その昔、週休2日制をとる会社が多くなって来た頃。
わたしの勤めていた会社もそうなりました。
でも、土日返上での仕事もザラにあって、あんまり実感がありませんでした。
そして夢想したのが週休5日制。
2日働いて5日休む・・・・そんな時代が来なきゃウソだっ!
あんまり勤勉なサラリーマンではなかったということでしょうね。
人が生きる意味の一つに、幸福主義というのがあります。
主義というと大げさに聞こえますが、要するに幸せになること。
そこに人生の意味を見出す生き方を云うのだと思います。
何だか当たり前すぎるような気がしますけどね。
誰しも不幸になりたくて生きているわけではないでしょうから。
ところが、当たり前なことほど難しいことはない、というのもまた現実です。
たとえば近頃流行りのブラック企業。
長い時間働かされ、消耗させられ、あげくの果てに、ハイ、リストラ。
どこに幸せなんかあるんだよ・・・・そういう怨嗟の声が聞こえてくるようです。
某電力会社がブラック企業かどうかは知りません。
ただ、時にひたすら突進するブルトーザーのような気がすることもあります。
目指すは利益、壊してゆくのは社員や地域住民の幸せ・・・・。
幸せが先か、利益が先か・・・・。
長い目で見たとき、資本主義が人の幸せを保証してくれる仕組みだとも思えない。
それこそ幸福主義みたいな社会の仕組みができないものか・・・・それまた夢想ですが。
でも、幸せって何なの、と一方では思います。
人の不幸は蜜の味・・・・そういう幸せのあり方だってあるわけだから、これまた一筋縄ではいかない。
ただ、この歳になると、幸せってそう御大層なものではないかも、と考えることもありす。
日常、ふとした時、ふとしたことで感じる幸せな気分。
生きていてよかったな、と感じる瞬間、それが幸せではないのかと・・・・。
そんなことを考えてしまうのも、爺さんの思秋期・・・・だからでしょうか。
写真は水戸街道沿いで見たパンパスグラス(西洋すすき)。
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