馬場俊英さんのアコースティックツアー最終日 赤坂の夜も更けてきました
といっても、この日の開演は16時と早かったので、前半が終了したあたりではまだ17時 外はまだ明るい時間帯です。
話は飛びますが、もうすぐロンドンオリンピックですね。
ロンドンからの中継が多くなってきたのですが、夜の8時だというのに、向こうは真昼の様な明るさなんですね
日本でそんな感じだと、どうなるんでしょうか?
明るい内は帰るのに引け目を感じてしまうお父さんは残業がふえてしまうのかしら?
子どもたちだって、8時になっても明るいままだと寝れませんよねなどとね、つい色々考えちゃうんですよね
そういえば、オープニングの時の馬場さんの挨拶は、「みなさーん、こんばんはーー」じゃなかったかしら
こんばんはーじゃねーよ まだ、こんにちはーだよって心の中で突っ込みを入れた記憶があるのですが。。。
箱が小じんまりとしていたせいでしょうか、馬場さんのトークもいつにも増して、普段着の感じがしました。
いい感じに肩の力が抜けていて、適度な天然さを楽しめて、エヘエヘエヘって笑って誤魔化す技も習得して。
私がコンサートに参加し始めた頃、トークの声が聞き取りにくくて、ほとんど何を話されているのかわからなかったのですが
最近は、しっかりおしゃべりの声が通って、トークの腕を上げたな、オイって思っていたんですけどね、sUnさんに言わせると、歌う時のマイクと話す時のマイクが違う
なんだ~、マイクか~と思いましたが、マイクを変えるっていうのは、大事なことですよね
馬場さんのトークに、何度か笑わされたのですが、実は内容はほとんど覚えていなくて
でも、たった一つ覚えている内容があって、それを記しておこうと思います。題して「坊主事件」
馬場さんのツアーには、楽器係の青年がいまして、曲によってギターのチェンジ&音合わせなどをしている係の人です。
その青年が、とある会場で、ギターのチェンジの時に間違ったギターを持ってきちゃったそうなんです。
「あれ~、このギター・・・・」「あっ、 すいませんすいません」みたいな事だったらしいんですよ。
馬場さんに言わせると、それはこういう事をやっているとよくある事(いや、あっちゃイケナイんだけどね)、たいした事じゃないんだけどね(いや、#$%&*#$%&)
一応1公演が終了すると反省会をするそうです。その時に、「今日○○君が、××を間違えました。これからは、こういう事がないように気をつけてもらいたいと思います」って話が出たか出なかったか、出たとしてもどういう内容だったかは覚えてないのですが
翌日、その青年が坊主頭になってたそうなんです
たまたま、髪の毛を切りたい時でスッキリさせただけかもしれないんだけど、でもひょっとしたら反省の意思表示だったのかも・・・。
みたいなお話でした。(ごめんなさいね。再現できなくて。頑張って、自分の脳内で馬場語に変換してね)
私が受けたのは、それじゃなくって(その話も面白かったんだけど)、男は何か失敗した時は頭を丸めるというか坊主にするってあるよね。
馬場さんは、そういう行為が嫌いじゃないですとのことでした。
でも、それには普段から坊主だったらダメだよね、長くないと。。。(確かに、そうね)
いまは、カッコイイお洒落なヘアースタイルの馬場さんですが、もしも坊主頭になっていたら、何か大きな失敗をしちゃったんだって心の中で思いましょうね。
ところで、馬場さんからの質問です「男子は坊主にするけど、女子はどうするの?」
女子が坊主にしてきても痛々しくって目のやり場がなく困るよね。。。(確かに、そうね)
女子は、どうするのかな~?私は、そんな経験なかったし、想像できないよ。。。そうだな~、涙をキラリとこぼして「申し訳ありませんでした」かしら。キラリとこぼす、←ココ、私的には大事なポイントです。
トークもおぼえていないのですが、ACツアーの目玉であった「Bar 平凡」のコーナーも、あんまり覚えていません。
ステージの端っこに、小さなカウンターと椅子があるだけのセットなんですけどね。
この日で、お店を閉めることになったとマスターが言って、馬場さんと世間話的な小芝居がありました。
どうやら前日にはお店のオーナーが遊びに来ていたり、また全国ツアー中に、馬場さんは「Bar 平凡」のチェーン店にも通っていたらしいです。
私、この小芝居コーナー好きでしたよ グダグダになりそうでならない、そのハラハラした感じが、ものすごーっく適度な緊張感があって
このコーナーこそ、そのライブでしか味わうことができないスリル&サスペンス、そして特別メニューもお決まりじゃなくって、出るのか出ないのか、その時になってみないとわからないっていうのが、なんともイイですね~
さて、馬場さんのトークの再現も、記憶があまりにも朧げで不発に終わりましたので、また歌に戻ります。
青春ラジオ 確かバビさんとの二人での演奏でした。
この日は4人体制のライブで、4人もいいけど2人のも聞いてみたかったな~って思っていたので、私には嬉しいプレゼント曲でした。
青春ラジオ テンポが良くてお気に入りの曲でした でも、いつも洋楽のように聞き流していることが多くて。。。
初めて歌詞をまともに聞いたような気がして、アラアラどうしたことでしょ
出だしからまさかの号泣 この歌、こんなに切ない歌だっけ?と思いながら、とにかく涙が止まりません
悲しい時には 君が笑ってくれた 嬉しい時には 君がいつも泣いてくれたね でウェーーーン
今日もここにいるよ いつもそばにいるよ で、またもやビェーーーン
まさかの青春ラジオ大号泣事件 泣けた泣~けた こらえきーれずに 泣けたーっけ でした。
君はレースの途中のランナー の時でしたっけ
イントロのアコーディオンの音を聞きながら、「ここ、いいんだよな~」って、馬場さんが流れをぶった切ってしまったのは!?
