星くず日記

お気に入りの音楽のことや日々チョットしたことをまったーりと綴っていきます

お引越し~1

2012-10-15 14:26:46 | Weblog

sUnさんの転勤で、またもや大阪へ舞い戻ってきた私たち

大阪を出た時は、「もう二度と関西には戻らないだろう」な~~んて思って関西を後にしたのに、じんせい~イロイロ

あっと言う間に、振り出しに戻る、いや出戻り~

こんな言い方したら、西の国の方には、大変失礼なことは承知の介

でもね、カムバックサーモンじゃないけど、故郷の方へ向いていた鼻先を、反対方向へ向けられた私の心境、どうかお察しくださいまし。

 

札幌→仙台→盛岡→大阪→四日市→東京、そして大阪

同じ町の中での引越しもありましたし、第1期大阪時代には、sUnさんの単身赴任の引越しや、大学生になった長男や次男の引越し、社会人になってからも長男や次男の引越しがあったので、「お引越し」なんて屁でもない(※失礼しました)

「お引越し、大変でしょう?」なんて声をかけて頂いても、「大丈夫 慣れているから」なんて豪語していた私

これから、あんな事やこんな事があって、ビービー泣く羽目になろうとは想像もしていなかったであるよ

 

最初の札幌→仙台のお引越しだけは、前日からお引越し屋さんが来てくれて、荷造りを手伝ってくれました。

まだ、お引越しの荷物はJRのコンテナではこんでいた時代です。

色々な荷造りの資材も整っていない時代。

食器を包むのは、新聞紙ではなかったけど、新聞紙と変わり映えしない紙で、一度紙を揉んでから食器を包んでいました。

箪笥の引き出しも一つ一つ出して、一つ一つ包んでいたんですよ

本当は、今でいう「楽々パック」だったと思うのですが、「奥さーん、覚えておいて損はないよ。引越しの奥義をタダで伝授してやるから、シッカリ覚えておくといいよ」なんていうその時きていた引越し屋のオジサに上手いこと言いくるめられて、一緒に荷造りをした私とsUnさん

私たちの引越しの荷造りの基礎は、その時に教え込まれたものです。

 

その後の引越しは、荷造りは私たちで、大きな家具の梱包は荷物を出す時に引越し屋さんがするというパターンへ

段ボールへ荷物を詰めるのは、いつもはズボラでグズラな私ですが、なかなか手馴れて手際が良いんですよ

大阪→四日市への引越しなんて、sUnさんが単身赴任中だったので、おおかた私一人でやったんですから

引越しに係わる諸手続きだって、いつも私がやってるんですから

 

ところがーーーー、今回はチョット楽々パックで、引越しの前日に荷造りの人が来て、荷物を運び入れた翌日にまた段ボールの中の荷物を納めにきてくれるという、いつもとは違うパターンで、少々どころかかなり勝手が違って、調子が狂っちゃう~~てな感じ

 

この調子が狂っちゃう~~が、大きな落とし穴だったという事を、後でいいだけ思い知る私でした

 

 

さて、引越しの荷物の整理ですが、つい「あ~、コレコレ」とか思い出話に花が咲いて、手が止まってしまうってこと聞きますよね。

でも、私はそーーんなことで手を止めたりはしませんよ。だってこの時は自称・引越しのプロでしたから

今はね、アッサリとその「自称・引越しのプロ」の看板を跡形もなく降ろしてしまいましたが。。。

ちゃんと、どこにあった荷物か、次に整理する時にわかりやすいように、段ボールにキチンと記しておきます。

壊れやすい物や、すぐに箱を開けたい物など、わかりやすーくしておきます。

荷造りは大変だけど、自分で箱に詰めたものは、なんとなーく覚えている物です。

 

ところがーーー、今回は、全部、他人がやってくれちゃいてて。。。

箱に書いてある字が読めん、書いてある内容がワカラン

自分の荷物なのにワカランってか~、だって。。。

 

実は、大阪から四日市へ引っ越した時、そして更に東京へ引っ越してから、ちゃんと整理もせずに押し込んでいた物が山とありまして。。。

それが、あの悲劇の導火線になっていようとは。。。

 

 

うちね、実は荷物がとっても多い家なんですわ。

それに、家具も大きくて重い(←高価なものではないけど、頑丈な物が好きなの)

