歩道の植込みの緑の中に、ちらと赤いものが目に入りました。
自転車を止めてよく見たら、なんとコスモスの花が咲いていました。
咲いてからかなり時間がたっているのか、萎れかけてもいるようです。
狂い咲きなのでしょうか。
花びらの色もところどころ剥げているように見えました。
何だかお婆さんの厚化粧が剥げ落ちたよう・・・・きれいではないな、と思いつつ記念に写真を。
さて、このところパソコンの指導方法についてあれこれ考えています。
わたしたちの教室もパソコンを教え始めてかれこれ10年。
それなりに改善してきたつもりですが、いささかマンネリ化してきたのではないか。
指導者のためのガイドにはヘルプとサポートの違いが書いてあります。
生徒さんが一人でできるようにするのがサポートで、わたしたちがするのはそちらです。
ところがわたしも含め、まだまだヘルプに近い授業をやっているのではないか。
生徒さんが知らない知識を伝える。
それに偏り過ぎてしまうと、生徒さんの自主性が育ちません。
もともと生徒さんの自主性を育て、独学でも学べるようにするというのが、一番の目標のはずです。
教えてもらわないと自分では何もわからない。
そういう生徒さんが多いほど、パソコン教室の経営から見れば有難い話です。
だから民間の教室では、わからないように教えている・・・・とまでは言いませんが。
もっともこれはパソコンだけでなくすべての教育に当てはまることかもしれません。
とくに日本では、知識偏重といわれるように、自ら考える教育に重きが置かれていません。
近頃は、それじゃダメ、と遅まきながら気がついてきているようですが。
基礎的なことを知ったら、あとは自分一人で学べるようにするには?
たぶん、そうした視点での指導方法が不足しているのでしょう。
機能の一つ一つを教え、学んでいくやりかただけでは、たぶん工夫が足りない。
だったら、どうすればいいの?
生徒さんにも考えてもらうにはどうすればいいの?
これからは、わたしたちもそこを考えていかなければいけないのでしょう。
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