過去最高のハルクフィギュア ～ レッド・ハルク ～

　先日、秋葉原のラジオ会館の中にある玩具屋に入ったところ、いつもの見慣れた緑色のハルクとは違う、赤い色のハルクのフィギュアが強烈に視界に入ってきました。こんなハルクは見たことがありません。

　お店に1個しか置いていない商品を手にとって見てみると、そこには『RED HULK（レッド・ハルク）』と言う名前がパッケージに書かれていました。赤い色のハルクっていたんですね。大きさは10cmくらいです。筋肉隆々でバランスの良い身体をしています。

　表情はいつものハルクと違って凶悪な形相をしています。まるでゲームの『ストリートファイター』に出てくる最強＆最凶の格闘家の『豪鬼』のようです。金子監督版の白目のゴジラのように怖いですね。

　ハルク好きの私は数種類のハルクの輸入物のフィギュアを持っていますが、ほとんどが20cm～30cm以上のビックサイズです。そのため、手の小さな私には触っていてしっくりきません（私の手の小ささは中学一でした。普通の女性よりもミニサイズです）。
　しかし、この10cmくらいの大きさならば、私が手にとって遊んだり、眺めたりするのに丁度いいサイズです。迷わず「欲しい。」と店頭で思いました。

　と言った感じで買う気まんまんになっていたのですが、値札を見ると『4,200円』でした。このサイズのフィギュアにしては価格が高すぎますね。躊躇してしまいました。

　以前の私ならば迷わず衝動買いしたと思うのですが、不景気に伴って今は緊急経済対策を行なっている最中です。4,200円は決して安い買い物ではないため、パッケージを片手に思案のために玩具屋さんの店頭で固まってしまいました（スーツ姿の親父がハルク片手に黙って立っている姿は異様だったでしょうね）。

　結局、しばらく考えた後に『レッド・ハルク』を購入しました。
　私の今までの経験の中で「欲しい輸入玩具は見つけたら迷わずに買え。次に行っても店に置いてないぞ。」と言う法則が出来上がっていたので、購入することにしました。今まで何度も買いそびれた玩具がありますからね。他に使う予算を抑えることにします。

　家に帰ってパッケージを開けて手に取ったのですが、本当にこの『レッド・ハルク』は良く出来ています。稼動範囲が広いので色々なポーズを取ることが出来ます。不満なのは首が上下に動かないことくらいですね（左右には動きます）。我が家に来た歴代ハルクの中では一番の出来です。買ってよかったですね。

　以上が、少し値段が高かった『レッド・ハルク』のフィギュアの話です。一生大切にしたいと思います。

　この『レッド・ハルク』のフィギュアの登場のおかげで、後日、私は新たな体験をすることになります。その話は別に書きます。