またまた麻生内閣の支持率が低下。日テレの調査では9.7%、朝日新聞では14%、一番高い支持率でも共同通信社の前回より1.1%下げて18.1%。この数字は、あの小泉さんの麻生批判が少なからず影響しているだろう。
が、当のご本人の小泉さんはといえば、言いたいことだけ言って周囲の大騒ぎを尻目に、その翌々日の14日にはロシアへ行ってしまった。16日はモスクワ市内観光と、本場のオペラを見てご満悦だったとか。20日にならないとお帰りにならないそうだが、自分の発言の余波をどう見ているのだろうか。
民主党は小泉さんの動向を見極めてからというわけで、参議院での第2次補正予算関連法案の採決を20日以降に延ばすという。これでまた法案の成立は遅れることになる。国民生活を置き去りにして何をやっているのか、まったく「笑っちゃうほどあきれる」。それにしても引退すると決まっている人なのに、まだまだ小泉さんの神通力は衰えてはいないのには驚いた。
こう支持率が下がると、予算成立後に解散・総選挙というシナリオはオジャンに、もう麻生さんの選択肢は、任期満了まで延命を図り好機を探るか、退陣するかのどちらかだそうだ。しかし、歯軋りしたいような気分で9月まで待たなければならない国民としては精神衛生上、誠によろしくない。
その上、今度は中川財務・金融相が大失態をやらかした。こともあろうにその醜態はテレビを通して世界中に発信されたのだ。これには本当におどろいた。「風邪薬を飲んで体調不良だった」そうだが、それならそれで会見を延ばすとか、何らかの対処の仕方があったろう。また、周りには随行者がいただろうに、中止させることもせず17分間も黙ってみていたとは、これにもあきれている。
この中川さん、酒豪で知られているそうで、2000年総選挙の活動中にテレビに泥酔した姿を映し出されるなど、たびたび深酒で失態をやらかしていたらしい。そういえば、この人の話し方はいつもボソボソと言いよどむことが多く、力強さがまったく感じられない。今にして思えば、これも深酒で思考回路がマヒしていたのだろうか。
私も鼻炎がひどい時は薬を飲んでいるし、聞かなかったら二度飲むこともある。確かにこういった薬は我慢できないような眠気に誘われる。が、しゃんとしなければと緊張すれば、ろれつが回らなかったり言うことを間違えるなど、思考をさまたげるほどの症状が出たことはない。あれは明らかに酩酊状態である。
中川さんは、28日の衆院本会議で財政演説の一部を読み飛ばしたり、読み間違えたりで26箇所の速記録訂正を申し出たという失態があったばかり。だが、ご本人は11日に開かれた祝典のあいさつで、「首相が言い間違えたとか、中川が言い間違えたとか、定額給付金を(首相や閣僚が)もらうのか、もらわないのかとか、そんなことはどうでもいいだろうと思っている」。「政府も与党も日本の経済をどうやってよくしようかと必死に頑張っているので、言い間違いもあるだろう」と強調。そして、「国が一致団結して(景気浮揚のために)戦わないといけないときに、後ろを向いて『言い間違えてごめんなさい』と言っている間に、戦いがおかしくなったら皆さんに申し訳ない」と語ったという。それほど真剣に戦っているにしては危機感や緊張感が全く感じられないのはどうしたことだろう。
この中川さんも二世議員である。農相まで務めた父親の中川一郎さんは自ら命を絶ったが、その意志を継ぎ数々の要職を経て大成したというのに、ここでつまずいては泉下の父上も嘆かれるだろう。野党は問責決議案を出すそうだが、与党は無視するという。だが、罷免されるより、ここは潔く自分から辞職を願い出るのが本当の謝罪だと思うのだが、麻生さんは続投させるという。しかし、麻生さんもよく考えねば…。安倍さんのように、不祥事を起こした閣僚を罷免するタイミングを間違えたために政権運営や支持率に大きく影響し、結局、総理の椅子を投げ出す破目になったことを…。
16日朝のTBSの情報番組「朝ズバッ!」に出演した森元総理が、「マスコミが仰ぎすぎるからいけない。もうちょっと、騒がないで見てあげてほしい」と、麻生さん支持を訴えたが、もう手遅れだ。麻生さんは「日本が一番傷が浅い」、「それほど大変じゃない」などとお気楽なことを言ってきたが、震源地のアメリカ以上に、主要国中でもっとも傷が深かったというこの状況をどう考えているだろうか。一国の総理と、一番肝心な財政・金融を担当する大臣がこのありさま、こんなみっともない、情けない国は他にはない。
今朝のわが購読紙に、「国民生活を置き去りにした政府与党内のドタバタ劇は日替わりメニュー」とあった。おかげで私はブログのネタに事欠かないが、今は喜んでいる場合じゃあないんだよね。
が、当のご本人の小泉さんはといえば、言いたいことだけ言って周囲の大騒ぎを尻目に、その翌々日の14日にはロシアへ行ってしまった。16日はモスクワ市内観光と、本場のオペラを見てご満悦だったとか。20日にならないとお帰りにならないそうだが、自分の発言の余波をどう見ているのだろうか。
民主党は小泉さんの動向を見極めてからというわけで、参議院での第2次補正予算関連法案の採決を20日以降に延ばすという。これでまた法案の成立は遅れることになる。国民生活を置き去りにして何をやっているのか、まったく「笑っちゃうほどあきれる」。それにしても引退すると決まっている人なのに、まだまだ小泉さんの神通力は衰えてはいないのには驚いた。
こう支持率が下がると、予算成立後に解散・総選挙というシナリオはオジャンに、もう麻生さんの選択肢は、任期満了まで延命を図り好機を探るか、退陣するかのどちらかだそうだ。しかし、歯軋りしたいような気分で9月まで待たなければならない国民としては精神衛生上、誠によろしくない。

