医科歯科通信  (医療から政治・生活・文化まで発信)



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体験談こそ、会合の大きな命題

2015-06-15 23:37:23 | 雑記・断片・映像
昨日は、地元の会合に大先輩の大田和さん(仮称)を招いた。
「八重洲地区へ入るのは初めてです」と言っていた。
以前は、吉田地区に住んでいたので、大田和さんには地元の人としての親しみはあった。
やはり、体験談を聴くことが参考になるし、とても感動した。
参加者は幼児も含めて7人で寂しかったが、次回は友人たちの参加も期待したい。
体験談こそ、会合の大きな命題。
74歳の方の「人生の軌跡」を拝聴できるのである。
ぜひ、8月の会合では再び戦争などの体験談を多くの人から聞きたいものだ。
最近は、午前1時~4時まで起きていて散歩へ行く昼夜逆転の生活。
このため午後1時から3時くらいの会合は眠くなるが、昨日は眠くはならなかった。
次回は誰を招き体験談を聴こうかと思っている。
ともあれ、地元取手も人材は豊富である。
ところで、今日は友人から株などの話を聞けた。
1株171円で買った株が最高2620円に、原発関連企業の株だった。
原発事故で570円台くらいまで落ちたが、彼は1800円台の時に売っていた。
つまり10倍に資産が増えたのだ。
奥さんが3000万円も浪費してから、彼が預金、貯金などの管理をしているそうだ。
「食費しか、与えてない」と言っていた。
「豪快な奥さんですね」
「豪快というか、バカなんだな」と戸村さん(仮称)は余裕の笑顔であった。
年末に仕事を引退し、日本1周の旅へ。
「念願の計画なんで、キャンピングカーも買った。3日に1回はホテルか旅館に泊まる。温泉が大好きなんでね」
今でも月に2、3回は温泉旅行へ行っているのだ。
「運転が好きなので、疲れないんだ」とも言っていた。
彼は73歳。「先日は、下請けの職人と宴会をしたけど、日本酒を7合も飲むと3日はおかしいね」とも言っていた。
彼は料理が趣味で時々自宅にお客を招き、自ら工夫の料理をして宴会を開いている。
あるいは老人会の人たちと1泊旅行へ。
「自動車は7人乗れるので、道具として重宝しているよ」と快活に笑う。


午後5時頃に取手駅前のベンチで知人と話す。
実は彼の苗字は聞いていない。
「俺の顔いいだろう、実は歌手を目指していたのだけれど、難聴になってね。歌手は諦めた」
彼が何度も聞き返すので納得した。
当方は歯切れが悪いので、何度も聞き返され、同じことを言っていたが、彼は難聴だったのだ。
「どうだ、船木一夫の歌、聴かせようか?」と歌いだす。
確かに歌がうまい。
そこへ家人から携帯電話で「日高屋の餃子の持ち帰り3人前、お願いね」と言ってきたので、彼と別れた。
ところが途中、「寄って行きなさいよ」と庭に招かれ、知人のご婦人たちと縁側で懇談となる。
2人が80代、お一人が60代、共通なのは猫である。
3匹の猫をそれぞれが抱っこしている。
そこへ2匹の野良猫もエサをもらいに来た。
ご主人を亡くしてから、猫好きになったと河野さん(仮名)は笑っていた。
河野さんの旦那さんは40代の頃、麻雀仲間であったが、60代で亡くなったいる。
皆さんに花や猫のデジカメの映像を見せた。
「あなたは、カメラ趣味なのね。入院している息子のカメラがあるけど、重くてね。そのカメラ軽そうでいいわね」と画面を覗き込む河野さんは画家でもある。
「奥さん、相変わらず追っかけやっているの?」
「はい、日曜日はホリデージャパンの歌謡フェスタで、渋谷公会堂へ行っていましたね。加門亮、中条きよし、ニック・ニューサ、宮路オサムなどが出ていたそうです」
「奥さん元気ね」と皆さん感心していた。
その日は、元格闘技家の須藤元気さんのおふくろさんと家人は親友で、共に渋谷公会堂で落ち合っていた。
「歌謡フェスタに来るのも、もう最後かもしれない」
そんな弱気なこと言わずに、須藤さんのお母さん元気出して下さいね!
沼田利根

