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気まぐれ日記。

エリザベス女王杯の展望-その2

2008-11-11 22:57:16 | 競馬
・・・ということで、連対馬の傾向の続き。
絞込み。
残った馬のG1連対実績。1年以内の牡馬混合重賞実績と1800m以上の上がりタイム。




馬名G1実績古馬混合戦上がり3F
エフティマイア2着2回なし35.3
カワカミプリンセス1着2回金鯱賞3着34.0
ブルーメンブラッドなしなし33.2
ベッラレイア2着2回なし33.3
ムードインディゴ2着1回なし34.4
レインダンス2着1回なし34.0


全馬、牡馬混合重賞の連対実績は無しなので、カワカミプリンセスの金鯱賞3着だけ
取り上げておきました。

さて。
まず、ブルーメンブラッドは、前走は見事な勝利で、上がりも33秒台を記録。
しかし、G1実績なし。2200mの距離は実績からは不向きと言わざるおえない。
軸には出来ない。

続いて、レインダンス。
この馬はそもそも除外対象なので、出走できるか?というのは有るがとりあえず。
秋華賞ではウオッカに先着。これが唯一のG1連対実績。
しかし、展開が嵌った感じが否めない。
また、その後の不振。
前走、府中牝馬Sで復調の兆しを見せたが、決め手も絶対的ではなく、信頼は薄く、
また底力不足。

3歳勢。
エフティマイアは、桜花賞、オークス2着。秋華賞も一応善戦の5着。
3歳のトップホースではあるが、決め手という面では極めて見劣るタイプ。
ムードインディゴは、ひと夏越して本格はしたのか、ローズS2着に続いて、
秋華賞も2着。
今の勢いだと、3歳勢ではトップかもしれないが、こちらも爆発的な瞬発力が
あるタイプではない。

3歳勢2頭とも過去1年以上前、そして1800m未満の距離でも33秒台の脚は使っていない。

残った2頭。
カワカミプリンセスはG1を2勝。2年前のエリザベス女王杯も降着こそなったが、
1位入線をしていて、この時点で相当の実力と評価されていた。

その後、順調を欠き、春は長期休み明けで金鯱賞3着。そこからまた休んで、
前走、今回のステップレースで府中牝馬Sは2着。

強かったときに近づきつつありそうで有力だが、33秒台の脚は過去に遡っても、
1800m以上では一度も使っていない。
唯一あるのは2年前のヴィクトリアマイルでの33.7。
このレースはほとんどが33秒台で、最速はカワカミプリンセスに先着している
ジョリーダンスの32.9。
絶対的な決め手があるわけではない。
2年前のエリザベス女王杯を1位入線しているわけで、33秒台の脚を使っていなくても、
展開によっては問題はないが、使った(使えることがわかっている)馬の方が有利なのが
これまでの傾向であり、イチオシは出来ない。

ということで、ベッラレイアがイチオシ!!

勝ってはいないもののG1連対実績あり。
前走の府中牝馬Sは際立った33.3の脚を使っている。
これまでにも33秒台の脚は何度も使っており、決め手は抜群!!
また、世代別に見て、4歳勢はダイワスカーレット、ウオッカという超一流の
名牝を筆頭に最強レベルの世代。
その中でベッラレイアは、秋華賞ではダイワスカーレット、ウオッカと3強といわれた存在。

タイムだけでは単純比較は出来ないが、ベッラレイアのオークスのタイムは2.25.3。
その1年前の勝ち馬カワカミプリンセスは2.26.2。
今年のオークスを勝ったトールポピーは2.28.8。(やや重)

力を出せば、このメンバーでは1番強いのはこの馬であるはず。
問題は力を出せるのかではあるが・・・

とりあえず、連対馬の傾向としては、ベッラレイア!!


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