ノリの東京の友人の生きる糧(福岡編)

日々のちょっとした楽しみや悲しみを徒然に語ります。

51歳8ヶ月目での初遭遇 ~ 赤毛のアン ~

2017年05月16日 | 映画

 先日の日曜日に隣り町の映画館で『ラストコップ THE MOVIE』と『赤毛のアン』の2本の映画を観てきました。両作品ともに近所の浦和の映画館では上映されていない作品です。

 『ラストコップ THE MOVIE』はテレビドラマを私は観ていませんでしたが、新聞か何かに『小学生に大人気』と言う記事が載っていたので、「どんな感じなんだろう。」と興味が沸いたので劇場に足を運びました。劇場はグループで来ている小学生達中心に半分くらいの入りで、大人はほとんどいない感じでした。初見の私が観ると本当にくだらないギャグ連発の中身のない内容の作品でしたが、小学生に人気が出る理由はなんとなくわかりました。なんだか懐かしい昭和の臭いのする作品でしたね。

 さて、本題の『赤毛のアン』ですが、読書好き映画好きの私は子供の頃からその存在は知っていましたが、今まで一度も原作を読んだり映画版やテレビドラマ版を観たことはありませんでした。昔から、「女の子向けの児童文学だろう。」と言う先入観がありましたからね。

 そんな私と『赤毛のアン』の関係ですが、数ヶ月前から映画館で新作映画の予告編が流れるようになって何度も観ているうちに、「そう言えば、赤毛のアンは今まで一度も観たことがないなぁ。いい機会だから観てみるか。」と言う気持ちになったので今回観てきました。

 初めて接触した『赤毛のアン』ですが、内容を全く知らずに観てきたのですが、素直に面白かったですね。
 本作は『ラストコップ THE MOVIE』とは違って私よりも年上の女性達に囲まれて観たのですが(7割くらいの入り)、みんなと一緒に声を出して笑い、感動的なシーンでは涙を流しました。いい内容でした。主人公のアンは、おしゃべりで妄想癖がある可愛い女の子ですが、赤毛の事を言われるとキレて怒りまくるので、高橋留美子先生の名作コメディ(ギャグ)漫画の『うる星やつら』に出てくるキャラクターみたいで親しみを覚えました。今回観て良かったです。

 早速、家に帰ってネットで『赤毛のアン』のことを調べましたが、原作の小説はアン本人だけでなく、アンの子供達の話まで広がる10冊以上の長い作品だと言う事が判りました(今回の映画は最初の1年くらいを描いているようです)。今回映画を観て興味が沸いたので原作も読んでみたいと思います。新たな生きる糧の登場ですね。


 以上、50歳を過ぎて初遭遇した『赤毛のアン』の話でした。まだまだ私も知らないことが多いですね。

 あと、色々調べて驚いたのは原題が『Anne of Green Gables』で『赤毛のアン』ではなかったことです。直訳すると『緑の切妻屋根のアン(緑の切妻屋根の家に住んでいるアン)』です。緑の切妻屋根と言うのは屋号みたいですね。ただし、『赤毛のアン』と言う邦題を容姿の事をイジられるのが大嫌いなアン本人に聞かせたらブチギレして翻訳者の村岡花子先生や関係者を殴るかもしれませんね。私は『緑の切妻屋根のアン』と言う題名だったら本に興味を持つ人も少なかったと思うので、『赤毛のアン』と言う邦題はいい題名だと思いますけどね(私もアンに殴られますね)。そもそも『切妻屋根』ってなんなんですかね。初めて聞いた単語です。

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