医科歯科通信  (医療から政治・生活・文化まで発信)



40年余の取材歴を踏まえ情報を発信

【東京歯科保険医協会政策委員長談話】

2014-12-18 12:19:52 | 歯科

「衆議院総選挙の結果の先は」


東京歯科保険医協会 2014年12月16日 

東京歯科保険医協会政策委員長 中川勝洋

安倍首相は消費税10%の先送りを決め、国民に信を問うとした12月14日の総選挙は、自民党が291議席、公明党35議席と、与党が3分の2を超える勝利となった。「アベノミクスこの道しかない」として経済を前面に出し、原発再稼働、集団的自衛権、TPP、身を斬る改革など、野党の主張は大きな争点とはならず、戦後最低の投票率52.6%も追い風となり、2012年からの2年間に加え、4年間の長期政権のカードを手に入れたといえる。
12年の総選挙で生まれた第三極は、2年の間に四分五裂となり、大きく後退してしまった。一強多弱の構図は変わらず、政権を争う野党勢力は存在しないこととなってしまった。大きく議席を伸ばしたのは共産党だが、政権獲得に近いわけではない。野党のだらしなさに、政権に対する批判票の受け皿となったことが大きいと思われる。
最低の投票率は無党派層の参加が減少したためと思われるが、協会の会員はアンケートから見ても無党派層が五割を超え、投票に行かれる率も高いが、今回の選挙は苦渋の選択を強いられたと思われる。
1994年から始まった小選挙区制は20年を経過している。この間、政権交代の振り子が大きくなっている。得票率と議席獲得数とのギャップは大きいままで、今回、自民党は連勝したことにより、強い指導力を手に入れたこととなる。低い投票率の結果、政府への白紙委任に近い状態が生まれている。これがどういう結果を社会保障にもたらすのか注視し、必要に応じ声を上げていかなければならない。

