のぐっちの日記帳

日常で感じていることなどを書いています。PCの更新が面倒なので、ブログの更新も随時になりますのでご了承ください。

大分の旅行記、続き

2010-07-11 19:12:00 | 旅行、乗り物
用事から帰ってきましたので、大分の旅行記の続きを書いて見ますね。では、ここは2日目から始めますが、この日は九重と久住といった福岡空港から行くのが困難なぐらい九州の山奥へ行き、大分空港をりようしたメリットを活かした行動になりますので、今回の旅のハイライトです。まずは、別府で昨日確認したバス乗り場から特急ばすで久住へと向かいます。久住では一面に広がるタデ湿原を散策して、活火山である中岳を眺めるという九州の山奥らしいロケーションをさっそく感じました。ついでいうと、散策中に自衛隊のヘリが上空を飛んでいましたので、ヘリとタデ湿原や中岳を組み合わせるという「動くものを止めながら、景色を撮る」と撮影技術も思わず試せました。そして、久住から小型バスに乗り換えて、山奥の狭い道を進み、九重の「九重夢吊橋」に到着しました。ここはガイドブックで知ったのですが、日本一大きい渓谷の吊り橋で、しかも天気が快晴でしたから、ガイドブックで紹介されていた通り、中岳や山並み、渓谷や滝といった絶景を思う存分堪能することができました。あまりの絶景に九州のここまで深い山奥まで来たという達成感を感じ、安い旅でもこのような日本の地方の素晴らしい宝物に出会えたことに感動しました。また、このあたりもおいしいものでいっぱいでした。九重では吊り橋のたもとに食堂があって、大分名物の「だんご汁」を食べましたが、ここのおばさんと話が弾み、地方らしい人の温かさにも触れあうことができました。また、特産のブルーベリーを使ったソフトクリームもありましたし、このあたりは「九重夢バーガー」といって、地元の食材をふんだんに使ったハンバーガーを売り出し中で、僕も久住で「豊後牛バーガー」や九重で「いのしし肉バーガー」を食べ、どちらも肉汁がジューシーで野菜もたっぷり入って、都会にはない素朴な味が楽しめました。あと、九重から小型バスで久住へ戻ったら、別府行き特急バスを待っている間に、レストハウスにある温泉に入ってきました。ここは長者原温泉といわれており、九重夢温泉郷のひとつです。僕が入った温泉は湯船だけのものでしたが、目の前に中岳が見えたので、さすがに九重夢温泉郷といわれているだけのことはありました。さて、帰りの別府行き特急バスは由布院にも寄りましたが、ここは福岡空港からでも行けることと、このあとの別府行きバスのことが心配でしたので、今回は大分空港にこだわることを優先したので断念しました。その代わり、夜の別府を楽しむことにしました。さて、その別府では歓楽街に指宿みたいに砂蒸し風呂があって(露天ではありませんが)、これに入ったら汗と共に体の毒素や老廃物が体外に出ているような感じがして気持ちよかったです。そのおかけで、この日もホテルのバスルームは使わず、結局今回はホテルのバスルームは一度も使いませんでした。いかに、飛行機に乗ってまで温泉に入りたい僕らしいエピソードです。でも、次に同じ歓楽街の中にあるたこ焼きバーに入ろうとしたのですが、雰囲気が怖かったので、急きょ予定の変更をしましたが、ガイドブックではなく、ホテルのフロントでもらった観光パンフレットを使いました。今回は事前にパンフレットをあまり入手できず、このように現地で知った情報を基に行動したことがいくつかあります。ここでは、大分で有名なご当地ラーメンの店に入りましたが、スープがとんこつなのは福岡と同じですが、麺が福岡よりもさらに細くて固く、はりがねみたいでした。これで、僕がいままで行った飛行機の旅行のすべてで、ご当地ラーメンを食べたことになります。

