医科歯科通信  (医療から政治・生活・文化まで発信)



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一人一人の意識の変革が社会精神を高める

2015-01-29 21:04:39 | 受けとめる力
★「これまで会った中で、最も貧しく、最も無力な人の顔を思い出してください。そしてあなた自身に次のように問かけて下さい。自分のしようとしていることは彼の役にたっているだろうか?」マハトマ・ガンジー
★自分の判断や行動が「人間としえの道」に反していないかどうか、常に問い直しながら、自分の生きる証しを社会に刻み続け生き方に本義がある。
★「だれの前に出しても恥ずかしくない立派な、本当の自己というものを
たよること」仏教学者・中村元さん
一人一人が、自分の行動によって影響を受ける人々の存在を思い浮かべ、その重いみを絶えず反芻しながら「本当の自己」を顕現する手掛かりとして、人間性を磨いていく。
★自分の決断が時として、社会の空気や時流に逆らうものと非難される場合もあるかもしれない。
それでもなお、信念を貫き通さなければ「不善」となり、結果的に多くの人々を苦しめる「大悪」を招くことになる。
★「不善」とは、広い意味で「人間としての道」に反すること。
政治と経済の影響によって悲惨な事態が生じる背景には、「法律に触れさえしなければ何をしても良い」といった、他者の痛みを顧みない自己正当化の風潮が強まっていることが、往々にしてあるのではないだろうか。
★マネーゲームの加熱が金融危機を引き起こし、世界経済に深刻な打撃を与えた2008年のリーマン・ショック。
★「社会の精神といえども各個人を離れて存在するのもではない」
一人一人の意識の変革が社会精神を高める。
社会や団体を構成する一人一人の成長以外に、平和で健全な地球の未来は見えてこない。
★縄文時代、「当時の人々は、万物に神が宿っていると信じていました。ゆえに自然に敬意を払い、森などに生き方を学んでいました。いわば、生まれては死に、また新たな生命として生まれる“循環の哲学”ですね」
「彼らの祈りは深いとともに広いと思います。その対象は自分の子や家族だけにとどまらない。集落の人々だけでなく自然の生きものまでに及んでいました。
自らと結び付いていると捉えていたがゆえに、地球上の生きとして生けるもの全てに思いをはせたのでしょうね」
「地域の自然風土の適した文化を築き、人と人のつながりを大切にすること。それが古来の日本文化の伝統だったはずです。その豊な生き方を少しでも多くの人に伝えていければと思います」考古学者・岡村道雄さん
★普通の人でも、権威者の命令により途方もなく「残虐に」なりうる。
ユダヤ系の米国心理学者・ミルグラムの実験で明らかにされた。
アウシュビッツ強制収容所では1940年から45年までにユダヤ人ら110万人が犠牲となった。
「傍観者になるな」は次世代への伝言だ。
世に偏見や憎悪が広がり、その権威や権力をまとった時、どこまで人間が冷酷非道になりうるのかを示す強制収容所跡。
最後のとりでは個々人の「まともさ」。












寒紅梅の存在を毎日新聞で知った

2015-01-29 06:11:06 | 雑記・断片・映像
今朝の取手は、午前4時55分、気温0度。
昨日と1昨日の雨は雪にはならなかったが、水溜りは今朝、氷が張っていた。
特に昨日は松戸まで行ったが、強風で体の芯まで冷えた。
寒紅梅の存在を毎日新聞で知ったので、井野天満宮まで見に行く。
取手1高のグランド前を右折、雇用促進住宅へ下る坂の左側の上に多くの梅の木がある。
寒紅梅は1本のみ。
この庭に10月桜もある。
多くの木に名札が着いている。
ここへ来れば、多くの木の名前を知ることができる。
庭に立つご婦人が以前、「遠慮はいりません。どうぞ中でご覧ください」と言うので10月桜を真下で見たのが2年前の10月ことであった。