医科歯科通信  (医療から政治・生活・文化まで発信)



40年余の取材歴を踏まえ情報を発信

なぜ中国人は日本が好きなのか!

2014-12-22 23:49:56 | 社会問題・生活
中国には、日本のことを紹介する日本専門誌があります。

 雑誌の名前は「知日」。内容はもちろん雑誌名のとおり、日本の文化やライフスタイルなどについてです。
キャッチコピーは「It is Japan.」、つまり「これこそ日本」という意味です。

 中国初の日本専門雑誌として、「知日」は2011年1月に創刊しました。現在発売されているのは、二冊目です。発行のペースはそんなに早くはないですけど、もはや多くの日本ファンの注目を集め、「日本のことを知る窓口」として評価されています。中国語ツイッターこと「微博」(http://weibo.com/zhijp)で、既に5万人以上のフォローワーが「知日」のアカウントについています。毎日「微博」で色々な日本の情報を更新し、日本ファン(特に日本語の出来ない日本ファン)にとっては、新たなことを知るプラットフォームとなっています。

今の中国にとって、「知日」の存在する意義とは。
 中国は何故、日本を知ることが必要なのか。人それぞれが自分なりの考えがあると思います。「日本のことをもっと知るようになれば、将来の中日関係もよくなれるのだろう」、と考えている人もいるはずです。知るようになって、逆に日本のことを嫌いになるケースもありますが、インターネットの力のおかげで、日本のアニメや漫画、日本の音楽もしくはファッションなどの文化コンテンツが好きになった若者はどんどん増えている。ネット環境のせいで、日本のことを詳しくなる人も増えている。これは確かな事実です。

「知日」の編集者の一人の言葉によると、「中国人は自分自身のために日本のことを知っておくことが必要なのです」。
日本文化の専門誌「知日」、出版者が魅力語る
日本の文化・芸術等を紹介する中国のムック誌「知日」の出版者である蘇静氏は9月6日、人民網の取材に応じた。蘇氏は、「知日」の創刊や発行の状況、中日両国の民間・文化交流などについて語った。
「知日」出版者「日本人は細かいところまで気を配る」
日本語ができない「知日」の出版者「私はプラットフォームを作る」
「知日」、若者が興味を持つ日本文化を紹介
「中国大都市の女性読者が日本に注目」
日本文化の専門誌「知日」、大都市の女性読者が日本に注目
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中国の青年の方が“知る”ことに貪欲で、野心に満ちているように思います。
「知日」の成功には、下地がありました。
多種多様な日本文化が既に人気を得て、それらを総合的に紹介する媒体として、「知日」が受け入れられたといえます。
毛丹青(マオ タン チン)さん(「知日」主筆・作家神戸国際大学教授)


 

「東京駅100年の謎」

2014-12-22 12:50:30 | 社会問題・生活
★東京駅が開業100年。
創設時の意匠を生かし創設当時に復元した。
「原点を忘れない」
★CSテレビのヒストリーチャンネルで「東京駅100年の謎」
近代建築の父・辰野金吾の暗号
☆辰野 金吾佐賀生まれ。建築家。父は唐津藩士。
明治12年(1879)に工部大学校造家学科第1期生として首席で卒業、翌年イギリスに留学しロイヤル=アカデミー=アーツなどで建築設計を学ぶ。
辰野の卒業論文や設計図は地味で他の卒業生の方が優れていたが、辰野を首席にし留学させたのはその人間性(可能性)ともされている。
菊川怜が「日本近代建築誕生秘話 東京駅100年の謎 ″ 近代建築の父・辰野金吾の暗号 ″」に出演。
2月16日(日) 21:00-22:54の再放送であった。
今回の丸の内駅舎保存復原工事の際、辰野が東京駅に仕掛けた謎のレリーフが復原された…8つしか揃わない十二支、そして豊臣秀吉のカブトなど。それらが導くものとは一体!?
★「近代建築の父」辰野金吾顕彰 芝居や講話
2014年12月22日 10時13分