続くバビさんのギターも「ここからが、いいんだよな~」 ってヨダレを流さんばかりの馬場さん。またも流れ切りましたが。
ふとベースの岡さんと目が合った馬場さん 2番から入るベースがこれまたいいだよ~~
この流れ、曲が違ったかもしれないし、内容もちょっと違ったかも。。。でも、まあソコはご勘弁
馬場さんのACツアーってどんなんかな~?実は、楽しみ半分心配半分でした。地味~なんじゃないかな~ってね。
ところが、音がシンプルになった分、楽曲の良さというか骨太さがハッキリしてきて、私は好きでした
とは、いってもCDで聞くと公樹さんのクラリネットやサックスのソロパートが印象的なところがあって、それがないのが残念でしたが。
といいつつも、本当は家に帰ってCD聞くまで公樹さんパートを忘れていた位、ACツアーのアレンジも素敵でした。
普段から一途になれない私ですもの、いつものバンド体制もいいし、アコースティック体制も大好きで、どっちが良いなんて選べません
リハーサルの時から、ベースの岡さんを絶賛していた馬場さん。
「岡さんのベースに全員が乗っかる」みたいに表現されていました。
これは私だけの印象かもしれませんが、私はベースがもう少し引いた方が良かったのでは、と思っています。
岡さんのベースは、上手というか時にメロディアスで、私的にはもう少し単調にリズムを刻むリズム隊としてのベースでも良かったのでは。。。(と、生意気言ってみます)
岡さんだけに限らず、馬場さんのコンサートでは、メンバー全員が頑張ってて、1曲1曲の完成度がとても高くて、でもそれが20曲近く続くと、時にそれが疲れるというかメリハリがなくなってしまうというか。。。
器からイクラや蟹がはみ出た豪華海鮮丼のようで、できれば器の美しさも見せる引き算の要素
メニューが、全部「特製#$%&」で、特製のついてないものが出てきてもいいんだけどな~みたいな。
な~んて生意気言いましたが、馬場さん一人の弾き語りも堪能しましたし、色々バラエティーに富んでいて楽しかったですよ
平凡は、長い曲ですが、生で聞くと曲の持ってるパワーを2倍2倍、いや100倍くらいに感じさせてくれます
HALF は、8月リリースのシングルに収録されている曲で、最近試聴も始まりました。
40代は人生のまだ半分だろうけど、私はもう第3コーナーを回った頃かしら?
45歳とは、それ程年は違わないですし、気持ちだってまだまだ若いつもりでいるのですが、50歳を過ぎてから妙に人生のEndingを意識しちゃってる今日この頃です。
弱い虫 未収録の曲です。昨年12月にもこの曲を聞いて、とっても印象的だったので覚えています。
「雨にも負けず 風にも負けず」という宮沢賢治の有名な詩を引用した歌詞
「雨にも負けず 風にも負けず」は、私の大好きな詩なんですけどね
欲はなく 決して怒らず いつも静かに笑ってる 褒められもせず 苦にもされず そういうものに私はなりたーーい
なんか、この世界って馬場ワールドって感じしませんか
ところが馬場さんは、弱い虫 の中で、「そいう者にならなくていい そういう者になれなくていい」と真っ向対決
内に秘めた静かな闘志というか、丘に立つ1本の大きな楠の木みたいな、揺るぎのない強い心の歌で、大感動しちゃいました
歌詞の中で「~~~~~俺に向かって叫んでくれ~~~」みたいに歌われるところがあって、
私は思わず叫びたくなりました。「ダイスキダー」って言わなければならないのかもしれないけど、何だかこの時は無性に「バカヤローー」って叫びたくなりました。
もちろん馬場さん=馬鹿野郎ではないですよ
日頃のうっぷん=馬鹿野郎 理不尽不合理なこと=馬鹿野郎 自分ではどうすることもできない事=馬鹿野郎
そんなこんな全てを、馬場さんにぶつけたい、投げつけたい衝動になりました。海に向かってバカヤローと叫ぶ、アレに似ています。
すべてを受け止めてくれそうな馬場さん、その立ち姿が、とってもカッコよかったです
この日、歌われた歌詞の中にも、沢山の「焦らなくていい 飾らなくていい 自分らしく」的な言葉があって、ある意味弱い者へ寄り添う優しい言葉なんですが、一寸の虫にも五分の魂じゃないですが、ぐっと握りこぶしに力が入るような歌です
早くCD化されないかな~って、早く歌詞を熟読したいと思っている歌です。
ダラダラと無駄に長い文章を書いてしまいましたが、ここでライブの本編は終了です。
もちろん、ライブも続きましたし、私のブログも続きます。
エンディングに向けてみんな、がんばれーーー 私も頑張るよーー