女子サッカー。
なでしこはアメリカに敗れて金メダルはならず。
ただ個人的にはアメリカと日本の力関係は6:4と思っているので、
日本が勝つ可能性があるのと同時に、逆に厳しい相手、負ける可能性の方が高いことも事実なはず。
それを考えれば、負けても仕方がないし、特に序盤に先制されてしまった展開の中にしては
良く頑張った方だと思う。
なでしこは金メダルを取った女子レスリングの3人娘とは違う。
女子レスリングの3人娘は10年前後の中で殆ど負けたことがない絶対王者たちであり、
なでしこはW杯こそ勝ったが、あくまで強豪国の1つに過ぎないのである。
たとえば準決勝のフランス戦にしてもフランスの決定力不足、特にPKを外したラッキーと
有り得ないようなGKのファンブルからごっつぁんゴールがあっての勝利。
負けてもなんら不思議ないないようであった。
あるいはアメリカ戦は、シュートがゴールポスト、クロスバーに何かと嫌われたり、
相手のハンドっぽいプレーがPKにならなかったり、アンラッキーもあったが、
しかし、W杯ではアメリカが同じようにアンラッキー(決定力不足)で得点が思うように取れなかったし、
行って来い。
W杯だけでも優勝できたのだから、今回は銀メダルでも上出来と考えるべきだろう。
一歩間違えればメダルが取れなかった可能性もあったと思うので。
くどいがあくまで、なでしこは強豪国の1つに過ぎないのだから。
ただ、もちろん優勝を狙える力もあるわけだから、今回の結果を踏まえて更なる強化、チーム作りが必要。
いろいろあるが、いくつか上げると。
決定力のあるFWの出現。
今回、エースストライカーだった大儀見は3得点、ポストプレーで頑張ったと見る向きもあるが、
頑張ったことは認めるが、得点はこぼれダマを押し込んだ2点と隙を付いたパスからキーパーと
1対1になった場面で決めて当然の得点。
W杯の時も含めて考えれば、決定力不足は否めないと思う。
ある意味、最低限の仕事はしているとしても、世界の強豪国にきっちり勝ち切るには
大儀見が今より1ランク、2ランク上になるか、大儀見を超える選手が出てこないと苦しいと思う。
あとは、沢の後継者。
場合によっては宮間の後継者も。
まだ、確定はしていないが、沢は今回が最後のオリンピック。
宮間も。。。の可能性もある。あるいは代表に残っても4年後は力が落ちている可能性もある。
このなでしこの軸2人に変わる同等の選手が育てられるか?
あとはDF。
DFの組織力は素晴らしいなでしこだが、たとえばアメリカ戦で言えば、カウンターなどDFが崩れた時に
相手FWのモーガンのスピードにはほぼ対応できていなかった。
モーガンの決定力不足や周りの選手を使えるだけの技術がなかったから助かったものの、
もう少しモーガンのレベルが上がったら、対アメリカで言えば今のDF陣では対応できない。
これはモーガンだけではなく、他の強豪国にもスピードはいて、日本のDFが対応できているというより、
相手の決定力不足に助けられて失点に繋がっていないと考えた方が良い。
個人的には他の強豪国は日本に比べると、サッカーの普及、強化が十分でない部分があって、
もっと強化が進んできたら、数段強くなる可能性があると思う。
客観的に見て、個々の肉体的パワーやスピードは外国の選手の方が相対的に上であり、
これに個々の技術や組織力がアップしてきたら、厳しい時代が来るように思う。
前にも書いたと思うが、今の女子サッカーは東京オリンピック頃の女子バレーボールのようなもの。
まず競技としてまだまだ発展途上な段階。
そして日本女子バレーは体力差を回転レシーブなど技術でそれをカバーしてきた。
しかし、他国の技術が追いついてくると単純に身体能力の差は大きくなってくる。
特に今のなでしこのメンバーは川澄のような一瞬の交わすスピードがある選手はいるが、
単純に俊足といえるほどの走力のある選手はしないし、大型選手も少ない。
強化にあたっては大型選手、走力のある選手の発掘、育成も必要だと思う。
でないと外国がもっと強化が進んだ時には通用しない時が来ると思う。