東京駅開業100周年を記念し、辰野金吾と妻秀子の生涯を振り返る芝居が披露された=唐津市の旧唐津銀行
 東京駅開業100周年の20日、同駅を設計した唐津市出身の建築家辰野金吾(1854~1919年)をたたえるイベントが、唐津市の旧唐津銀行で開かれた。辰野夫妻を描いた芝居や駅舎銅板屋根の修復工事を担当した職人の講話などを通じ、“近代建築の父”と言われる金吾の功績を振り返った。
 金吾の功績を後世に伝えるまちづくり団体「唐津 赤レンガの会」(北島俊和会長)が主催した。金吾と妻秀子の生涯を振り返る芝居では、結婚後すぐに英国へ留学し、3年間で秀子に一通しか手紙を出さないほど勉学に励んでいたエピソードなどを紹介した。
 2012年に修復工事を終えた同駅の、銅板屋根工事を担当した長野板金加工の長野修三社長(80)=同市江川町=は、スライドを使いながら講話。「設計書にはミリ単位で指定がされており、一つ一つ違う装飾品を作るのは大変だった」と工事を振り返った。
 会場を訪れた唐津工高建築科2年の山口龍哉さん(16)は「当時、人と違う洋風の建物を造った金吾にさらに興味が湧いた。将来は大工になって、みんなに興味を持ってもらえるような建物を造りたい」と語っていた。
★唐津が生んだ建設界の巨匠たち
日本の建築界を牽引し、東京駅丸の内駅舎を設計した辰野金吾。
丸の内オフィス街(赤煉瓦街)を作った曾根達蔵。努力と情熱を持って生きてきた2人の唐津出身の友情とその生涯を辿る。 2014/12/19(金)22:30.
辰野金吾監修、田中実設計の旧唐津銀行がこのたびリニューアルされてオープンしました。
当時余にも多忙だった為、弟子の清水組(現清水建設)技師長、田中実に設計施工を任せ、辰野は監修することになった。
彼らは「近代国家の日本」を建築によって海外に示すという理念、使命を負っていた。
辰野金吾は「国会議事堂をも設計しようとしたが、親友であった曾根達蔵から「君はもういいだろう」と諭され、設計を諦めた。
官費で留学したことから「国の恩に報い」
それは当時の留学生たち夏目漱石や森鴎外らにも通底する気負いであっただろうか?
★「謙虚に学ぶ」姿勢が大切。
「学び」の心をもった人が賢者。

がんの原因に肥満と過体重 年間50万人のがん発症に影響

2014-12-22 11:47:12 | 医療と介護
2014.12.14
 世界で年間に新たに発症するがんのうち50万例近くは、肥満と過体重が原因で、途上国の経済成長に合わせて今後も増えていくという国際的な調査結果が発表された。
肥満と過体重を解消すれば、がんの4分の1は防げる
 世界保健機関(WHO)の外部組織である「国際がん研究機関」(IARC)が世界184ヵ国のデータを解析した調査で、2012年の新たながん発症者の推定3.6%(約48万1,000人)が過体重や肥満が原因であることが判明した
 男性13万6,000人(1.9%)、女性34万5,000人(5.4%)のがんは、肥満や過体重が原因になっているという。肥満は食道や大腸、腎臓などのがんのリスク要因とされている。

 世界では成人の肥満率が1980年以降倍増している。1980年頃のBMI(体格指数)を維持できていれば、肥満と過体重が原因のがんの4分の1に相当する11万8,000例を予防できていたはずだと、IARCは指摘している。

 「ポピュレーションレベルで過体重と肥満を減らすことに保健政策上の重要なメリットがある。がんによる経済的な損失を減らすことにもつながる」と、各国に対策を促している。

がんを予防するために適正体重の維持が必要
 「途上国の経済成長に合わせて、肥満や過体重の人の数は増えている。がんの発症数も今後増えると予測される」と、IARCのクリストファー ワイルド氏は言う。
 肥満や過体重に関連するがんの発生数がもっとも多いのは米国で、2012年には世界全体の23%にあたる11万人を超えた。

 日本を含むアジア諸国では、欧米に比べ肥満に関連するがんの発症数は多くないが、人口増加が予測されている地域であり、今後は増えていく可能性がある。中国ではがん全体の1.6%に相当する5万例が、肥満と過体重が原因だとみられている。