菅原文太さんの「遺言」/特集ワイド 

2014-12-18 12:18:05 | 社会問題・生活
 
失われたら、命は取り戻せない―― 


有機農業、反戦、脱原発 根っこは同じ毎日新聞 2014年12月17日 東京夕刊
 「仁義なき戦い」では一本気なアウトロー、「トラック野郎」では人間味あふれる純情者……。そんな銀幕のスターが先月末、81歳で逝った。晩年、菅原文太さんが私たちに伝えようとした「遺言」とは何だったのか。【小国綾子】
 「選挙中とはいえまるで言論統制だ」。同じ東北出身で親交のあった評論家、佐高信さんは切り出した。菅原さんの訃報が伝えられたのは衆院選公示の直前。多くのメディアは集団的自衛権行使容認や原発再稼働を進める安倍政権に配慮し、菅原さんが反戦や脱原発を訴えてきた事実を十分に報じなかったのではないか、と言うのだ。
 確かにテレビの追悼番組では晩年の政治的な発言に触れず、映画スターとしての功績だけを追うものが目立った。無農薬有機農業を広めることと、再び戦争をしないよう声を上げることの二つの「種」を世にまいた、とつづった妻文子さんのコメントを、肝心の農業や不戦に触れた部分を削除して報じたテレビもあった。ネット上では「菅原さんの反戦の思いを封殺した」と批判の声が上がった。
 佐高さんには忘れられない思い出がある。菅原さんに「文化勲章をもらうことになったらどうする」と冗談交じりに尋ねたら、菅原さんは「きっと『非国民』栄誉賞だな」と笑った。「彼には『非国民』と呼ばれようと、この国の未来のためには一歩も引かない覚悟があった。政治色がついたら俳優もタレントも干されるこの国で、そこを突破した最初の大スターではないか」
 菅原さんが大切にしていた仕事に月刊「本の窓」(小学館)の対談連載がある。2010年に始まり、全部で43回。対談相手の35人はすべて自分で選んだ。俳人の金子兜太さん、元沖縄県知事の大田昌秀さん、著書「タネが危ない」で知られる種苗店経営者、野口勲さん、第五福竜丸元乗組員の大石又七さん。顔ぶれに菅原さんの大事にした憲法9条や沖縄、脱原発、農業などのテーマが見て取れる。
 編集長の岡靖司さんが「出版社の地味で小さなPR誌ですが……」と恐縮しつつ連載を依頼した時、菅原さんは逆に「とても気の利いたいい話だ」と喜んだ。目立つことがすきではなかったうえ、週刊誌のような大きなメディアでは言いたいことが言えないこともあるだろう、と。
 実際、菅原さんの連載は率直で、時に政権も批判した。
 <拳を振り上げ、憲法改正を煽(あお)りたてる人たちは、いざとなったとき戦場には行かない人たちじゃないですか。(略)出て行くのは無辜(むこ)の民衆だけ>(13年6月号)
 <安倍(晋三)首相が「日本人は中国で何も悪いことをしていない」というようなことを言ってるんだから。(中略)上がそうだから、若い連中まで「虐殺はなかった」なんて言っている>(13年7月号)
 連載を書籍「ほとんど人力」(編・菅原文太と免許皆伝の達人たち)にまとめた岡さんは語る。「菅原さんはこの対談を、在野の精神を持ち続けるアウトサイダーたちの語り合う場にしたいと考えていた。日本社会は『はみ出し者』を排除し『無菌状態』を作ろうとしていると強い危機感を抱いていたから」
 東日本大震災後、進まぬ復興や原発問題に憤った菅原さんは「役者引退」を宣言し、12年暮れ、身近な仲間と「いのちの党」を結成した。被災地沿岸に計画されていたコンクリートの防潮堤に対し、宮脇昭・横浜国立大名誉教授が提唱する「緑の防潮堤」を応援する講演会を開いたり、ミツバチの大量死とネオニコチノイド系農薬の関係についての勉強会を開いたりした。
 菅原さんを「おやじ」と慕う同党メンバー、「夜回り先生」こと作家、水谷修さんは「おやじにとって無農薬有機農業も反戦平和も脱原発も根っこは同じ。『ひとたび命が失われたら取り戻せない』という思い。だから『いのちの党』と名付けたんです」。
 銀幕のスターから社会派へいつ、なぜ転身したのか。30年来の知人、NPO法人「ふるさと回帰支援センター」代表理事、高橋公さんはしかし、「転身ではない」と否定する。「彼は昔から社会問題に深い関心を持っていた。読書家で、俳優時代には父親がしっかりしようと『雷おやじの会』も結成した」
 当時、NHKの大河ドラマ「獅子の時代」(1980年)で会津藩下級武士で自由民権運動の闘士を演じた菅原さん。高橋さんが自治労に勤めていた縁で、自治労の自治研究集会で自由民権運動について講演したことも。「ノーギャラでやってくれた。自由民権運動への関心は、それを演じた一役者という立場を超えるほどに深いものでした」と高橋さんは振り返る。
 菅原さんの父親は宮城県の元河北新報記者。自身も仙台一高の出版部(新聞部)に所属し、当時、部の後輩には作家の井上ひさしさんがいた。実は元々、社会派なのだ。
 ただ、菅原さんの人生観を大きく変えた出来事はあった。01年、長男薫さん(享年31)が踏切事故で夭折(ようせつ)したのだ。高橋さんは「菅原さんと知り合ったきっかけは30年前、合気道などを教える私たちの道場に『ぜんそく気味の息子の体を鍛えたい』と訪ねてきてくれたこと。菅原さんは本当に息子さんをかわいがっていたから、息子さんの死は大きかったろう」と口ごもる。
 菅原さんは我が子の死から2年後、女性誌に「その後の心境はひと様に話すことはできない」「『大事なことで、男はモノを言うな』と、自分に言い聞かせている」と述べている。岡さんは「本の窓」連載の打ち合わせで、菅原さんが「俺は教育については語れない。息子のこともあるし」と漏らしたのを覚えている。菅原さんが岡さんに息子の話をしたのは後にも先にもこの時だけだ。
 「菅原さんは『政治の言葉』ではない言葉で政治を語れる、けうな人だった」と佐高さんは言う。11月1日の沖縄県知事選の翁長雄志氏(現知事)の決起集会での応援演説がそうだ。1万数千人の聴衆を前に菅原さんはマイクを握り、力強く言った。
 「映画(「仁義なき戦い」)の最後で、裏切り者に『山守さん、弾はまだ一発残っとるがよ』というセリフをぶつけた。その伝でいくと『(対立候補の)仲井真(弘多)さん、弾はまだ一発残っとるがよ』とぶつけてやりたい」と。
 しかしあの日、菅原さんの体は既に悲鳴を上げていたのだろう。スタッフに支えられながら壇上に立った。
 「アメリカにも良心あつい人々はいます。中国にもいる。韓国にもいる。その良心ある人々は、国が違えど、同じ人間だ。みな手を結び合おうよ。今日来ている皆さんもそのことを肝に銘じて実行してください」。演説をこう締めくくると、最後は明るく「はなはだ短いけど、終わり!」。
 スクリーンの中でも現実でも、菅原さんは一本気に信念を貫き、行動を止めなかった。数々の「遺言」を残して。