さて、3日目は別府のロープウェイと地獄といった別府の観光の王道を行くことにしました。でも、別府は福岡空港からでも行けますので、今回の旅は大分空港にこだわるという意味では、昨日のほうがハイライトかも知れません。別府のロープウェイについていいますと、ミヤマキリシマが満開できれいでしたが、ガスがかかっていて山頂からの視界はほとんどゼロでした。でも、この時期の九州では平野部は快晴でも標高が高くなるとガスがかかるということはよくあり、以前の熊本の旅行でも阿蘇や雲仙で同じような目に遭いました。それで、ロープウェイでの滞在は意外と短く、別府の地獄を目指すこととしましたが、ここからラッキーな予定の変更が続きました。ロープウェイから地獄へはインターネットで調べたら、別府駅で乗り換えということでしたが、乗っているバスの途中で「地獄へは次の停留所でお乗換えください」という案内放送があり、それに従って急きょ、途中の停留所で降りると、そこから地獄へのバスは頻繁運転で、待ち時間も少なく、別府駅を経由せずに地獄へ直行できましたので、大幅な時間短縮になりました。さらに、地獄のバスターミナルにはコインロッカーもあって、キャリーバックをそれに入れて、身軽に地獄の観光ができましたし、別府の地獄は8つあって、そのうち2つはバスで行かなければならないぐらい離れたところにありますが、ちょうどその2つの地獄へ行くバスが発車する時間でしたので、ロスなく離れた2つの地獄に行くことができました。このラッキーな予定の変更続きで、バスターミナルの近くにある残る6つの地獄もゆっくりと落ち着いて回れました。また、ここでの昼食も予定の変更で、昨日も紹介したホテルのフロントでもらった観光パンフレットを見て、地獄蒸し料理のおいしい店を探し当てることができて、そこでは前菜に地獄の蒸気で蒸した温泉玉子など、メインディッシュに地獄の蒸気で蒸したえび、かに、ほたて、野菜などをゆず味噌をつけて食べるものが出て、デザートも地獄の蒸気で蒸したプリンなどと地獄蒸し料理のフルコースが安価であるにも関わらず、まるで国際線のビジネスクラスの機内食みたいに次々と出てきました。このいい予定の変更のおかげで、唐辛子のソフトクリームを食べたり、地獄の一帯の本当に人が入れる温泉である「鉄輪(かんのわ)温泉」に入ったりと、地獄めぐりのオプションも存分の楽しめた。そのおかげで、帰りの空港バスにも予定より40分早いのに乗ることがでいた、実をいうと、この帰りの空港バスが今回の旅の最大の難関で、というのも大分空港には鉄道アクセスがなく、空港バスが事故や工事で渋滞に巻き込まれると最悪、飛行機に乗り遅れるという危険性もあり得る。そうならないために、時間には余裕を持って行動しなければならない。今回よかったのは、時間がかかることも想定して余裕を持って計画を立てたからかも知れない。もし、ギリギリで計画を立てていたら、もしかするとパニックになっていたかも知れない。ともあれ、余裕で大分空港にもどれたので、ゆっくり落ち着いて空港でおみやげ選びを楽しむことができた。それでも時間があったので、大分空港のターミナルビルを見て回ったが、あまり大きくなかったので短時間済み、それでも時間があまった。(それでも時間ギリギリであわてるよりもずっといい)

そして、最後に帰りの飛行機に話を2つ。ひとつは、帰りの飛行機の機体そのもので機種はボーイング737-700だが、機体番号を見てびっくり。それは機体番号が「JA05AN」で、これは去年、福岡から帰りに乗ったのとまったく同じ機体である。出張で何度も飛行機に乗る人ならともかく、たまにしか飛行機に乗らない僕が2度も同じ機体に乗ったのは本当に驚いた。これで「JA05AN」という番号が忘れられなくなる。もうひとつは、ANAの機内サービスでこの4月から水とお茶を除き、飲み物が有料(もちろん、内容は大幅にグレードアップされているが)になった。これは、従来の全員一律のサービスから変わるということであり、自ら求めないと客室乗務員との接点がなくなる可能性がある。僕は有料の飲物こそは頼まなかったが、オーディオサービスのヘッドホンを借りたり、空弁を食べるときにおしぼりを持って来てくれたり、無料のアップルジュースを頼んだり(これは経過措置で、6月末で終了しました)、ゴミを回収してくれたりと客室乗務員との接点がけっこうあった。こういう客室乗務員の心遣いがあるからこそ、また飛行機に乗りたいと思うようになるし、僕もやはり人との接点を求めようとしているので、ひとりではいられないことにあらためて気づいた次第であする。

では、これで大分の旅行の片付けはすべて終了したことになる。あとは、秋に北海道に旅行に行けるようまた仕事を頑張り、北海道に旅行に行ったら今回よりも早く片付けを済ませ、このあとにいよいよ始まる、「スポーツリーダー養成講座」などのスポーツトレーナーになるための勉強をして、夜間学校に通うような生活をして、きそく正しい生活のリズムを身につけ、安定就労を確実なものにして、さらにその先にある夢に向かって頑張っていきたい。そのためには、大分の旅行から新しいことをやるようにいまから気持ちを切りかえていく所存である。なお、大分の旅行でまだ気になることがあれば、旅行記ではなく、その事柄について単発的に紹介するつもりである。
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大分への旅行を振り返って

2010-07-11 10:25:00 | 旅行、乗り物
では、ここでは今回の大分への旅行の流れをダイジェストでざっと振り返ってみますね。今回の大分の旅行のことについては行く前から気になることを単発的にかきましたが、ここでは一連の流れにして連続したストーリーとして書いてみますね。

