紅葉が、まだまだ見頃だった新宿御苑。
イチョウ→モミジ→ ときたら次は何でしょう？ サクラなんてどうですか
サクラは桜
あの薄桃色の小さな花が可愛いのですが、葉っぱの紅葉もなかなか風情があります。
赤や黄色、色とりどりです。風に吹かれて、落葉していく風景もなかなかいいもんです。桜吹雪ならぬ、落ち葉吹雪
落ち葉がカラカラと風に吹かれて飛んでいく風景も、私のお気に入り
ちょっとスカスカし過ぎちゃったかしら
サクラの葉っぱは、花の開花にとっても影響を与えていると聞きました。なんちゃらホルモンが出てて・・・
それでね、私のいつもの早とちりかもしれないんだけど
、早く咲く桜の葉っぱから紅葉して落葉していっているような気がするの。
葉っぱが落ちてしまった木には、既に固い蕾が膨らんでいたんですよ
開花時期の予想はできないけど、開花の順番を紅葉から予想するっていうのは、どうかしら
サクラの紅葉と落葉で、一番好きなのは、フカフカの落ち葉の絨毯
１歩進むたびに、ヌワ～ンと落ち葉に包まれる優しい感覚がたまりません
息子たちがまだ小さかった頃、一緒に落ち葉拾いもして、葉っぱでお絵かきなんてこともしていた穏やかな思い出が甦ります
小さな男の子の兄弟がキャッキャと笑い合っています。振り返ってみると、ドングリ拾いをしてたみたい。
うちの息子たちも、ドングリ拾いは大好きで、ズボンのポッケには、いつも宝物のドングリが沢山入っていました。
ドングリが宝物ってキャワユイですよね。このドングリがマネーだったら・・・。そんなこと、つい思ってしまう自分が嫌ですわ～
ところで、こんな地味な紅葉の写真と、柄にもないしみじみした話で、私が終わるはずがないってお思いでしょ
そうなんですよ
実は、御苑には沢山の桜の花が咲いていたんですよ
コブクザクラ コブクロではないですよ！！「子福桜」です。
子福桜って、なんとも縁起の良い名前ですね。実は、この桜、１つの花から実を２つ以上できるそうなんです
そこから「子宝に恵まれるサクラ」→コブクザクラ
冬に花を咲かせる桜のことを「冬桜」って総称で呼びますが、実はまだ寒い時期に１回咲くセッカチな桜と、秋～冬へと、春の２回咲くオッチョコチョイの桜の２種類があります。
コブクザクラは、２回咲く方のサクラなんですよ
こちらの、やや濃いピンク色の桜は、ヒマラヤザクラ
ヒマラヤ
原産の野生種と考えられています。高山の桜なので、本来は日本のように高温多湿な所は苦手なんですって
この桜は、花と葉っぱが一緒に出てくる種類で、年に１回、１月～２月に花を咲かせるそうです。
こちらは、冬桜の代表格「十月桜」です。 名前の通り、１０月～１２月と春の２回、花を咲かせます。
紅葉と桜の取り合わせも珍しいですが、寒風の中で健気に咲いている小さな桜を見ると、ある時は「守ってあげたーい」 またある時は「頑張っているな～、私も頑張らないと」なんて思います。
花も草も木も、ただ淡々と命を繋いでいるだけなのに、その姿を見て、勝手に色々思ってしまいます。
物を云わないからいいのかな！？ 私はいつも一言多いからダメなんだよな～
そうだ、来年は一つ、寡黙なオンナになってみよう。 無理だって、やっぱりそう思いますか。私も思います。
これから冬本番だっていうのに、一足早く桜の花を見てもらいました。
喜びも悲しみも色々あるけど、花を見て綺麗だな、空を見て清々しいな、そんな気持ちはずっと持ち続けていたいと思っています。