ボタン電池を使用した商品に注意

2014-12-18 12:16:13 | 社会問題・生活
乳幼児の誤飲により、化学やけどのおそれも

国民生活センター  2014年10月30日 報道発表資料より
■マグネットカテで摘出、入院事例も
 国民生活センターはこのほど、小児によるボタン電池の誤飲に関する注意喚起を行った。
キッチンタイマーや電化製品のリモコンなどに使われるボタン電池は小さいために飲み込みやすく、放電による化学やけどで消化管に穴が開いたり、潰瘍ができたりする恐れもあるという。同センターでは、誤飲した場合はすぐに医師の診断を受けるよう求めている。
 同センターに寄せられた報告によると、1歳の男児がタイマーの蓋を取って遊んでいたところ、ボタン電池が無くなっていることに母親が気付き、医療機関を受診した。腹部レントゲンで胃にボタン電池があることが分かり、マグネットカテーテルで摘出した。別の事例では、1歳の女児が懐中電灯のボタン電池を2個誤飲した疑いがあったため、医療機関を受診。胃洗浄で取り出したが1日入院したという。同センターでは、ボタン電池が生活必需品の様々な製品に使われているとして、乳幼児の手の届かないところへ保管するよう呼び掛けている。
http://www.kokusen.go.jp/pdf/n-20141030_1.pdf


安倍首相,公明党の山口代表,連立合意に署名

2014-12-18 11:58:50 | 政治・社会・経済問題
自公政権合意の要旨

共同通信社 2014年12月16日(火) 配信

自民党総裁の安倍晋三首相は15日、今後の政権運営をめぐり「公明党の山口那津男代表と連立合意に署名した。
自民、公明両党の連立政権合意の要旨は次の通り。
衆院選で2年間の安倍政権が信任された。結果におごらず負託に応え、国の再生を成し遂げる。
 【景気回復】個人消費と地方経済のための景気対策を直ちに実施。「アベノミクス」を推進しデフレ脱却を目指す。企業収益を賃金上昇につなげ、個人消費を拡大する経済の好循環を中小企業や地方に広げる。財政健全化目標も堅持する。
 【地方創生・女性活躍】地方を主役とする取り組みで地方創生の実現を目指す。すべての女性が輝く社会の実現を目指し、女性活躍推進法案を速やかに成立させる。
 【社会保障】安定した社会保障制度を構築する。子ども・子育て支援を着実に推進。消費税率10%への引き上げは2017年4月に行う。軽減税率は税率10%時に導入。17年度からの導入を目指し、対象品目や財源について早急に検討する。
 【震災復興と防災・減災】東日本大震災からの復興加速と福島の再生に全力を挙げる。災害対策やインフラ老朽化対策を進め、国土強靱化(きょうじんか)に努める。犯罪やテロから生命・財産を守る世界一安全な日本を目指す。
 【エネルギー・原発】省エネ、再生可能エネルギーの導入や火力発電の高効率化により、可能な限り原発依存度を減らす。原発再稼働は厳格な規制基準を満たすことを大前提に、国も前面に立ち、立地自治体の理解と協力を得て取り組む。
 【外交】日米同盟を基軸とした安全保障政策で国民の生命と国益を守る。地球儀を俯瞰(ふかん)する積極的平和外交を展開し、世界平和と安定に貢献。安全保障関連法案を速やかに成立させる。自由貿易を推進し、環太平洋連携協定(TPP)は、国益にかなう最善の道を追求する。拉致問題は納得できる調査結果を北朝鮮に求め、被害者全員の一日も早い帰国を実現する。
 【選挙制度と定数削減】衆院の定数削減は衆院議長の下に設置した選挙制度調査会の答申を尊重。参院については、次期参院選までに1票の格差を是正する与野党合意を目指す。
 【憲法改正】憲法審査会の審議を促進し、憲法改正に向けた国民的な議論を深める。

