下関市で脱原発活動をしている方から、下記のチラシを山口県漁協本部前で配布すると、お知らせがありました。
山口県漁協本部の中には、祝島支店に、何度も補償金を押し付けようとしていることを、心苦しく思われている方もいらっしゃることでしょう。
みんな気持ちは同じなのです。あの豊かな海を美しいまま未来の世代に渡したいのです。
下記が配布されたチラシの内容です。
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山口県漁協の皆様に
毎日のお勤めご苦労様です。
私どもは、上関原発計画について大変心配しているものです。
3年前の東京電力福島第一原発の事故が、原発が危険なものであることを教えてくれました。
また、原発の建物の中には使用済みの燃料が、冷やし続けなければならない状態で溜まり続けることも教えてくれました。
その処理の仕方はまだ解っていません。
祝島の人たちの中に、原発で出稼ぎをしていた人たちがあり、早くから「原発はいけんよ。」と身を持って危険性を感じておられたのです。
自分を守るだけではない、こども達や海の豊かさを守りたいという思いも、四方海に囲まれた島暮らしの中で培ってこられていました。
祝島のことを知らせる本の中に「祝島の海でなし。誰の海でなし。みんなの海じゃから守らんといかんのよ」と語る漁師さんが出てきます。
なんとやさしい心でしょうか。
祝島の漁師さんは、「原発による温排水のことを受け入れないよ」と、補償金を受け取らないと決めています。
それは自由なことであり、暮らしを守る権利でもあります。
補償金のことを「県漁協」として祝島支店に働き掛けるのは「筋違いかナ」と思っています。どうぞ、「そっとしておいてあげてください。」
2014.3.4.
下関で原発のことを心配している者たち
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