のぐっちの日記帳

日常で感じていることなどを書いています。PCの更新が面倒なので、ブログの更新も随時になりますのでご了承ください。

熊本へ旅行に行ったこと

2010-04-24 20:52:00 | 旅行、乗り物
今日は飛行機で旅行に行ったことの第3弾として熊本に旅行に行ってきたことをお話ししますね。もう、おととしの話ですが、そのとき僕は就職活動中で就職が決まったらしばらくは有給休暇が取れず、旅行に行けなくなるということで、我慢して働き続ける前に旅行に行こうと思って、費用を親から前借りして行った次第です。でも、そのときの就職活動は不採用になってしまいまして、親から旅行の費用を前借りした苦しみに悩まされましたが、その後いまの仕事に就職ができて1年以上安定就労を続けていますので、その給料で前借りした旅行の費用はもう親に返しています。従って、結果として自分で稼いだ給料で旅行に行ったことになりますので、堂々とこのように話ができるわけです。

さて、この旅行を何故、熊本に決めたかといいますと、このような飛行機とホテルをセットにした旅行プランは福岡空港へ行くのがいちばん安いのですが、それだったら繁忙期以外はいつでも安いので、それ以外で安く行けるところを探したら、JALのセントレア~熊本線がありました。名古屋から熊本へ行くには福岡空港へ行って、そこから高速バスで行ったり博多駅に出てJRの特急を利用するコースもありますが、今回は直接、熊本空港へ行くほうが福岡空港経由よりも安いというこどで、せっかくだから地方空港はどういうものかも見てみたかったので、こういうふうにしました。ちなみにセントレアを離陸したのは朝8時ですが、福岡空港行きは需要が大きいので1日何往復もありますが、熊本空港行きは当然といえば当然ですが需要が少ないので1日2往復しかありません。それで、午前発は朝8時の早朝出発しかないわけです。たぶん、こういう地方空港へ行く飛行機のお客さんはお年寄りの団体客が多いので、お年寄りの朝早起きする行動に合わせてこういうダイヤになっているのでしょう。

さて、肝心の目的地ですが、今回はせっかく熊本空港を利用したのだから福岡空港から行くのが困難なところをわざと選びました。それは、1日目は阿蘇で、2日目は島原と雲仙にしました。1日目の阿蘇はせっかく福岡空港から行くのが困難な奥地に行ったのに、濃霧に包まれてロープウェイが運休になり、火口まで行けず、草千里で折り返しました。ところが草千里を観光している最中に濃霧が晴れて草千里の雄大な景色が楽しましたが、火口に行くという意味ではだいぶ皮肉でした。2日目の島原と雲仙は熊本と島原の間を30分で有明海を横断する高速フェリーを利用したおかげで、熊本県から長崎県に越県するにも関わらず、あまり時間がかかりませんでしたし、フェリーから見た天草の島々も絶景でした。島原では島原城にもちろん行きましたが、天守閣からは雲仙の山々がよく見えたのが印象的でした。あと、島原は街歩きにもいいところで、武家屋敷の街並みを見てきました。次に雲仙では溶岩の鉄板で焼いたハンバーグを食べたことと眺めているだけではわからないということが宣伝文句のガイド付きツアーに参加したことが印象的でした。こういうガイド付きツアーに個人で参加するのも個人旅行と団体旅行のいいとこ取りですごくいい感じです。もちろん雲仙で温泉に入ったのはいうまでもありません。

あとは1日目の夕方と3日目は熊本市内を観光しましたが、熊本市内を観光するというだけでは福岡空港でも行けるので今回は熊本空港へ行った地の利を生かして、熊本城のほかにも伝統工芸館、現代美術館、博物館、武家屋敷、細川家(熊本城の当主だった)のコレクションの美術館、夏目漱石が住んでいた家、小泉八雲が住んでいた家とたくさんのスポットをしかもじっくりと回りました。特に熊本城ではまた、雲仙のようなガイド付きツアーにも参加しました。それと、熊本市内の夜は夏場でしかも大都市のような地下街がないので、蒸し暑くてエネルギッシュで、まるでブラジルやメキシコにいるような感じでした。あと、熊本市内にも温泉があって、そこからは熊本城が眺められる絶景スポットでもありました。したがっって、今回も鹿児島のときと同様、ホテルのバスルームは使っていません。もちろん、グルメも太平燕(たいぴーえん)という春雨の入ったちゃんぽんみたいなものや、焦がしにんにくの入ったとんこつラーメン、コバルトブルーのかき氷、特大の抹茶アイスクリームのパフェと余すことなく楽しんできました。あと、高菜ご飯と阿蘇牛のたたきも阿蘇で食べてきました。

さて、帰りに水前寺公園に寄ったのですが、そこから熊本空港へ戻るバスに乗る際に椿事は起きました。熊本空港行きのバスを待っていたら、何と福岡空港行きのバスが来てキャリーバックを持っていかにも旅行客らしい格好をしていた僕は運転手さんから{よろしいですか?」と聞かれても、何も答えられませんでした。これから熊本空港へ行くことが恥ずかしくて言えなかったからです。熊本に住んでいる人でも多くが熊本空港ではなく福岡空港を利用するという話は前から知っていましたが、それを現実に見せ付けられたというのがあまりにも大きかったです。というのも、熊本から東京などへ行く場合、熊本空港からよりも福岡空港からのほうが圧倒的に本数が多いので、福岡空港から行ったほうが待ち時間が少なくて、かえって早く行けるからだそうです。もちろん、僕は熊本空港行きのバスに乗って、こちらもけっこう混んでいまして何よりでしたが。やや複雑な気持ちになりました。そして、熊本空港のターミナルビルもセントレアや関西空港、新千歳空港よりもずっと小さくて、これまた複雑な心境になりました。

さて、今回乗った飛行機ですが、往復ともボーイング737-400で行きの機体番号はJA8994でJALの子会社のJALエクスプレスのものです。帰りは鹿児島の行きに乗ったときとまったく同一の機体で沖縄を拠点にしたJALの子会社の日本トラスオーシャン航空の機体でJA8939でした。飛行機の旅行の経験がまったく少ない僕は、このように同じ機体に2度も乗るとこのJA8939という番号が頭から離れられなくなってしまいます。ちなみに、この帰りの飛行機ではクラスJというプレミアムエコノミークラスに追加料金を払って乗りましたので、しかも窓側だったので、景色を見ようか、それとも寝ようかと贅沢な悩みで至福のひと時を過ごせました。

さて、いまになってからの後日談ですが、このJALのセントレア~熊本線は残念ながら廃止になってしまいました。皆さんもご存知かと思いますが、いまJALは経営破たんして会社そのものが存続の危機に立たされています。そのため、この秋に小牧からもセントレアからも多くのJALの路線が廃止になる予定です。それと、こんど飛行機に乗るのもANAのセントレア~大分線ですが、何故、これを選んだのか、そのいきさつもJALの経営危機の話と合わせて後日、してみたいと思います。今日はJALの話しといい、地方空港の話といい思うことがたくさんありすぎて長文になってすいませんでした。
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