それでね、いつも引越し屋さん泣かせの家なんです。

ある時は、トラックに荷物が入りきらず、もう1台後から来てもらったり・・・とか

今回も夫婦二人暮らしだっていうのに、トラックは一番長いトラックです

 

前日の荷造りに大きな不安を抱いた私は、何度も引越し屋さんに念を押しました。「荷物、多いんですけど

それに対して引越し屋さんは、「ええ、見ればわかります。大丈夫です、しっかり対応させていただきますからご安心ください」

 

いくらビッグ爽やかスマイルを戴いても、不安な物は不安なのよ

朝8時~から寄せていただきますから え”--8時 9時じゃないのーーー

何人でいらっしゃいますの?(一応、お茶の用意もあるしね) 「はい、5人で参ります。荷物を出す日は○人を予定しています」

 

東京の家に前の道が狭いので、トラックが入ってこれないの。だからトラックは、大きな道に停めて、そこへ小さなトラックでピストン輸送する段取りでした。

東京へ来た時は、そんな道路状態だとは露知らず「引越し屋さん、来ないね~」なんて言っていて、そうしたら

「スイマセーン、トラックがどう頑張っても入って来れないので、いま小さなトラックを手配してますので、もう少しお待ちくださーい」なんてことになっててね

だから、荷物出しには、普通より手がいると思ったのよ

 

いやいや、荷物出しもだけど、その前の荷造りが肝心

 

 

金曜日、朝8時 準備万端、どこからでもかかってこいやーーー的な私とsUnさん

ところが、いくら待っても引越し屋さんの足音が聞こえてきません

あれ~~、私の聞き間違いだったかしら???と思っていたら、ピンポーン

「スイマセーン、間違ってお隣のマンションに行ってしまいました」な~~んていう若い男女が2組

5人って聞いていたのに4人しかいないし、おまけにどう見てもダラダラしていて、長い髪の毛を気にしながら作業をしているこの若い姉ちゃんがリーダーだっていうし、今日が初めて、みたいなド素人がいるし・・・

 

若くてもね、シッカリと仕事をしてくれた人は、これまでも何人もいましたよ。

でもね、今回は、不安だ・・・

チミたち、コレがどういう物だってわかるのかね? わかった上で梱包してもらわなきゃ、困るんだよ

チミたちには、古臭くて小汚くみえるかもしれないけど、大切なものだったり、壊れやすいものだったり、色々あるんだけどサ

私たちは手伝いたいんだけど、手を出して欲しくない気配をバンバン出されるし・・・

「わからないことがあったら、お聞きしますので」って言うけどさ、「あの~、コレは?」ってイチイチ聞かれるのは邪魔くさいけど、かと言って何も聞かれないのも不安よ・・・

 

 うちの荷物の多さをよく知っている妹・アグネスも仕事を早退して掛けつけてくれました

もちろん、手伝う気マンマンでね

でもね、部外者が手伝うのは困る。。。みたいな感じなのよ

どう見ても、引越し屋さんの顔から焦りと嫌気が見えるんですけど。。。。

 

私たちもお昼を食べるので、お昼の休憩取ってくださーいとお願いして

私たちは、アグネスが買ってきてくれたお弁当を

 

アグネスは、東京へ越してきた時も、わざわざお蕎麦を茹でて持って来てくれたり、ちょっとした気配りがとっても可愛い人です。

今回も、こんな素敵なお弁当で、ホッコリさせてくれました

 

アグネスが話し相手になっていてくれなかったら、私はどんなオバサンになっていたんでしょう?ってくらい、この日は長い長い1日でした。

 

途中4時半にも休憩を取ってもらって、この日の作業が終わったのは夜の7時半

「残りは明日の人たちにやってもらってくださーい。資材も置いて行きますので、気になるのがあったら使ってもらっていいですよ」だって

 

 

   

 

天井スレスレまでに積み上げられてしまった段ボール

こんな状態の時に、地震とかきたらどうなるんだろう

 

引越し屋さんが帰った後に、梱包をチェックしたいものがあったのですが、こんな状態で箱を見つけることができませんでした。

 

私たちがこの後やった作業は、野積みされていたギターを包んだり、むき出しのライフルのおもちゃを梱包したり、買った時の箱が残っているパソコンとかをしまったり

 

やることがありそうでなさそうで、この日の夜が更けていったのでありました

 

 

 

 

 


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