昨日、KOKIAさんのニューアルバム『moment』の公開レコーディング収録(ステージレコーディング)に参加してきました。
↑何度も見ているうちに皺くちゃになっちゃったパンフレット
参加者は、KOKIAさんのファンクラブ限定、場所は東京・草月ホール、時間は開演13:30~
通常のステージとは違うので、開演時間も早く、終了は20時を少し廻っていたので約7時間という長丁場でした
今回は平日の昼間ということもあって、相棒のsUnさんはお仕事のため欠席です。
有給は売るほどあるのに、いつも消化していないと会社から怒られるくせに、肝心な時に休めない悲しいサラリーマンです
まだ慣れない東京、それも街のど真ん中に一人で出かけるのは、心細い母ちゃん。
何度も何度も会場までの道のりをシュミレーションしたはずなのに、地下鉄を降りてから
出口がわからにゃーい 間違って違う地下鉄の線の乗り換えの改札を通ってしまいました
改札を通ってすぐに気づいて、駅員さんに話してパスモをゴニョゴニョしてもらって、切符をもらって。。。(入った改札から出れないことは知っていたのだよ)
って威張ることじゃないよね、気づくのが遅いっちゅーねん
その後も、目印の郵便局(すぐあった)、カナダ大使館がな~い 私、道を間違えちゃったのかしら、いや246だからコレでいいはずよ
カナダ大使館まで間に目印になりそうな大きなビルがたくさんあって、迷っちゃいました。
まだ明るい時で良かったわぁ~。
草月ホールでは、KOKIAさんもコンサートをされていますが、細坪さんもここでやっているのよね~
どんな所かな~って想像してました。と~っても立派なビルの地下にあって、落ち着いたゴージャスなホールでした。
フロアーもゆったりしているし、女子トイレの個数もそこそこありました
会場の中に入って、ビックリ。狭っ、ステージと近っ
客席数は全部で500人はあるときいていたのですが、扇方の座席はやや横長の感じで、椅子もフカフカでイイ感じです
さあ、いつにも増して前置きが長くなりましたが、いよいよ本編です。
まず、ビクターの助川さんのご挨拶&レクチャー&進行
私が着席した時は、すでに助川さんのお話は始まっていました。
とにかく助川さんは、最初~最後までしゃべりっぱなしです。スポーツ実況まではいかないけど、音楽DVDの副音声のような。。。
ビクターさんの方なのに、いっこも噛まずに声もめっちゃマイクに乗ってて
随所で、説明をしてくれるのですが、その間合いが素晴らしかったです。
今度DVDを発売する時は、KOKIAちゃん、監督、音レンジャーさん、そして助川さんによるワイワイガヤガヤを副音声で聞けるっていうのはどうでしょう
会場に入る前に素敵なパンフレットを手渡されたのですが、そこにはまさかまさかの『moment』収録曲の全タイトルと更に歌詞&その曲に対するKOKIAさんの気持ちまで載っておりました
いくら長丁場のステージとはいえ、チケット代8000円はチトお高いと思っていたのですが、このパンフレットだけでも今回参加した価値がありました
レコーディングは、タイトル順ではなくランダムで
本当の音
ある部分のフレーズを何度も何度も繰り返し練習していたKOKIAさんが印象的
みんながいるので、ついチカラが入ってしまってビブラートのコントロールができにゃいって、ソレここに集まったみんなのせいですか
たぶん、ソレこそが今回のステージレコーディングの隠し味なんでしょうね
但し、完璧主義者のKOKIAさんは、どこかご不満のようで、どこか納得していないようで
私の座席は、左側。リズム隊の方です。1曲目は、KOKIAさんはじめ、メンバーさん、そして観客も緊張していて、ソレを和ませようと面白いことをしたり言ったりしていた某氏が、とてもお茶目でした。
優しい調べ
12月のコンサートで一足お先に聞かせてくれた歌。
パーカッションは曲ごとに楽器チェンジが大変。その度に太鼓を動かしたり、マイクをセットし直したり、マイクチェックしたりと・・・。
Pさん、おもむろに黒いカバンを置きました。私はてっきり、その黒いカバンの中に何か楽器が仕込まれていたのだとばかり思っていましたが、ナ・ナ・ナント カバンを叩いていたそうです。
CDがお手元に届きましたら、是非カバンの音をチェックしてくださいね
大丈夫だいじょうぶ
パンフのクレジットには、ピアノだけしか載っていませんでしたが、「風」を表現したとある楽器がとても素敵でした。
音程がない、音程を自分で作る、そんな不思議な楽器 その楽器とはテルミン!ではなく、ましてやノコギリでもありません。
ヒントは、演奏はギターの方でした。
囁くように歌われたこの曲は、たった一人でヘッドフォンで聴くことをお勧めします。
ちなみに囁き系の歌は、KOKIAさん得意だそうです。でも私は苦手です。
カバー曲で大ブレークしたあのお方が歌うと、つい「もっとシャンと歌え 腹から声だせやー」って叫んでしまいます。う~ん、むず痒くなるのよね
愛と平和と音楽を
ここでドラムの方が登場 Pさんは引っ込むかと思えば、まだゴニョゴニョやっております。何してんの~???
