春は別れの季節 ～ 故郷に戻って家業を継ぐ友人がまたひとり ～

　あっと言う間に今年も４月になってしまいました。
　この時の流れの速さは、ガス会社特有の冬の繁忙期のせいかもしれませんね。毎日の忙しさに追われていると気が付いたら春が来ている感じです。

　さて、春は別れと出会いの季節と言いますが、今年の春は私にひとつの別れを運んできました。

　本ブログの『甘味処探索ツアー』に登場している５年前に職業訓練学校で知り合った友人が、約４年半の東京生活に別れを告げて、５月に故郷の広島に帰り家業を継ぐことになりました。私は親しい友人が少ないので寂しい限りですね。

　彼は私よりも10歳年下なのですが、旅行やゲームが共通の趣味で話も合ったので、今後の私の生きる糧もかなり影響を受ける事になると思います。今までは一ヶ月に１回くらいは会っていましたが、今後は会えても年に１回くらいでしょうね。当分の間は家業を継ぐための修行も大変だと思うので、当分の間は会うのを自粛した方がいいのかもしれませんね。詳細は書けませんが、特殊な仕事なので一人前になるのは大変そうです。

　そんな別れですが、友人が家業を継ぐために故郷に戻るのを見送るのは私の人生の中では今回が２度目になります。前回は中学校からの親友が福岡に戻って家業を継ぐ時に見送りました。もう10年以上も前の話です。
　今回はその時の事も思い出してしまい、先日、ベットで寝ている時に、なんだか悲しくなってしまい胸が締め付けられるような痛みに襲われてしまいました。理由は判りませんが過去の色々な思い出が蘇ってしまったようです。私のような年齢（今年で50歳）になると、今後は親しい人との別れが多くなるので、だんだん孤独になっていく恐怖を感じたのかもしれません。家族を持たない『おひとりさま』の人生を私自身が選択したので仕方がないんですけどね。

　そんな想いをしている今回の友人との別れですが、先週末に『甘味処探索ツアー（番外編） in　草津温泉　一泊二日の旅』に行き、来週、『甘味処探索ツアー in スカイツリー』を予定しています。彼の第二次関東上陸がいつになるか判らないので、二人で関東の街々を歩き回るのは、これで一段落つく感じですね。２人で色々な街を歩き回ったのは本当にいい思い出です。


　以上、春の別れの話でした。
　今年の春はひとつの『別れ』を運んできましたが、新たな『出会い』を運んでくるかどうかは現時点では不明です。地域蜜着型の今の仕事をしている限り、新たな出会いはなさそうですけどね。