http://kadoyasan.com/ryouri16nodoguro.htmlより
テニスの錦織選手の発言で、ノドグロが品薄状態。
そんなニュースをネットで見たのが一昨日の事でした。
ふ~ん、有名人の影響ってすごいな~、と思っていたら、昨日、そのノドグロにありつけました。
塩焼きで食べることが多いのですが、昨日はサシミ。
白身の柔らかい魚で、脂がほどよくのっていて、うま~い! 何やら錦織選手になった気分。
サカナの味音痴のカミさんも、おいしい~、と言って食べていました。
アカムツというのが本来の名前ですが、喉の奥が黒いので、通称ノドグロです。
最初に出会ったのは、30代半ばに新潟へ転勤した時のことでした。
カミさんと入った小料理店で、20センチほどの煮魚が出てきて、それが初体験。
「子どもの頃、食べなかったの?」
イエは貧乏だったしね、イワシ、ニシン、タラ、ホッケ・・・そんなんばっかし。
「そうですよ。高く売れますから築地直行、ここだってそうそう手に入りません」と板前さん。
以来、わたしよりカミさんがノドグロファンになってしまいました。
でも、街の魚屋さんで見かけることほとんどいっていいほどありません。
そのうち行商の魚屋さんと知り合って、時々、モノが手に入ると持ってきてくれるようになった次第。
それでも、年に2、3回といったところでしょうか。
もっとも、ハタとかホウボウとか、このあたりでは売っていない魚も持ってきてくれます。
だから、サカナ好きのわたしとしては、魚屋サマサマ。
ノドグロも永田町や霞が関で獲れるといいのですけどね。
そこでウヨウヨ泳いでいるのはハラグロ・・・腹の中は真っ黒、喉から手を出すサカナです。
煮ても焼いても食えない。ナマで食べると死にます。