冬の寒さに逆戻りした昨日、午後にマンション管理組合の理事会。
3月の総会を前にしての最後の理事会でした。
総会に諮る工事案件が2件・・・思いの外、時間がかかりました。
築33年目ともなると、建物にもあちこちガタが来ます。
だから、毎年のように補修・改修工事が必要で、理事会でも毎回その議題が中心。
人間と一緒で、歳をとると医療費が増えるのと同じです。
昨年はサッシ窓取替、これは大規模修繕に近い額の費用が必要でした。
今年は共用廊下の照明器具取替、各戸の玄関扉の改修などを予定します。
これに大規模修繕工事までやるとなると、積立修繕金が不足気味。
幸いにも建物診断の結果、緊急で補修を要する箇所はなく、来年、再来年あたりに延ばせそう。
新耐震基準に変わった直後の建物で、けっこう頑丈な作りではあるようです。
マメに手入れをしていけば、大地震で倒壊でもしない限り、あと50年は持つでしょう。
役員の顔ぶれ見ても、あと50年持ちそうな人はいません。
いるとすれば、管理会社の若い女性が1人。
思わず80歳の彼女を想像して・・・これはいかん。
駅3分、東南西の角部屋・・・購入した時は、それが魅力で、それしか考えませんでした。
40歳の働き盛りでしたから、まだ老後のこなど真剣に考えてもいなかったし。
とはいえ、そのあとすぐに献体を決め、生前墓を作ったのだから、そうでもなかったか・・・。
いずれにしても、色即是空、かたちあるものは必ず壊れます・・・諸行無常。