教育への投資が経済成長の戦略の一つになる

2014-12-18 11:53:41 | 編集スクランブル
★「怪物と戦う者は自分も怪物にならぬよう注意せよ」ニーチェの言葉
★茨城県内の衆議院選挙投票率は過去最低の55・24%。
「有権者には野党に対する期待がなかった。野党のだらしなさに対する怒りの棄権があったのだろう」民主党の県議で幹事長の長谷川修平さん
★「牛に輸入飼料を与えていましたが、1960年ごろ、小牛に奇形が見つかり始め、食の安全に危機感を覚えました。当時はイタイイタイ病や水俣病などの公害がクローズアップされ始めたころ。農業を勉強し、『自然が「見事に循環している』ことに気付きました。良い米、良い野菜が取れる農地には、たくさんのバクテリアや微生物が枯葉などを自然分解し、豊かな土壌を作っている。逆に化学肥料や農薬を過剰に使うとバクテリアなども殺し、土壌は痩せ、結果的に自然災害や病害虫に弱い作物になってしまう。安全でおいしく、栄養価のあるものと、自給自足の農業経営を決意しました」埼玉県小川町の「霜里農場」を経営する金子美登さん
★「面白いくもない世の中を面白く生きる」すべては自分の心がけ次第。
★格差は経済成長の足かせになる。
貧しくて質の高い教育を受けられない人たちは、技能、知識を身につけられず、働いても生み出す成果が小さい。
日本の発展は、明治以降の教育の普及に支えられてきた。
「不平等の解消を目指す政策は社会をより豊かにする可能性を持つ」
「教育への投資が経済成長の戦略の一つになる」
発想の転換が必要。

あなたの知らないスメルの世界

2014-12-18 11:03:29 | 社会問題・生活

「冬でも男性のニオイ気になる」女性は85%
寒い季節も臭くなる男のリアルな実態


ダイヤモンド・オンライン 2014年10月20日 男のスメルマネジメント【第10回】

 あっという間に夏が過ぎ、上着一枚羽織っても夜は涼しく感じる季節がやってきた。今頃、暑さに伴う汗、そしてニオイから解放されて、ほっとしている男性も少なくないはずだ。しかし、もしも秋・冬も実は夏同様にニオイを放っていて、しかも周囲はそれに敏感になっている……と知ったら、どうだろうか。
 男性化粧品メーカーのマンダムが昨年12月に25~49歳の女性534名を対象に行った調査によると、「冬でも30~40代男性のニオイが気になる」と答えた人はなんと85.8%。彼女たちは物言わぬ被害者であって、ニオイのハラスメント「スメハラ」を夏のみならず、実は秋・冬も受けていたようだ。
 とはいえ、ニオイというのは指摘する側も指摘される側も、心に痛みを伴うテーマだ。だからこそ、自分のニオイに悩む人は身近な人に相談しづらく、相手のニオイに嫌悪感を持つ人も決して本人に伝えられない。では、そんな両者は具体的にどのような本音を抱えているのだろうか。匿名性だからこそ本音で相談しやすい、Q&Aサイトに寄せられたニオイにまつわる男女の悩みを紹介しながら、秋・冬に必要なニオイ対策を考えてみたい。
■秋冬もニオイの悩みは減らない
涼しい季節は「口臭」「車のニオイ」が気になる?
 OKWave総合研究所が「質問・疑問 に答えるQ&AサイトOKWave」上で30~60代男性の投稿者を対象に、「臭」というキーワードにまつわる質問をされたデータを抽出。それによって得られた4358件の質問データについて分析を行った(データ抽出期間:2000年1月1日~2014年8月4日)。
 まず見ていただきたいのが、「臭」についての質問数の季節変動だ。2013年までのデータから質問データの月別累計数を見ると、やはり徐々に暑くなる5月から質問数は上昇。9月にはピークの1ヵ月で411件となっている。では涼しくなる9月からは激減するのかというと、実はそうではない。なんと10月は324件になるものの、11月は増えて346件、12月は336件とピークの9月と比べても15%~20%ほどの差しかなかったのだ。
 「ニオイ」に関する質問数の月別推移
 ただ、暑い時期と涼しい時期では、「臭」に関する悩みの中身はどうやら若干異なっている。「臭」と一緒に使われる質問の頻出ワードを暑い季節(6~9月)と涼しい季節(10~1月)に分けて分析したところ、ともに1位は「車」、2位は「部屋」だったものの、暑い季節に3位だった「汗」が涼しい季節には14位にダウン。一方、暑い季節には6位の「車」が涼しい季節には3位へ。同じく9位だった「口臭」も6位にアップしている。