クレジットにはPさんのお名前はありませんでしたが、小太鼓で参加されていました。
このダブル小太鼓が超カッチョイイ~
行進のようだけど、どこかボレロのリズムのようで・・・。サビのところで入るストリングスがブワァーで、ドラクロワの「民衆を率いる自由の女神」の絵のイメージ
テイクを聞いている時の浦さんが熱唱・絶唱されている姿が強烈なインパクトでした。
パイプオルガンの音が#$%&#$%&ってなんでしょうね CDには追加されるのかしら?
空でつながっている
とっても爽やかな歌でした。同じ青空でも朝からピーカンもあるし、雨上がりもあるし・・・。ポッカリ白い雲もイワシ雲も・・・。
家族や友だちと遠く離れていても「同じ空を見ている」とか「空でつながっている」って思ったこと、一度はありますよね。
KOKIAさんのコーラスワークも拝見・拝聴できた曲です
KOKIAさんから、コーラスワークのワンポイントレッスンがあったのですが、私には必要ないかな。でも、マニアックで聞いていてとても面白かったです。
コーラス録りの時に、Pさんがシェーカーを持って「お供します」と再登場。
Pさん、素晴らしいコーラスも披露してくれましたが、却下どころか完全スルーされてました
もう一度・・・
ピアノの浦さんとKOKIAさんだけで!!しっとりと。。。
2日目に収録予定の曲だけど、この日集まってくれた人にもって歌ってくれました。もちろん収録もしてましたけど。。。
このピアノが「浦節」というか、ためにためた音が包容力全開というか、、、
今回のステージレコーディング、正直参加してみないとわからないと思ってました。
「レコーディングスタジオをそっくりステージに持ってきた」そんな感じでした。
KOKIAさんは「大人の社会見学」と表されていましたが、まさに見学・立会人でした。
私たちがいて、何かプラスになってるのかしらって正直、不安にもなりました。
それだけ、ステージ(ライブ)よりレコーディングに比重が大きかった印象です。
但し、1曲1曲に全精力・全神経を注ぎ、すごい集中力を持って演奏されている姿にドキドキしました
いつものレコーディングなら、もっと時間に余裕があって、和やかにあーでもないこーでもないってやっている所を、一気に最高のパフォーマンスに持っていく。
全打席ホームランを狙ってホームランを打つような作業、宣言した球種・コースに寸分たがわず投げるのを見てきたんだなって、思っています。
大変貴重な経験をさせて頂いたこと、KOKIAさん、そしてこのレコーディングに携わっている全ての方々に感謝いたします
そして、私たちが側にいることで、普段のレコーディングに比べてより情動的になっていたらいいな~、素敵なアルバムになったらいいな~って強く思います。
KOKIAさんの記念のアルバムに参加できたこと、それはずっと応援し続けてくれたファンの方々がいらっしゃったからなんですよね。
さあ、そろそろ2日目の収録が始まったころでしょうか。KOKIAさん、音レンジャーのみなさん、スタッフさん、そしてアンコロのみんな、頑張っていいアルバムを作ってくださいね
(Pさん側にいたためにPさんネタが多くなりましたが、私のテンションはギターの方でした。豊橋で演奏された方です。彼の演奏でもう一度KOKIAさんの歌を聞きたいと思っていたので、きゃーーーの心境でした。演奏している姿もみたかったのですが、機材に隠れて見えませんでした ちょっとした仕草も可愛くって追っていたのですが、小さくて←失礼 よく見えませんでした。)