まず、予約のときでしたが今回も座席の指定をして、ANAご自慢のチェックイン不要のSKiPサービスが使えましたが、それ自体は福岡での旅行記でかきましたので、ここでは割愛します。ただ、福岡の時は右の窓側でしたが、今回は往復とも前回との比較ということで左の窓側を指定し、瀬戸内海が眺められたことは報告させていただきますね。では、今回は何故、大分を選んだかといいますと、6月という夏場、つまり旅行シーズンであるにも関わらず、大分空港行きの旅行がホテル2泊と飛行機の往復のセットが意外な安さだったからです。普通、この手の地方路線は本数が少なく、座席供給数が少ないので、旅行シーズンは代金が高くなる傾向にありますが、今回の大分空港行きはその例外でした。それで、せっかくということで地方空港も体験したいということで、大分を選んだわけです。計画を立てるときも、2日目に福岡空港から行くのが困難なところを選びました。さて、今回はセントレア発の大分行きの午前便が朝の7時45分発しかありません。それだけ、大分線は普段の需要が少ないということですが、それにしてもものすごく早く早朝出発をしなければならないので、当日起きられるように早起きの練習を出発前に何度もしたものです。それで、朝の時間が貴重だったので前述のSKiPサービスのありがたさを身に染みて感じた次第です。それにチェックインがどうしても必要な国際線はチェックインカウンターの長蛇の列ができていたことですし。ちなみに、今回の飛行機に乗ることは福岡線との比較も目的で、そのことについてはこのブログにもう書きましたので、機体についてだけ紹介すると、機材はボーイング737-500で、機体番号はJA8596でした。これはオールエコノミークラスで、前方にビジネスクラスがないので、僕は随分と前のほうの席に座りました。

さて、行程を紹介すると1日目は大分空港へ着くともう市内行きの空港バスが待っていました。聞くと、飛行機の到着に合わせて随時の運転で時刻が特に決まっておらず、ここからして大分空港が地下鉄で市内にアクセスできる福岡空港との差を決定的に感じました。さて、まずは別府市内について、時間が早朝出発のおかげでまだ10時前だったので、まずはバスターミナルに行って、翌日、久住へ行く特急バスの乗り場も確認してパニックにならないよう、用意周到に準備しました。それで、まずは別府タワーに行くのですが、実は札幌のテレビ塔、福岡タワーとANAの飛行機で旅行に行ったときはいまのところみんなタワーに行っています。眺めを求めるのが僕の旅行の特徴のひとつでしょうか。そのあとは、別府のバスターミナル近くの商店街を散策しましたが、これも早朝出発のおかげが、ホテルのチェックインはまだできるはずがなく、キャリーバックを引きずりながらの観光でした。そして、その商店街の中の食堂で大分名物、「鳥の天ぷら」を食べました。それから、この日のハイライトである、大分の水族館「うみたまご」とサルで有名な高崎山公園に行ってきましたが、「うみたまご」では本物のセイウチと記念撮影ができたり、高崎山公園のサルは餌付けはしていますが、野生なので自由にうごき、海を眺めるロマンチックなサルもいました。どちらも、地方らしく自由奔放で面白かったです。ちなみに、「うみたまご」と高崎山公園の中間には情報館があり、大分県各地のパンフレットが置いてあって、今回行かなかったいつか行きたいところのパンフレットをもらいましたが、ここには「のり塩ソフトクリーム」という珍味があって、もちろんこれも食べました。さて、この後でホテルにチェックインしてキャリーバックを置いてから身軽に大分市内を観光することになりますが、まずは新川にある天然温泉に行きました。別府はもちろん、大分も温泉大国で、そこで思わぬ長湯をしましたので、そういうこともあって九州が改めて温泉大国であることを感じました。さて、温泉に入ってさっぱりしてからは、市内のアーケード街にある海鮮食堂にはいり、大分県南部で獲れた魚の刺身とアジフライをカボスのハイボールと合わせて楽しみました。僕は一連の飛行機の旅行を「修学旅行のやり直し」と位置づけていますが、このように大っぴらに酒が飲めるのは、本物の修学旅行では絶対に味わえないことです。その後、ホテルに戻るまでにアーケード街を散策しましたが、大分のような地方都市には地下街のような逃げ場がなく、6月の暑い夜を思いっきり体感できました。そうした中、行き交う人々は活気があって、地方で貧しくてもエネルギッシュでまるでメキシコやブラジルにいるみたいでした。都会の病的なストレスが渦巻く雰囲気とはまったく対照的です。あ、すいません。これを書いている間に急用ができましたので、ここでいったんアップして、続きは帰ってから改めてアップさせていただきますね。
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