昨日は、地元の会合に大先輩の大田和さん(仮称)を招いた。
「八重洲地区へ入るのは初めてです」と言っていた。
以前は、吉田地区に住んでいたので、大田和さんには地元の人としての親しみはあった。
やはり、体験談を聴くことが参考になるし、とても感動した。
参加者は幼児も含めて7人で寂しかったが、次回は友人たちの参加も期待したい。
体験談こそ、会合の大きな命題。
74歳の方の「人生の軌跡」を拝聴できるのである。
ぜひ、8月の会合では再び戦争などの体験談を多くの人から聞きたいものだ。
最近は、午前1時~4時まで起きていて散歩へ行く昼夜逆転の生活。
このため午後1時から3時くらいの会合は眠くなるが、昨日は眠くはならなかった。
次回は誰を招き体験談を聴こうかと思っている。
ともあれ、地元取手も人材は豊富である。
ところで、今日は友人から株などの話を聞けた。
1株171円で買った株が最高2620円に、原発関連企業の株だった。
原発事故で570円台くらいまで落ちたが、彼は1800円台の時に売っていた。
つまり10倍に資産が増えたのだ。
奥さんが3000万円も浪費してから、彼が預金、貯金などの管理をしているそうだ。
「食費しか、与えてない」と言っていた。
「豪快な奥さんですね」
「豪快というか、バカなんだな」と戸村さん(仮称)は余裕の笑顔であった。
年末に仕事を引退し、日本1周の旅へ。
「念願の計画なんで、キャンピングカーも買った。3日に1回はホテルか旅館に泊まる。温泉が大好きなんでね」
今でも月に2、3回は温泉旅行へ行っているのだ。
「運転が好きなので、疲れないんだ」とも言っていた。
彼は73歳。「先日は、下請けの職人と宴会をしたけど、日本酒を7合も飲むと3日はおかしいね」とも言っていた。
彼は料理が趣味で時々自宅にお客を招き、自ら工夫の料理をして宴会を開いている。
あるいは老人会の人たちと1泊旅行へ。
「自動車は7人乗れるので、道具として重宝しているよ」と快活に笑う。
午後5時頃に取手駅前のベンチで知人と話す。
実は彼の苗字は聞いていない。
「俺の顔いいだろう、実は歌手を目指していたのだけれど、難聴になってね。歌手は諦めた」
彼が何度も聞き返すので納得した。
当方は歯切れが悪いので、何度も聞き返され、同じことを言っていたが、彼は難聴だったのだ。
「どうだ、船木一夫の歌、聴かせようか?」と歌いだす。
確かに歌がうまい。
そこへ家人から携帯電話で「日高屋の餃子の持ち帰り3人前、お願いね」と言ってきたので、彼と別れた。
ところが途中、「寄って行きなさいよ」と庭に招かれ、知人のご婦人たちと縁側で懇談となる。
2人が80代、お一人が60代、共通なのは猫である。
3匹の猫をそれぞれが抱っこしている。
そこへ2匹の野良猫もエサをもらいに来た。
ご主人を亡くしてから、猫好きになったと河野さん(仮名)は笑っていた。
河野さんの旦那さんは40代の頃、麻雀仲間であったが、60代で亡くなったいる。
皆さんに花や猫のデジカメの映像を見せた。
「あなたは、カメラ趣味なのね。入院している息子のカメラがあるけど、重くてね。そのカメラ軽そうでいいわね」と画面を覗き込む河野さんは画家でもある。
「奥さん、相変わらず追っかけやっているの?」
「はい、日曜日はホリデージャパンの歌謡フェスタで、渋谷公会堂へ行っていましたね。加門亮、中条きよし、ニック・ニューサ、宮路オサムなどが出ていたそうです」
「奥さん元気ね」と皆さん感心していた。
その日は、元格闘技家の須藤元気さんのおふくろさんと家人は親友で、共に渋谷公会堂で落ち合っていた。
「歌謡フェスタに来るのも、もう最後かもしれない」
そんな弱気なこと言わずに、須藤さんのお母さん元気出して下さいね!