なでしこはアメリカに敗れて金メダルはならず。
ただ個人的にはアメリカと日本の力関係は6:4と思っているので、
日本が勝つ可能性があるのと同時に、逆に厳しい相手、負ける可能性の方が高いことも事実なはず。
それを考えれば、負けても仕方がないし、特に序盤に先制されてしまった展開の中にしては
良く頑張った方だと思う。
なでしこは金メダルを取った女子レスリングの3人娘とは違う。
女子レスリングの3人娘は10年前後の中で殆ど負けたことがない絶対王者たちであり、
なでしこはW杯こそ勝ったが、あくまで強豪国の1つに過ぎないのである。
たとえば準決勝のフランス戦にしてもフランスの決定力不足、特にPKを外したラッキーと
有り得ないようなGKのファンブルからごっつぁんゴールがあっての勝利。
負けてもなんら不思議ないないようであった。
あるいはアメリカ戦は、シュートがゴールポスト、クロスバーに何かと嫌われたり、
相手のハンドっぽいプレーがPKにならなかったり、アンラッキーもあったが、
しかし、W杯ではアメリカが同じようにアンラッキー(決定力不足)で得点が思うように取れなかったし、
行って来い。
W杯だけでも優勝できたのだから、今回は銀メダルでも上出来と考えるべきだろう。
一歩間違えればメダルが取れなかった可能性もあったと思うので。
くどいがあくまで、なでしこは強豪国の1つに過ぎないのだから。
ただ、もちろん優勝を狙える力もあるわけだから、今回の結果を踏まえて更なる強化、チーム作りが必要。
いろいろあるが、いくつか上げると。
決定力のあるFWの出現。
今回、エースストライカーだった大儀見は3得点、ポストプレーで頑張ったと見る向きもあるが、
頑張ったことは認めるが、得点はこぼれダマを押し込んだ2点と隙を付いたパスからキーパーと
1対1になった場面で決めて当然の得点。
W杯の時も含めて考えれば、決定力不足は否めないと思う。
ある意味、最低限の仕事はしているとしても、世界の強豪国にきっちり勝ち切るには
大儀見が今より1ランク、2ランク上になるか、大儀見を超える選手が出てこないと苦しいと思う。
あとは、沢の後継者。
場合によっては宮間の後継者も。
まだ、確定はしていないが、沢は今回が最後のオリンピック。
宮間も。。。の可能性もある。あるいは代表に残っても4年後は力が落ちている可能性もある。
このなでしこの軸2人に変わる同等の選手が育てられるか?
あとはDF。
DFの組織力は素晴らしいなでしこだが、たとえばアメリカ戦で言えば、カウンターなどDFが崩れた時に
相手FWのモーガンのスピードにはほぼ対応できていなかった。
モーガンの決定力不足や周りの選手を使えるだけの技術がなかったから助かったものの、
もう少しモーガンのレベルが上がったら、対アメリカで言えば今のDF陣では対応できない。
これはモーガンだけではなく、他の強豪国にもスピードはいて、日本のDFが対応できているというより、
相手の決定力不足に助けられて失点に繋がっていないと考えた方が良い。
個人的には他の強豪国は日本に比べると、サッカーの普及、強化が十分でない部分があって、
もっと強化が進んできたら、数段強くなる可能性があると思う。
客観的に見て、個々の肉体的パワーやスピードは外国の選手の方が相対的に上であり、
これに個々の技術や組織力がアップしてきたら、厳しい時代が来るように思う。
前にも書いたと思うが、今の女子サッカーは東京オリンピック頃の女子バレーボールのようなもの。
まず競技としてまだまだ発展途上な段階。
そして日本女子バレーは体力差を回転レシーブなど技術でそれをカバーしてきた。
しかし、他国の技術が追いついてくると単純に身体能力の差は大きくなってくる。
特に今のなでしこのメンバーは川澄のような一瞬の交わすスピードがある選手はいるが、
単純に俊足といえるほどの走力のある選手はしないし、大型選手も少ない。
強化にあたっては大型選手、走力のある選手の発掘、育成も必要だと思う。
でないと外国がもっと強化が進んだ時には通用しない時が来ると思う。