星くず日記

お気に入りの音楽のことや日々チョットしたことをまったーりと綴っていきます

“天使の翼”を救え

2009-02-22 15:05:00 | 日ハム
2/20の朝刊に特集記事として大きく取り上げられていたのが
「沖縄北部 医師らのNPO奮闘 救急へリ再開を」


月に1000万円以上もかかるドクターヘリが財政難で休止になった沖縄県北部。

医師らがNPOを設立して市民からの募金で翼を取り戻そうと奮闘してる姿を紹介する記事でした。

北部救急へリ。愛称は「県北部を飛ぶ白衣の天使」=「ノースエンジェル」



スタート以来一年間で約240人を運び、搬送された人の内訳は半数が地元、残りの半数は離島の住民、そして観光客。

1週間に一人の割りで観光客がドクターヘリのお世話になっているって凄い数字だと思いませんか


ヘリの運用には年間1億円がかかるんですって ヘリ会社との契約には半年分の5000万円が必要で締め切りの今月末までに残り1500万円を集めなきゃ再開は無理


NPOのスタッフは毎週、色々な催し物に駆けつけて協力を呼びかけています

キャンプ中の球団の協力を得られないかなあ・・・



そこへ現れたのが強力な助っ人「日本ハムファイターズ」



2009/02/20 チャリティー有料試合開催のお知らせ


あまりの対応の早さにビックリです


2月22日(日)、名護市営球場で行う東京ヤクルトスワローズとの有料練習試合をチャリティーマッチとし、沖縄県北部地区の民間救急ヘリ「MESH(メッシュ)」の存続活動をご支援いたします。NPO法人「MESHサポート」の活動を一人でも多くの方に知っていただく機会にしたいと考え、収益の一部を寄付します。

入場料:一人500円


日ハムは日頃からファンを大切にしたり、社会貢献に力を注いでいる球団ですが、何だかこの素早い対応はカッコイイし頼もしいし、ファンとして誇らしく思います


入場料を寄付するだけじゃなく、特設ブースも設けたようなのでたくさんのお金が集まるといいですね



さてさて、新聞記事に戻ります


厚労省はドクターヘリの補助事業を始めましたが、それにはヘリの配属を救命救急センター指定病院とする。その場合の経費は国と都道府県が半分づつ負担する。

でもこのNPOの沖縄・北部の医師会病院は救命救急センターに指定されていないのよ。

つまり、補助対象外ってこと


えっえっ、何その“救命救急センター指定”って


私の住んでいる県や出身の北海道なんて、交通や病院のことを考えると「ドクターヘリ」は必需品です。

なのに、“救命救急センター指定”が国からの補助に関係があるなんて


だってね、つい先日ですよ 県に3番目の“救命救急センター指定病院”が誕生したのは

それも県北でドクターヘリが最も必要な県南には“救命救急センター指定病院”がありません


都会だから安心とはいえませんよね。のたらい回しとかあるし


お金持ちになった日本のはずなのに~っとつい愚痴の一つも言いたくなります



日ハムの活動を通して、見落としがちだった記事にきちんとを通すことになりました。
もっと詳しく知りたいなって方はMESH

一般の募金もですよ。

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