新米カントリー家具職人

sUnさんのお兄さん・トニーは、とっても器用な人で何でも自分で作ったり、修理しちゃったりとスンゴイ人であります。


その上、とっても几帳面な性格でもあります。（←融通が利かなかったり頑固だったりもします）


ちなみに、トニーの好きな番組は、「大改造！ビフォーアフター」です。



その兄・トニーが数年前から趣味にしていたのが、カントリー家具作り。


きっかけは、自分の部屋の内装をログハウスぽくしところから始まり、ベッドのがたつきが気になるので作ってしまえ～、イスもテーブルも机も・・・。


地震で家具が壊れてしまったので、カップボードも作ってしまえ・・・。


「買うってなったら、オマエ、目ん玉飛び出るくらい高いべ 何であんなに高いのさそしたら、あんなもの自分で作ってしまえってもんさ」


みたいなかんじです。



昨年、久し振りに帰省した時に、それまで作った作品を見せてもらってビックリ

もう完全に趣味の粋を脱していました。


冗談で「カントリー家具職人になったらいいんでないの～」なんて冷やかしていたのですが、なんとなんと本当にそうなってしまいました。



小さいながらも戦前から商いをしていたのですが、高齢化と過疎化の波には勝てず、春に店を閉めました。


はて～、これからどうするのかな～って心配していたのですがね。。。



今年の夏、帰省した時。



今までお店だった所が、トニーの工房になっていました


商品を並べていた棚も全部なくなり、冷蔵庫もなくなっていました。


ガランとしたところに、大きな作業台が一つ。


これからは、ここを少しづつ綺麗にして作品を並べて・・・と、トニーも義姉キャサリンも新しい夢に向かってキラキラ輝いてしていました。


しかーし、鬼嫁キャサリンは、「ここ、sUnさんに貸してやるよ。写真をパネルにして飾ればいいよ。あっ、その代わり壁をキレイにしてね。壁紙を張り替えたりさ～」



お店を閉めてから、すっかり内装に興味を持ったキャサリン。


壁のペンキを塗るのはいいけど、思いついてすぐやるものだから、アチコチ余計な所にもペンキを付けてるし。。。


この大雑把さを「O型」のせいにしてほしくないんですけど。私なら、もう少し段取りを考えてやりまっする


キャサリンのやった仕事の尻拭いはトニーがやっているのですが。



それでは、作品を紹介します。といっても、欲しいっていう人がポツポツいて（みんな知り合いですが）ほとんどなかったのですが。


イス



作りかけのキャビネット




そして、昨日我が家に届いた出来立てホヤホヤのトイレットペーパーストッカー






この横板ですが、1枚板ではありません。2枚の板にカンナをかけて、圧縮して接着剤で着けています。


他にも上から釘を打ってなくって、だから前もってネジ穴をあけて～～とかなんとか、工程がとっても複雑です。



誰かに習ったわけではない自己流なんで・・・って言っております。


ウチが転勤族でなかったら、もっとアレコレ作ってもらいたいところなのですが、今のところは小物しか頼めません。





今度はナニをお願いしようかな～って部屋を見回しているのですが、キチャナイ貧乏臭い部屋のので、オサレな発想がちっとも浮かびません。



また新しい作品が出来たら、写真を送ってもらって紹介しますね。



ちなみに、まだ工房の看板は上がっておりません。


五十肩が痛くて、腕が上がらないので、まだ昔の看板を下ろせずにいます。


ひょっとしたら、来年、私達が行った時になるかも・・・。

え～え～、壁も床もきれいにさせていただきますよ。但し、ギャラリーの借り賃は負けてね。



トニーの工房は、新ひだか町「優駿浪漫街道」沿い にあります。



看板犬・ラムちゃんが口下手なトニーに代わって接客させていただきます。