■「私が話すと相手が1メートル引きます」
口臭、体臭、足のニオイに悩む男たち
 では、秋・冬に寄せられているニオイの悩みとは、具体的にどんなものなのだろうか。30代以上の男性の悩みを、ニオイの種類別(発する場所別)に紹介していきたい。
・口 臭
「最近自分の口臭がとても気になります。付き合ってる彼女に言われました。自分では気づかなかったんですが……」
「秘書的な部下の女の子も優秀な子がつけられ、意気込んでいたのですが、どうも私に近寄りがたい感じが伺えます。私が話しかけると口に手を添え、挙句の果てにマスクをするようになってきてやっと自分が臭いってことに気づいたとこです」
「夕方になると口臭がします。酒の臭いにそっくりの口臭です。そのため、夕方に車で出かけると『酒を飲んできた?』と言われます」
「仕事の打ち合わせなどの時、私が話すと相手が50センチから1メートルくらい引くのがわかります」
・体 臭
「最近、自分の車に乗るときによく思う!臭い!おっさん!くっさー(自分で思う)。まー俺しか乗れへんから自分の臭いなのだろうと思うのだが、会社の連中は、気を使ってか?『おっさん、くっさいで』って言わない」
「自分の部屋やふとんがにおいます。これはストレスのためでしょうか?年齢のためでしょうか?」
「ここ数年体臭が気になります。夏はもちろん汗をかくのでかなり臭いますが、あまり汗をかかない時期でも臭います。サイトで肝臓の悪い人は体臭がひどいと知り、2年程ウコンや肝臓に良い食品を食べてますが効果無しです」
・ 足
「最近、足の臭いに困ってます。(中略)消臭剤も効力が無いくらいの臭いに悩まされてます。靴のせい?とか思って、新しいものに買い替えたり、風呂で足を洗う時もかなり丁寧に洗ってますが、何とも効果が出ません」
「ここ1年で急激に臭くなり、靴を脱いで歩いただけで魚の腐ったような臭いが立ち込めます」
「30歳を越えた頃から足のニオイがきつくなりました。(中略)履物を脱いだだけで隣で作業している同僚が『靴、脱いだだろ』と言うくらいにニオイが漂ってしまいます」
 これらを見ていくとわかるように、年齢とともに気になり始めたニオイへの悩みが多く寄せられていることがわかる。体臭で、「汗をかかない季節でも気になる」という人がいたように、冬でもやはり体臭は侮れないようだ。
 足に関しては、冬になると靴下が分厚くなることで通気性も悪くなり、ニオイが立ち込めやすくなるので、こうした悩みが生まれるのは仕方ないのかもしれない。口臭については、夏でも問題があったはずだが、おそらく汗のニオイに気を取られてそれほど気にしなかった部分が、秋・冬になって特に気に留められているのではないだろうか。車内でニオイが気になるようになるのは、冬は社内で暖房をかけ、換気をする機会がなくなることも影響しているように推測される。

■男女でニオイの感じ方は違う!?
「体が発するニオイ」に疎い男性たち
 また興味深いのは、男女別にニオイに関する質問内容を比較したとき、その種類が大きく異なることだ。ニオイを「周辺環境によるもの」と「体が発するもの」に大別した場合、女性は「周辺環境のニオイ」が65%、「体が発するニオイ」が35%だったのに対し、男性では「体が発するニオイ」28%と女性を7ポイントも下回っていた。
 男女で異なる「臭」と一緒に質問で使われているワード。女性の方が男性より体が発するニオイに敏感
「ジアセチル」という原因物質を含む“ミドル脂臭”と呼ばれる30~40代男性に独特のニオイは、男性は自覚しにくく、女性の方が強く認識しやすいと言われている。まさにこれらは、男性が自分の体のニオイには無頓着なのに対し、周囲のニオイだけは気になって不満を持つ理由の1つと言っていいように思われる。
 夏は老いも若きも、男性も女性もニオイケアを特にする季節だが、それが終わったからと油断は禁物。秋冬にこそ、汗に惑わされない、本当のニオイケアを行うようにしたいものだ。
(ダイヤモンド・オンライン 林恭子)

介護職員の処遇改善に意欲

2014-12-18 10:56:13 | 厚生労働省
厚労相、報酬改定で

共同通信社 2014年12月16日(火) 配信

 塩崎恭久厚生労働相は16日の記者会見で、来年度の介護報酬改定に関し、不足する介護人材の確保に向け「処遇改善に積極的に取り組む」と述べ、職員の賃金アップ実現に意欲を示した。
 介護報酬全体に関しては「サービス利用者、事業者にとって大きな意味を持ち、慎重に判断するのが大事だ。来年度の予算編成過程で決定する」と述べた。