その上、今度は中川財務・金融相が大失態をやらかした。こともあろうにその醜態はテレビを通して世界中に発信されたのだ。これには本当におどろいた。「風邪薬を飲んで体調不良だった」そうだが、それならそれで会見を延ばすとか、何らかの対処の仕方があったろう。また、周りには随行者がいただろうに、中止させることもせず17分間も黙ってみていたとは、これにもあきれている。

この中川さん、酒豪で知られているそうで、2000年総選挙の活動中にテレビに泥酔した姿を映し出されるなど、たびたび深酒で失態をやらかしていたらしい。そういえば、この人の話し方はいつもボソボソと言いよどむことが多く、力強さがまったく感じられない。今にして思えば、これも深酒で思考回路がマヒしていたのだろうか。
私も鼻炎がひどい時は薬を飲んでいるし、聞かなかったら二度飲むこともある。確かにこういった薬は我慢できないような眠気に誘われる。が、しゃんとしなければと緊張すれば、ろれつが回らなかったり言うことを間違えるなど、思考をさまたげるほどの症状が出たことはない。あれは明らかに酩酊状態である。
中川さんは、28日の衆院本会議で財政演説の一部を読み飛ばしたり、読み間違えたりで26箇所の速記録訂正を申し出たという失態があったばかり。だが、ご本人は11日に開かれた祝典のあいさつで、「首相が言い間違えたとか、中川が言い間違えたとか、定額給付金を(首相や閣僚が)もらうのか、もらわないのかとか、そんなことはどうでもいいだろうと思っている」。「政府も与党も日本の経済をどうやってよくしようかと必死に頑張っているので、言い間違いもあるだろう」と強調。そして、「国が一致団結して(景気浮揚のために)戦わないといけないときに、後ろを向いて『言い間違えてごめんなさい』と言っている間に、戦いがおかしくなったら皆さんに申し訳ない」と語ったという。それほど真剣に戦っているにしては危機感や緊張感が全く感じられないのはどうしたことだろう。
この中川さんも二世議員である。農相まで務めた父親の中川一郎さんは自ら命を絶ったが、その意志を継ぎ数々の要職を経て大成したというのに、ここでつまずいては泉下の父上も嘆かれるだろう。野党は問責決議案を出すそうだが、与党は無視するという。だが、罷免されるより、ここは潔く自分から辞職を願い出るのが本当の謝罪だと思うのだが、麻生さんは続投させるという。しかし、麻生さんもよく考えねば…。安倍さんのように、不祥事を起こした閣僚を罷免するタイミングを間違えたために政権運営や支持率に大きく影響し、結局、総理の椅子を投げ出す破目になったことを…。
16日朝のTBSの情報番組「朝ズバッ!」に出演した森元総理が、「マスコミが仰ぎすぎるからいけない。もうちょっと、騒がないで見てあげてほしい」と、麻生さん支持を訴えたが、もう手遅れだ。麻生さんは「日本が一番傷が浅い」、「それほど大変じゃない」などとお気楽なことを言ってきたが、震源地のアメリカ以上に、主要国中でもっとも傷が深かったというこの状況をどう考えているだろうか。一国の総理と、一番肝心な財政・金融を担当する大臣がこのありさま、こんなみっともない、情けない国は他にはない。

今朝のわが購読紙に、「国民生活を置き去りにした政府与党内のドタバタ劇は日替わりメニュー」とあった。おかげで私はブログのネタに事欠かないが、今は喜んでいる場合じゃあないんだよね。

きっと、レディーさんも怒ってると思ったんだ~(笑)
中川さんて、アル中の噂もあるらしいですね。
だとしたら、病気ですよね。
大臣になったから、「朝からお酒」をやめたそうで、そのせいで昼にお酒がずれこんだって!
私はなんだかおもしろいような、かわいそうな気がしてきましたよ・・・
お久しぶりです。
ええ、最近は怒っているばかりで、頭から湯気が出ています。
中川さんはアルコール依存症だそうですね。こんな人が日本の経済政策に関与しているなんで、怖いですよね。
お父さんが非業の死を遂げて、ようやく父親を越えるまで出世したのに、もう政治家としてはこれ以上は望めませんね。
でも、奥さんだけは「がんばれー」と大きな声援を送っていましたね。持つべきものは妻でしょうか。