12月6日(土)、7日(日)に、宇部協立病院を中心に活動している健文会が、40周年記念『平和フェスタ』を開催します。
http://www.mcoop-kenbun.jp/kenbun/news_and_event/detail.php?page=1
東日本大震災から3年以上が経過した今、あらためて原発問題をみなさんと考えます。
12月7日(日)午前中は、福島や祝島などから4人の方々に講演をお願いしています。
ぜひご参加ください。
6日は、上関町、祝島の写真展、DVD上映会、また祝島の物産、そして宇部市船木の自然薯も販売します。
チラシ
※日時:12月6日13時~17時
12月7日 9時~15時 となります。
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ニュースなどで聞かれたと思いますが、俳優の菅原文太さんが、先月28日に亡くなられたことが、12月1日に発表されました。
81歳でした。
菅原文太さんは、7年前に癌を発症以来、以前の人生とは違う学びの時間を持ち、70歳代から農業を営み、有機農業の普及に取り組んで来られました。
東日本大震災のあと、仙台市出身の菅原さんは東日本大震災の被災地への思いも人一倍で、何度も被災地を訪ねて、被災者を励まされていました。
また、原発事故など、日本が置かれた現状に心を痛め、俳優の引退を決めたうえで、脱原発を呼びかける活動や、憲法解釈の変更による集団的自衛権の行使容認に反対する集会や秘密保護法に反対する集会などに参加し、社会的な活動にも力を入れられていました。
今、振り返ると、癌と闘いながら、これだけはしておかなければ、というお気持ちだったのではと察します。
11月1日に、沖縄知事選挙の翁長さんの応援に、自ら申し出てゲストスピーチをされました。
渾身の力を振り絞って、とても大切なことを話されています。
文字起し 55秒辺りから
「今日は、自分から立候補して、ピッチャー交代、知事交代ということで、押しかけてきました。
プロでない私が言うのだから、当てになるのかならないのか判りませんけど、政治の役割は二つあります。
一つは、国民を飢えさせないこと。安全な食べ物を食べさせること。
もう一つは、これは最も大事です。絶対に戦争をしないこと。
私は小学校の頃、戦国少年でした。なんでゲートルを巻いて、戦闘帽かぶって、竹やり持たされたのか、今振り返ると、本当に笑止千万です。もう二度とああいう経験は子どもたちに、子どもたちだけじゃない、大学生も雨の中を、大勢の将来大事な大学生が戦地へ運ばれて、半数が帰って来なかった。
今の政府と、本土の政府ですよ、仲井間知事は、正に戦争が起こること、起きること、戦争をすることを前提に、沖縄を考えていた。
前知事は、今、最も危険な政権と手を結んだ。
沖縄の人々を裏切り、公約を反故にして、辺野古を売り渡した。
古い映画だけど、「仁義なき戦い」の流れに言うと、「仁義なき戦い」の裏切り者の山守、覚えていらっしゃらない方もいるかな、
(観客から「覚えてるぞ~」)
覚えてるか~?
映画の最期で、「山守さん、弾はまだ残っとるがよ。一発、残っとるがよ。」というセリフをぶつけた。
その伝で行くと、「仲井間さん、弾はまだ一発、残っとるがよ。」とぶつけてやりたい。
沖縄の風土も、本土の風土も、海も山も空気も風も、全て、国家のものではありません。
そこに住んでいる人たちのものです。
辺野古もしかり。勝手に他国へ売り飛ばさないでくれ。
アメリカにも良心厚い人々はいます。中国にもいる。韓国にもいる。
その良心ある人々は、国は違え、同じ人間だ。
みな、手を結び合おうよ。
翁長さんは、そのことを実行してくれると信じてる。
今日、来ている皆さんも、そのことを肝に銘じて実行してください。」
最後の力を振り絞って、種を撒いて、逝かれました。
私たちが、その種を育てる番です!
早速、次の選挙で、少し水を撒いてみましょう。
脱原発と反戦を叶えてくれる候補者や政党に投票しましょう。
そして、絶対に、選挙に行きましょう!!
(期日前投票も、どうぞご利用ください。)
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