は私まで胸を張ってメールしてください。これからもどんどん山梨県の歯科診療のおかしな部分を明らかにしていきたいと重います。関係者は覚悟して私とディスカッションしましょう。

木曜日, 6月 04, 2015
◆熊坂覚 Facebook より
2015. 6. 4
歯は命、6.4国会行動にて

本日6/4木曜日、朝から議員会館に。参議院衆議院の議員を周り(と言っても国会会期中はよほど暇な議員しか会えないのが本当、で、もちろん議員には会えないので政策担当秘書を中心に)歯科医療費問題や歯科医師需給問題(ワシは決して多いとは思っていないからそういう説明)、技工士のブラックさ、衛生士の労働環境改善問題などを中心に陳情をしてきました。保団連が大好きな共産党など行くわけがないけど、それが何か?

本来保団連の企画だけれど、見事に赤いこの組織は好きになれないが、こういう企画は出してくれるので、いいように使っているのが実際のところ。青森保険医協会は保団連の組織とはいえ私は副会長だけれど生粋の保守である。関係ないが改憲派である。
この組織の名前を出すと、多くの議員さんたちが「共産党関係」と誤解する。あのね、保守だから。防衛費を削れだとか公共事業を縮小しろとか大企業の内部保留金だとか、的外れの財源確保の話をするから保団連を誰も相手にしてくれないことを肝に銘じなさい(笑)。

陳情はそれはそれで滞りなく説明して回りました。メインは午後からの厚労省です。1年ぶりに歯科の鳥山課長とじっくりお話ししまして、大変有意義かつ重要なお話しを聞かせていただきました。2年前鳥山先生のプレゼンを個人的に拝聴しひどく感銘を受けたのでしたが、左向きの人たちは私に「言いくるめられたんでしょ」と言います。否!どんでもない。こんなクレバーな人が歯科保健行政のトップであることを改めて感謝いたします。逆に、日本歯科医師会のペーパーを昨晩大量に読んで思うのですが、目線がどこ向いているのか非常に不明。若き次の世代の歯科医師たちに何をしようとしているのか思っているのか本当に疑問だらけでしたが、反面厚生行政での本日のお話しを聞き非常に納得したのでした。

さて、自分たちの話は置いといて話題を2つ。
山梨で開業したかつての勤務医のO先生から電話が。何やら保健請求で山梨の特殊な環境が、というか歯科医師会ぐるみのおかしな違法行為が明るみに。必要があって行った精密検査が意味不明で基本検査に減算されるという。

「山梨県は1回目は基本検査だから」・・・・なんだこれ?

詳細は後日書きますがこんな違法行為がまかり通っているらしい。ここで「はて?」と思うのだけれど、一体誰の得になっているのか全く不明。今までの歯科医師達は一体何をやっているのだろうか?疑問に思って、物言いを誰も付けなかったのが一人もいないのが意味不明。そんなにこの県はバカばかりなのか?青本や厚労省発の検査に関する疑義解釈を理解できないのか?ローカルルールにしてはあまりにもひどいこの背景を考えるに、個別指導や監査の恐怖を植え付ける歯科医師会組織のいやらしさが見えてくるわけです。というか、みんなそんなに個別指導などを避けたいということは、何かあるのか??と勘ぐられても仕方ないでしょう。で、戻るが、、、誰が得しているんだ????

国民は平等に医療を受ける権利を持っています。それをはなから否定するこの田舎臭いルールというか意味不明の縛りにみんななぜ立ち上がらないのか???怖いのか??一体何が???
疑問符だらけなのである。厚労省にはきちんと伝えました。
山梨あげて大事になりそうな予感、ごめんね、でも正義は必要だ、戦おう。絶対になぁなぁで済ませてはいけない。いずれ己の首を絞める。。。ワシや全国の同志が絶対に味方になるから安心しなさい。戦おう。

もう一つ。医科歯科連携の要の一つである介護と口腔健康の話。うちでは口腔ケア、摂食嚥下という付加価値をつけた老人ホームを運営してもうすぐ1年が経とうとしているわけで、衛生士達のたゆまぬ努力の甲斐あって、明らかに日常を取り戻した事例がたくさん出てきているわけです。当然介護度を下げる努力にもつながるわけですが、、、、、みんなで頑張って介護度を下げたら介護収入が減るというパラドックスに陥ります。これも実は10年前からの議論らしいのですけれど、まだ何も解決していません。介護現場のモチベーションがダダ下がる現行制度の改善要求は、今回の国会行動の中で、わしにとっては非常に重要な項目でした。「さらなる議論がまさに今必要だと思う」、、課長のこの言葉にとても勇気づけられたのでした。

と言っても、問題は財務省。厚労省は頑張っていると思うね。偉そうな物言いだけれど(笑)。


今を生きる我々の夢は何か?

