骨密度だけでなく骨質強化も！・・・

　12月17日は６ヶ月ごとに行われる骨密度測定の日だった。腰椎と大腿骨の骨密度を測定するのだが、その結果は下表のとおり。

　腰椎の方は、期待通り徐々に高くなっている。が、大腿骨の方は昨年８月に初めてやった検査結果より低くなっているのには大ショック！　朝起きてすぐのストレッチとウオーキングに90分。そして夕方、筋トレとエアロバイク漕ぎに約80分、1日３時間近く運動しているのに…。これだけ頑張っているのだから骨密度上昇に絶対効果あり、と毎回期待しては裏切られている。
　担当医曰く、「骨密度も大事だが、骨質も大事。強い骨を作るためには栄養と運動が必要。筋肉を鍛えて骨を強くすること」という。

　骨粗しょう症の予防には、カルシウムを多く取って骨量（骨密度）を増やすことが大切と言われれるが、近年、骨量が平均より多いのに大腿部骨折などを起こす人が目立っている。その原因には「骨質」に違いがあることが分かったという。
　骨の成分はカルシウムとコラーゲンというタンパク質との組み合わせによってできている。骨量と骨質…この２つの違いは、骨の構造を鉄筋コンクリートの建物に例えると、カルシウムはコンクリートに当たり、コラーゲンは鉄筋に当たる。建物は、コンクリートの量だけを増やしてもダメで、鉄筋で強化することで、はじめて頑丈になるのである。
　それと同じように、骨を強くするにはカルシウムで骨量を増やすだけでなく、コラーゲンで骨質を高めることが必要。つまり、「骨量（骨密度）＋骨質＝骨の強さ」ということだそうだ。
　私も、大腿骨の骨密度がなかなか上がらないことに落胆しないで、骨の質を高めるよう栄養や運動に注意しよう。 

　先月末に血液検査をした。その結果、30近くある検査項目で基準値を超えるものは中性脂肪（基準値40-149）だけで、171と少し高い。その他はすべて基準値に対しての評価「低＜正＜高」の「正」にマークがついている。「いいですね。長生きできますよ」という医師のお墨付きはうれしいよりもがっくり！　今の状態が死ぬまで続くのなら長生きもいいが、年々、頭も身体も衰えてゆくのを防ぐ手立てがあろうはずはない。
　３日前から風邪気味で早朝ウオーキングはお休み。年末年始にひどくなっては困るので医院で薬をもらって飲んでいる。「バカは風邪を引かない」で、何十年も風邪を引いたことがなかったのに、春先と今冬の２回も風邪を引いた。今年は後期高齢者となった節目の年、年々ガタが来ている証拠であろう。内臓や血液に異常がなければ早死にはないが、それでも「ピンピンコロリ」と逝けるように、朝晩の運動と食事に気を付けて、来年も頑張ろうか！ 

この１年、拙文のブログをご覧いただきまして有難うございました。
皆様、どうぞよき新年をお迎えくださいますよう祈念いたします。
来年もよろしくお願いいたします。