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介護報酬引き下げへ 
2~3%軸、9年ぶり 政府方針
朝日新聞 2014年12月16日(火) 配信

 政府は、介護保険サービスの公定価格である「介護報酬」を、来年度から引き下げる方針を固めた。引き下げは9年ぶり。急増する介護費用の抑制が狙いだ。財務省と厚生労働省で下げ幅の調整が続いているが、2~3%が軸になりそうだ。▼7面=給料改善、不透明
 介護報酬は3年に1度見直しがある。介護サービスの料金なので、下げれば事業者が受け取るお金が減る。結果としてサービスの質が低下したり、介護スタッフを集めにくくなったりする心配がある。
 一方、下げれば介護保険の支出が減る。税金や介護保険料はその分少なくてすむ。使ったサービス費用の1割の利用者負担も減る。介護報酬を全体で1%下げると、これらの支出は計1千億円減る計算だ。
 高齢化が進み介護給付費は増加の一途だ。介護保険制度が始まった2000年度の3兆6千億円から今年度は10兆円に達した。こうした情勢をふまえ、財務省は介護報酬のマイナス改定を求めた。介護事業者を対象とした国の調査(14年)では、企業の利益率に近い「収支差率」は平均約8%。中小企業の利益率2・2%(13年度)を上回っているとの理由からだ。
 介護報酬は09年度と12年度の2度にわたり、介護職員の待遇改善などのためプラス改定が続いてきた。それでも介護職員の平均賃金は月22万円弱で、全産業の平均月32万円との開きはまだ大きい。厚労省は今回もプラス改定を求めていたが、政府としてマイナス改定の方針になった。報酬が下がれば介護職員の給料アップは一層難しくなる。
 介護報酬の引き下げは一律ではなく、特別養護老人ホームなど「収支差率」が高いサービスを中心に下げ、全体をマイナスにする方向だ。財務省は、待遇改善に狙いを絞った報酬の仕組みなどを活用すれば、マイナス改定と待遇改善は両立するとしている。だがもくろみ通りにいくかは不透明な面もある。
 介護報酬全体の改定率は、15年度の予算編成で来年1月中旬ごろに正式に決まる。(蔭西晴子、疋田多揚)

冬の追憶

2014-12-18 10:50:04 | 雑記・断片・映像
今朝の取手は、午前3時50分、気温0度。
風は吹いているため、体感温度はさらに低く感じる。
雨が溜まった水溜りが凍てついて、一層寒々と感じる。
合同タクシー前の空き地の水溜りは池のようになっており、その中をバリバリと音を響かせてタクシーが出て行く。
戻って来るタクシーもあり、事務所へ肩をすくめるようにして運転手が入って行く。
午前5時ころ知人の佐野さん(仮名)夫妻が家を出て来た。
旦那さんは右方面へ。
奥さんは子犬を連れて左の方へ向かう。
夫婦で同じ方向へ散歩する姿は見たことがない。
旦那さんは脳梗塞のあと足が不自由となったが、奇跡的ほど回復して今では前かがみの姿勢で足早に歩いている。
奥さんは74歳であるが、毎日、午前6時過ぎに家を出て東京の人形町まで通っている。
「辞めさせてくれないのよ」と先日言っていた。
旦那さんは7月ごろ肺がんで取手医師会病院に入院したが、1か月ほどで退院した。
その時期は休みに日には奥さんは病院へ行っていた。

○ 雨だまり 張った氷に 乗ってみる三日月が東の空に大きく見えた。
満月のころは西の空に見えたが、月がかけるごとに上空に移動、現在の三日月は東の空に見えていた。
○ 三日月や 大きく見える 寒の空
先日、午前5時こと雪が降ってきた。
取手市内の街灯はすべてLED電球になっており、雪が光に輝き舞い降りていた。

○ 寺の鐘 近く聞こえる 雪の朝

ところで、北国では台風並の強風が吹き荒れて、豪雪に埋め尽くされていた。
学生時代に川端康成の小説「雪国」を読み、母の実家の沼田から越後湯沢へ一泊の旅に出た。
3㍍の積雪で雪道では和服姿の美しい女性と身を横にしてすれ違ったことが思い出された。
道幅は1㍍もなかったので、すれ違う人はみんな身を横にしていた。
あれもど高い雪のトンネルは初めての体験であった。