2015-06-08 16:43:52 | 医療と介護
立松和平著「光の雨」は、連合赤軍をモチーフとした力作だ。
モデルの一人は「元連合赤軍幹部の坂口弘死刑囚」作者の立松さんは、連合赤軍のメンバーと同世代。
彼らに対する関心の高さも、やはり同じ政治情勢の中で育ったことが大きいのではないだろうか?
同じ時代に最も先鋭的な青春を送った若者たちを描くことでは、きっと自分自身の青春を総括するという意味もあったはずだ。
そしてそれは、あの政治の季節を生きた多くの人々にとって、共通の気持ちなのかもしれない。
違う世代の青春という意味では、北杜夫の「どくとるマンボウ青春記」も印象深い。
これは作者の旧制高校時代(戦後すぐの頃)を描いたエッセイ。
その時代の学生たちが深く哲学的に思索していたことに驚かされるのだ。
立松さんの時代が思想と革命の青春なら、北さんのそれは哲学と情熱の青春だ。
翻って昭和53年生まれの私は、思想と哲学とも縁遠い、確固としたもののない即物的な青春時代を送った。
だからこそ、違う世代の青春に触れるとこう自分を顧みてしまうのだ。
「今を生きる我々の夢は何か?」劇作家・古川健さん












「時代が違う」と言われたこともあった

2015-06-08 16:02:48 | 編集スクランブル
★人生に関する問題は、対話なくして相手に通じない。
★核兵器は、人間らしく生きることも、人間らしく死ぬことも許さない「悪魔の兵器」である。
★地獄の底からはい出てきたような人たちが、ぞろぞろ歩いてきた。
全身が真っ黒に焼けただれ、皮膚が布のようにずるむけた人たちが「お水をください、お水をください」と声にならない声で、うめいていた。
多くの人が、その場で、ばたばた亡くなった。
★亡くなった人たちの遺体はゴミのようにトラックに積まれ、学校の校庭などの隅で次々と焼かれた。
人の焼かれる臭いや皮膚の腐った臭いで辺りが満たされた。
大やけどした体にハエがたかり、うじ虫が動き回っていた。
★8月15日、終戦を知らせる玉音放送を聞いた時、「やっと長かった戦争が終わった・・・」と思った。
「欲しがりません 勝つまでは」といって、日本中の国民が払った犠牲はあまりにも大きかった。日本がもう少し早く降伏していれば助かった人もたくさんいたはずだ」
★若者と原爆や戦争について語りあった時、「時代が違う」と言われたこともあった。
それでも、「生ある限り、書いて書いて、しゃべってしゃべって、しゃべりまくりたい」と語る被爆者。











泥まみれになって戦う情熱が大切だ

2015-06-08 14:09:39 | 編集スクランブル
★共生型福祉施設は1か所で複数の福祉サービスを効率的に提供でき、利点が多い。
介護、保育、障害者福祉に関する各分野ごとに、法律や施設に関する規制、補助金の仕組みなどが異なっている。
そのため、行政のタテ割り的な対応で、共生型の強みが発揮できないケースも少なくない。
★一方、高齢者ケアや保育など各分野で求められる専門的な知識や技術は違う。
スタッフが幅広く適切に対応できるよう横断的な内容の研修会を開いている自治体もある。
★人々の精神が深化することで社会が変わる。
★素朴な質問であるが、世界最速のコンピュータの「地球シミュレータ」で台風を再現できるが、台風を破壊する方途は開発できないのだろうか?
1昨年、フィリピンで6000人以上の犠牲者を出した台風「ハイエン」。
将来、巨大台風も予測されている。
★「嫌」なことに向き合い続ければ「好き」に変わる。
みんなが嫌がる仕事や、もうけにならない仕事、難しい仕事が自分自身を育ててくれる。
★大リーグで活躍したオーランド・セペダさんは語っている。
「何事も“やってみせる!”という勇気と情熱が大切だ。とくに青年期は、人生の土台を築く時である。流行に振り回され、きれいな服を着て喜んでいるようではダメだ。泥まみれになって戦う情熱が大切だ」
★鍛えられ、薫陶の一つ一つが、貴重な体験であり、自身の未来を大きく開く、“確かな足場”を築くのだ。











トップアスリートから競輪選手への転向を期待

2015-06-08 13:52:41 | 未来予測学研究会
元野球選手、元水泳選手、元日本のトップアスリートたちが是非、競輪選手になってもらいたい。
特に100㍍、200㍍の陸上選手たちに、競輪への転身を期待したい。
プロ野球選手のトライアウトの番組を見ていて、その思いを強くした。
競輪は相撲のように、外国のアスリートにもチャンスを与えてほしい。
つまりスカウトに行くのだ、そのくらいの発想の転換が必要。
外国の自転車選手のように1000㍍独走で1分02秒~03秒くらいのアスリートも出てほしい。














歯科界・歯科業界の取材から引退

2015-06-08 00:18:05 | お知らせ
突然であるが、歯科界・歯科業界の取材から引退することとした。
深い意味、理由があるわけではない。
人生の一つの区切りとしての決断である。
しかし、歯科界・歯科業界の影の応援団である立場や信条的に変わらない。
医科と比べ、歯科は何かと軽視されている。
歯科技工士の立場がそれを如実に物語っている。
以前、当時の日本歯科技工士会の中西茂昭会長に「当方は、歯科技工士の応援団の立場です」と伝えたら、「応援団でなくともいい、本当のことを書いて下さい」と厳しい口調で言われてしまった。
真意が伝わらないのは不徳の致すところであり、当方の力量不足でもあっただろう。
中西さんが国政の場へ打って出ようとした信条も十分理解をしているつもりであった。
だが、その強い願いも叶わなかった。
歯科医師側に歯科技工士たちを支え度量もなかったと思われた。
看護師、薬剤師たちは国政の場へそれぞれの代表を送っていた。
それと比較して、歯科技工士には国政の場は手が届かなかったのだ。
奇しくも薬剤師が国政の場へ打って出る時には、当方が影の力となったことは、厳然たる事実である。
そのことは「私の歯科人生」に記している。
遠い過去のことが走馬灯のように巡る。