沼田利根
「八重洲地区へ入るのは初めてです」と言っていた。
以前は、吉田地区に住んでいたので、大田和さんには地元の人としての親しみはあった。
やはり、体験談を聴くことが参考になるし、とても感動した。
参加者は幼児も含めて7人で寂しかったが、次回は友人たちの参加も期待したい。
体験談こそ、会合の大きな命題。
74歳の方の「人生の軌跡」を拝聴できるのである。
ぜひ、8月の会合では再び戦争などの体験談を多くの人から聞きたいものだ。
最近は、午前1時~4時まで起きていて散歩へ行く昼夜逆転の生活。
このため午後1時から3時くらいの会合は眠くなるが、昨日は眠くはならなかった。
次回は誰を招き体験談を聴こうかと思っている。
ともあれ、地元取手も人材は豊富である。
ところで、今日は友人から株などの話を聞けた。
1株171円で買った株が最高2620円に、原発関連企業の株だった。
原発事故で570円台くらいまで落ちたが、彼は1800円台の時に売っていた。
つまり10倍に資産が増えたのだ。
奥さんが3000万円も浪費してから、彼が預金、貯金などの管理をしているそうだ。
「食費しか、与えてない」と言っていた。
「豪快な奥さんですね」
「豪快というか、バカなんだな」と戸村さん(仮称)は余裕の笑顔であった。
年末に仕事を引退し、日本1周の旅へ。
「念願の計画なんで、キャンピングカーも買った。3日に1回はホテルか旅館に泊まる。温泉が大好きなんでね」
今でも月に2、3回は温泉旅行へ行っているのだ。
「運転が好きなので、疲れないんだ」とも言っていた。
彼は73歳。「先日は、下請けの職人と宴会をしたけど、日本酒を7合も飲むと3日はおかしいね」とも言っていた。
彼は料理が趣味で時々自宅にお客を招き、自ら工夫の料理をして宴会を開いている。
あるいは老人会の人たちと1泊旅行へ。
「自動車は7人乗れるので、道具として重宝しているよ」と快活に笑う。
午後5時頃に取手駅前のベンチで知人と話す。
実は彼の苗字は聞いていない。
「俺の顔いいだろう、実は歌手を目指していたのだけれど、難聴になってね。歌手は諦めた」
彼が何度も聞き返すので納得した。
当方は歯切れが悪いので、何度も聞き返され、同じことを言っていたが、彼は難聴だったのだ。
「どうだ、船木一夫の歌、聴かせようか?」と歌いだす。
確かに歌がうまい。
そこへ家人から携帯電話で「日高屋の餃子の持ち帰り3人前、お願いね」と言ってきたので、彼と別れた。
ところが途中、「寄って行きなさいよ」と庭に招かれ、知人のご婦人たちと縁側で懇談となる。
2人が80代、お一人が60代、共通なのは猫である。
3匹の猫をそれぞれが抱っこしている。
そこへ2匹の野良猫もエサをもらいに来た。
ご主人を亡くしてから、猫好きになったと河野さん(仮名)は笑っていた。
河野さんの旦那さんは40代の頃、麻雀仲間であったが、60代で亡くなったいる。
皆さんに花や猫のデジカメの映像を見せた。
「あなたは、カメラ趣味なのね。入院している息子のカメラがあるけど、重くてね。そのカメラ軽そうでいいわね」と画面を覗き込む河野さんは画家でもある。
「奥さん、相変わらず追っかけやっているの?」
「はい、日曜日はホリデージャパンの歌謡フェスタで、渋谷公会堂へ行っていましたね。加門亮、中条きよし、ニック・ニューサ、宮路オサムなどが出ていたそうです」
「奥さん元気ね」と皆さん感心していた。
その日は、元格闘技家の須藤元気さんのおふくろさんと家人は親友で、共に渋谷公会堂で落ち合っていた。
「歌謡フェスタに来るのも、もう最後かもしれない」
そんな弱気なこと言わずに、須藤さんのお母さん元気出して下さいね!
沼田利根