第三の顔

2015-06-15 22:39:58 | 創作欄
「人間には三つの顔がある」と犯罪被害者について詳しいある精神科医は分析する。
家族が知っている顔。
学校の友人たちが知っている顔。
さらに、家族や友人たちすら知らないまさかの隠された顔である。
15歳の鳳美智子の顔は、性の衝動に突き動かされた第三の顔であった。
「あんた、可愛い顔しているね、まけてやるよ」14歳の年の夏祭りの日に、美智子は刺青が法被姿の袖口から見える露天商の男から言われ、心がくすぐられたのだ。
「そうか、私は可愛いのか」取手の夏祭りは忘れられない年となった。
1本の焼き鳥におまけの1本の焼き鳥に満足した。
「可愛いことは、得もするんだ」美智子は浮かれた気分になった。
女の武器に目覚めたのだった。
援助交際などという言葉がない昭和40年の頃、美智子は15歳で男の求めに応じて、5000円で処女を売った。
東京・渋谷の交差点でサラリーマン風の40代の男から声を掛けられた。
「おねいさん、可愛いね」美智子が背後を振り返ると濃紺のスーツ姿の黒ブチのメガネをかけた男は柔かに微笑んでいた。
バリトンのよく通る声で耳障りも良かった。
美智子が知っていたNHKのアナウンサーの声を彷彿させた。
「デートしようか?」男はナンパに慣れていた。
相手は日替わりで女を抱いている男であった。
美智子は性の体験を欲していた。
それは夫を交通事故で失しなってから、男狂いとなった祖母真子の血の流であっただろうか?
美智子は父親の徹からとても可愛がられ、育ってきた。
「お父さんのようは人と結婚したいな」13歳の美智子は親友の仁美に打ち明けたことがある。
「私は嫌だな。取手競輪に凝っているお父さんは大嫌い!」仁美は陰鬱な顔をした。
都立高校の数学教師であった美智子の父親は、競輪などとは無縁の立場であった。
「大工さんなど、大嫌い!」仁美の父親は大工の棟梁で、自宅に大工たちが呼ばれて来て、昼間から酒を飲むこともあった。
仁美は酔った大工の一人から胸の膨らみを触らてから大工たちの不遜さを嫌悪していた。
「胸触られて、どうだったの?」美智子は聞いてみた。
「ゾッとしたわ。大工はひどい人たちなの」仁美は眉間にシワを寄せて首を振った。
美智子は一度、男から胸を触ってほしいと夢想したことがあった。
一人湯舟に浸かりなだが、自らの乳房を揉んでみた。
「気持ちいい。男から揉まれたら、もって気持ちいいのんだろうな?」美智子は恍惚となっていた。
父は渋谷の高校へ勤めており、その日は文化祭で、「一度、文化祭を見に来いないか?帰りにおまえが好きな寿司をご馳走するよ」と父親に誘われていたのだ。

・中央社会保険医療協議会 総会(第298回) 議事次第

2015-06-15 06:36:29 | 厚生労働省
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      06月10日 19時 以降掲載

○ 審議会等

・診療報酬調査専門組織(入院医療等の調査・評価分科会)の開催について
http://wwwhaisin.mhlw.go.jp/mhlw/C/?c=211683

・中央社会保険医療協議会 総会(第298回) 議事次第
http://wwwhaisin.mhlw.go.jp/mhlw/C/?c=211685・中央社会保険医療協議会 薬価専門部会(第104回) 議事次第
http://wwwhaisin.mhlw.go.jp/mhlw/C/?c=211687