細坪さんのソロライブ@横浜赤レンガ倉庫ホールに参加した時のことを思い出しながら、ダラダラと無駄話をしています
~その5までで、やっと4曲目が終了って、いったいどんなペースやねん
まあ、いつもの事ながら、ちょっとスローペース過ぎるので、ここからはちょいとスピードアップしていこうと思っています。
海関係の歌を歌ってきましたが。。。次は
今は立派な音楽スタジオをお持ちで、坪さん始め色々な方々がツルスタジオでレコーディングをしていますけど、まだそんなスタジオを持っていなかった、下北沢の坪さんアパートに集まっての「ツル移動スタジオ」で作った歌風が止まった日
ツルさんの移動スタジオのお話は、坪さんのライブでは時々出てくるお話で、ご存知の方も多いと思いますが
風が止まった日 は、坪さんのセカンド・ソロアルバム『洋燈とガラス玉』に収録されている曲で、同じようにそのアルバムに収録されている
望み とか
失墜天使 なども、ツル移動スタジオにてのレコーディングだそうです。
そうそう、この時ツルさんは、おの機材と、レコーディングの為に購入したマイク
を持って、坪さん家に行ったわけです。
さて、いざレコーディングしようとしたら「あれ~、マイクスタンドは?」 マイクを買ったけど、マイクスタンドのことはすっかり頭から抜けてた
というか、覚えていてもスタンドまで購入することができなかったとかとか。
マイクスタンドがなくて、大変だったんだよ~というお話は、どこかで聞いたことがあった気がするのですが、その後どうしたかって気になりますよね
ギターを抱えてあぐらをかいて、丁度いい高さのものは・・・と見回すと、そこにお風呂のお湯をか混ぜる棒が
そんなお風呂で使う物が、すぐ目に入るはずもなく、きっと必死に探したんでしょうね
確かに、お湯を混ぜる部分が土台になっていて、棒が自立するから見ようによっては、マイクスタンドに見えなくもないか その棒に、丁度イイ高さの所でマイクをガムテープでグルグル巻きにして使ったそうですよ。
風が止まった日 は、イントロがとっても印象的な曲です
今も、この曲を演奏する時は、ほぼ原曲通りのイントロで演奏してるとか。
チュルチュルチュル~~と、とっても素敵なイントロは、当時、坪さんがお気に入りだったCSN&Y(クロスビー、スティルス、ナッシュ&ヤング)ぽくしたとか。
チュルチュルだからって、NSPじゃないよだって。家に帰って調べましたら、CSN&Yは、当時流行していたウェストコーストサウンドのロックバンドでしたよ。
いまはミンダナオ島に住んでる本田と(*本田修二さん)、あ~だこ~だ、ここはもう少し、ア~ソレソレ、そんな感じとか言いながら作ったとか。
ツインギターの部分は、アコーディオンとギターでお楽しみ下さいとのことでした。
私は、やっぱりツインギターの方が好きですが、あの野音の時のように二人のギタリストが見つめ合い微笑みあうのが特に好き(←音とは、全然関係なかったですね
) でも、アコーディオンもなかなか良かったですよ。
アコーディオンってね、のど自慢の演奏のイメージがあって、それからアルゼンチンタンゴの妖艶なイメージですか。
でも、ツルさんが奏でるアコーディオンは、時に軽やかに、時に切なく、そして時にセクスィーーで、坪さんの歌を多彩に染め上げていましたよ。
チュルチュルチュルーーのイントロも素敵でしたが、チュルチュルチュルー チュチュチュチュチューのコーラスも、バッチリだーーで、とっても素敵でしたよ
お歌の方は、夏が終わりぐっと秋めいて
三浦和人さんが作られた・・・#$%&*&%$#* あれ~
ひょっとして韓国語
坪さん、さらーっと歌いだしましたが、ひょっとして
愛はかげろう だったのかしら?
違う違う、この歌じゃなくってってことで、改めまして三浦さんが作ってくれた曲今から一人
「ワンツーさん ワンツーさん ハイ」と入りました。サポートは、バイオリンとギターで、ぐっとシットリ秋の雰囲気に
トークも曲紹介もなく続けて、アコーディオンとギターで
え~っと、このイントロなんだっけ~~~ 聞いたことある聞いたことある たぶんこれはふき歌・・・と記憶の海でおぼれる私
なつがーおーわるころー このこいもーおわーる そうそう、このこぶし、私の●●●いな歌
曲のタイトルがすぐに思い出せなかったので、家に帰ってから調べました。ふきのとうのアルバム『SKETCH』収録の忍び寄る秋に だと思います。
この時は、照明に照らされる赤レンガとアコーディオンの調べが、まるでおフランス ちょっとシャンソーンの香りがしましたよ。
歌い終わって、坪さんは客席に向かって「東京、そして関東から、ほかの地域からも駆け付けてくれてる人がいると思うけど、地元横浜在住の人ってどれくらいいるのかな?」 横浜在住の人が拍手でお返事します。
たしか前に、客席が真っ暗な会場で、手を挙げたお客さんがいたんだけど、「こっちからじゃ、手を挙げてくれても見えないんだよ」ってことありましたよね。
じゃあね、横浜で生まれて育ってずっと横浜っていう人は? ふ~ん、結構いましたね。
坪さん曰く、拍手に「どうだ」感がある
そう、横浜ってね、お洒落な感じがあって、東京みたいな野暮で田舎者の寄せ集めの所と一緒にしないでくれ!みたいな、なんか特別な感じがありますよね
ところで、メンバー紹介の時も、根掘り葉掘り聞きだそうとしていましたが、ここでも又さっきの話題を。。。
「久保田は、横浜までドライブデートとかした? 」
「ええ、まあ 20歳で免許を取ってすぐに。。。」
「あれかい!?助手席の女の子が、バスケットを膝にのせて、コーヒーでも飲む?とか」 もう、嬉しそうに小芝居をする坪さん
ところが、せっかく坪さんが嬉々として聞いてきたのに、とってもクールに「それは、なかったです」って即答した久保田さん
それはないぜ!クボッチ もうちょっと、付き合ってよ~っていう雰囲気が漂います。
こんな事くらいでは、へこたれない今日の坪さん、更に畳み掛けます。
「あれかい!?元町行って、港の見える丘に行って外人墓地かい!?」
「ええ、まあ」
「そして中華街かい!?中華街でお昼食べて。。。」
もう、坪さん。坪さんの横浜デートがそうだったの?なんて思っちゃいました。
「それでさ、隣に乗った人のことは、覚えてる?」
「覚えてますよ」
「その人とは、今でもお付き合いが。。。」
ヘヘヘヘ さて、このヘヘヘヘのお返事は、「A,昔の彼女で、フラれた」「B、奥さん」 どちらでしょうね~
私はね、結局失恋しちゃったけど、初めて真剣交際した人かな~なんて想像しちゃいました。
だからね、奥さんを差し置いて元カノの話なんて、みんなの前でできなかったのよ~なんてね
最後に参考資料としてCSN&Yの曲をどうぞ
聞いてみるとね、確かにあ~こんな感じ、こんな感じのエッセンスを、ふきのとうや坪さんの歌から滲んでるような気がします。
Crosby, Stills, Nash & Young - Teach Your Children