 この傾向が続けば、特にこの30年で肥満率が大幅に増加している南米や北アフリカでは、将来的にがんによる負担が確実に増えるとみられている。

 「がんを予防するために重要なことは、適正な体重を維持すること。肥満を解消することで、がんの多くは予防可能だ」と、世界がん研究基金のケイト アレン氏は強調している。

女性のがんにも肥満が影響 男性の3倍に
 男性よりも女性で、肥満ががんに与える影響はより大きい。肥満が原因でがんにかかる率は男性が1.9%であるのに対して、女性は3倍近く高い5.3%達している。
 英国では肥満や過体重が原因でがんを発症した女性は年間に1万3,000人に上り、これは全てのがんの8.2%に相当する。

 IARCは「閉経後の乳がんや卵巣がんなどの10%は、健康的な体重を保つことで発症を防ぐことができる」と指摘し、女性の肥満対策の重要性も強調している。

国際がん研究機関(IARC)

群大、開腹手術でも10人死亡…腹腔鏡と同医師

2014-12-22 10:33:53 | 医療と介護

読売新聞 12月22日(月)3時0分配信


 群馬大学病院(前橋市)で腹腔鏡(ふくくうきょう)を使う高難度の肝臓手術を受けた患者8人が死亡した問題で、腹腔鏡手術を手がけた第二外科(消化器外科)による肝臓の開腹手術でも、過去5年間で、84人中10人が術後3か月以内に死亡していたことが関係者への取材でわかった。

 開腹手術の死亡率は11・9%に上り、全国的な肝臓の開腹手術の死亡率に比べ3倍という高率だった。

 開腹手術は、腹部を大きく切り開く手術。肝臓手術では、小さな傷口からカメラ(腹腔鏡)や操作器具を差し入れて行う腹腔鏡手術に比べ、一般に幅広く行われている手術方法だ。

 同科が行った肝臓の開腹手術は、2009年4月から、同科の肝臓手術がすべて停止される今年夏頃までに、肝臓がんなどの患者84人が受け、60代~80代の男女10人が敗血症や肝不全などで死亡していた。

 病院関係者によると、10人の手術を執刀したのは、腹腔鏡手術を受けて死亡した患者の執刀医と同じ40歳代の男性助教だった。この助教が執刀した腹腔鏡手術では、10年12月~14年6月に8人が亡くなっている。開腹手術で死亡した10人のうち5人までが09年度中に集中していたが、同科は、その翌年度には新たに腹腔鏡手術を導入し、同じ医師に執刀させていた形だ。

最終更新:12月22日(月)3時0分
















得票率は48・2%で、小選挙区の議席占有率は75・6%

2014-12-22 10:24:37 | 編集スクランブル
★日本を変えていくのは何も政治家だけがやることではない。
国民ももっとこの国の将来のために行動を起こした方がいい。
★得票数は、有権者の民意をより直接的に表す。
問題は得票率と議席専有率に“ズレ”が生じることだ。
今回の衆議院選挙での小選挙区の有効投票数は5293万票で、このうち自民党は2552票を得た。
ここでの得票率は48・2%であるのに対し、小選挙区の議席占有率は75・6%に達する。
得票は半分に満たないのに、大量の議席を獲得してしまう。
この問題は、小選挙区では各選挙区から1人しか当選できないという選挙制度起因している。
★公明党の山口那津男代表は、12月18日夜、BS日テレの報道番組「深層NEWS」に出演し、与党・公明党の役割について、「国民目線に立ち、小さな声であっても丁寧に受け止め、政策実現に生かしていく目配りや、多様な民意の重心をとらえ、与党としてバランスの取れた合意をつくる公明党の約割が期待されている」との認識を示した。
「多様な民意を受けとめるには、謙虚な姿勢が必要だ。数におごらないよう自ら戒めなければならない」と述べた。
★パキスタン学校襲撃
鍵を握るのは、やはり教育。
パキスタンに限らず、内戦が続くシリアやイラク、過激派の多くは貧困家庭の出身者で、十分な教育を受けられないまま大人になってしまう。
暴力を否定し、人権の尊さや寛容の精神を育むための“学びの場”の創出と拡大に、国際社会は尽力する必要がある。